カルトワイン・カユースの上級キュヴェ『ホースパワー』

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こんにちは♪
オンラインワッシーズ ひのみです。

本日は、知ってみると飲んでみると
印象がガラリと変わった、とっておきのワインのご紹介です。

☑ 数日かけてじっくり楽しめるワインをお探しのお客さま
☑ 塩味やミネラルがぐっと引き立った味わいが好きな方

には、きっと刺さるはず・・・!

ホースパワー ヴィンヤーズ とは

『ホースパワー』 は、天才ヴィニュロン
クリストフ・バロンさんが、ワラワラヴァレーで設立したワイナリーです。

カユースとホースパワーを造る天才ヴィニュロン、クリストフ・バロン氏

彼のワインで知名度が高いのは、最初に立ち上げた『カユース』

そして、今回の主役であるホースパワーは
フラッグシップの10年後にリリースされ、クリストフさん自身が
「カユースの上級キュヴェ」と位置付けるブランドです。

ホースパワーの畑のブドウは全てビオディナミで栽培され、
除草剤や化学肥料、殺虫剤などは一切使用していません。

また、トラクターが畝の間を通れないほどの 密植が非常に特徴的で
ひづめに専用農機具を纏った、力持ちの荷馬が畑を耕しています。

ワラワラでローヌ品種を開花させた、クリストフ・バロン

ピノノワールに魅せられ、元々は世界中を巡ってピノの最適地を探し求めていた
クリストフさんの運命を変えたのは、ソフトボール大の丸石がゴロゴロと転がる土地。

ワラワラで出会ったその場所は、仏ローヌ地方の
「シャトー ヌフ デュ パプ」を彷彿とさせる個性的なテロワールを有していました。

丸石がゴロゴロと転がる、カユースやホースパワーの畑

のちにAVAとして認可され、通称「ザ・ロックス」と呼ばれるようになったこの産地は
現在、シラーやグルナッシュなどの品種にとって世界有数の銘醸地として注目を集めています。

これまで誰も気付かなった可能性を見出し、ハイクラスなワイン産地として
開花させた人こそがクリストフ・バロンさんなのです。

石に覆われた ホースパワー の畑は、水捌けが良く通気性に富んでいます。
また土壌が痩せていることから、ブドウは地中深くへ根を伸ばし
ミネラル分を多く含んだ地下水を吸収できることがポイント!

さらに、この丸石は日中の太陽熱を蓄えて
土壌に効率よく熱を伝えることで、ブドウの成熟に貢献しています。

ホースパワーを物語る3つの “ウマ”

【馬】が耕す極めて密植の畑

クリストフ・バロンさんは、仏シャンパーニュで300年以上続く
『シャトー ティエリ』に生まれた生粋のワイン栽培者。
ワインメーカーであると同時に農家であることに誇りを持っています。

彼が一目惚れした最初の土地は元々、荒れ果てたサクランボ農園でした。

やっとの思いで2haの土地を手に入れた当初は
「狂ったフランス人だ・・・あんな石ころだらけの場所を開墾したって、
 機材が壊れて時間もお金も無駄にするだけなのに・・・」
と、周囲に不思議がられていたそうです。

それでも、ワラワラの地にローヌ品種の可能性を見た、彼の突き進む道はブレません。

ローヌ / コート ロティに広がる急斜面の畑にヒントを得て
株仕立ての畑を完成させました。

極めて密植であることから、馬のチカラを借りて畑を耕すホースパワー

石があるため足場が悪く、最も狭いところだと0.9mしかない畝間の
畑を耕すのに活躍してくれるのが、馬たち。
これは、故郷シャンパーニュでクリストフさんの
おじいちゃんが行っていた方法であり、全米初の試みとなりました。

馬が一番しんどい仕事をやってくれるから、と敬意を込めて
このブランドは、ホースパワー と名付けられたのです。

どのメディアからも称賛を受ける【巧さ】

クリストフさんは、2016年にワイン スペクテーターの
巻頭特集を飾った時点で、同誌において90点以上評価のワイン91本、
最高傑作にあたる95点以上のワイン28本を造っています。

またスペクテーターのみならず、さまざまな媒体で偏りなく95点以上の高得点を
獲得し続けているのがスゴイところ!!!

2016年にワインスペクテーターの巻頭特集を飾ったクリストフ・バロン氏

これだけ高く評価され、カルト化したワインの場合
3倍4倍に値段が跳ね上がることも珍しくありません。

その実力と、目玉が飛び出るほどではない価格を秤にかければ
ホースパワー の値打ちは群を抜いていると言えます。

ちなみに・・・

ワイナリーの家庭に生まれた彼が、本格的に
仕事を手伝うようになったのは、12歳になった頃。
叔父が経営する『シャンパーニュ バロン アルベール』での経験でした。

15~16歳を迎える頃にはすでに、畑の責任者と一緒になって
スタッフを指導する役目を担っていたのだとか。

栽培と醸造の学校を経て、ブルゴーニュをはじめとするフランス内や
国外のあらゆるワイン産地に足を運んだ経験が、彼の血肉となっています。

ひたすらに【旨さ】を突き詰めて、辿り着いたビオディナミ

クリストフさんは、ワラワラに辿り着く前から
いつか自分の畑を持ったときには、ビオディナミで耕作しなければと強く思っていました。

その理由は、彼の造りたいワインは「ミネラルが多く、緊張感があって力強いワイン」だったから。

従来の栽培、オーガニック、ビオディナミのワインを沢山飲み比べる中で、
ビオディナミが必要不可欠であると明確な答えを持っていたためです。

全てビオディナミで栽培されている、ホースパワーの畑

これだけのカードが出揃っていますが、意外なことに
彼の畑はDemeterなどのビオディナミ団体から認証を受けていません。

それは、多額の更新費にお金を使うよりも、家族やワイナリーのスタッフとともに
おいしいワインや食事を共にするほうがはるかに大切だという考えから。

また、法律でがんじがらめのワインから解放されたくて移住したんだから
自分のやり方を貫きたい!という気持ちもあるようです。

しかし、ホースパワー の取り組みが
環境にも優しいワイン造りであることは、紛れもない事実です。

数量限定入荷!ホースパワーのおすすめワイン

「新世界のシラー/シラーズ」と大雑把に括ってしまうと、
果実味の濃いワインが頭に浮かびませんか?

恥ずかしながら私自身、実際に飲むまでは
間違ったイメージを抱いていました。

(パワーとか付いてて、名前からして強そうだし・・・

しかし、ホースパワーのワインはビオディナミの副産物として、アルコール度数も概ね13%台で
果実味よりも、塩味やミネラルに焦点があった旨味系ワインです。

クリストフさんによると、8~15年ほど熟成できるように造っていて、
少なくとも 4~5年は瓶熟成させてもらうのがおすすめとのこと!

カルトワイン・カユースの上級キュヴェ『ホースパワー』
狙い目は熟成シラー

ホースパワー ヴィンヤーズ シラー ザ トライブ ヴィンヤード [2016]
★ワイン アドヴォケイト:98点
★ワイン エンスージアスト:96点
★ジェームス・サックリング:95点

燻製肉や黒オリーブ、挽いたコショウ、すみれなどのアロマが
幾重にも層をなす奥深い味わいの1本です。

ホースパワー ヴィンヤーズ シラー シュール エシャラ ヴィンヤード [2015]
★ワイン アドヴォケイト:98点
★ワイン エンスージアスト:96点
★ジェームス・サックリング:95点

バラのドライフラワー、すみれ、ビターココアの香りに始まり
グリルにした肉などの風味も現れます。
フルボディでありながら、フィネスを感じられる1本。

ピノ好きを虜にするグルナッシュ

ホースパワー ヴィンヤーズ グルナッシュ シュール エシャラ ヴィンヤード [2018]
★オーウェン・バーグリーン:100点
(※VinousおよびDecanterの元編集者・ワシントン/オレゴンを含む米国ワインのエキスパート)

★ワイン アドヴォケイト:96+点
★ワイン スペクテイター:93点
★ワイン エンスージアスト:95点
★ジェブ・ダナック:96+点

数種のワインを飲んだ中で、わたしが最も衝撃を受けたのは
色気が凄まじいグルナッシュでした。

ザクロの果実味があり、グリーンオリーブや
トリュフを思わせる旨味感溢れる風味と、
サンダルウッドの上品なアロマが見事に融合しています。



昨年、ワッシーズが運営するレストランにて、
ホースパワー4種をご提供するワイン会を開催したところ

「今日飲んだワイン、全部ちょうだい!」

と、コンプリート買いしてくださるお客さまがいらっしゃいました。

馬とともに造るこのワインは、一度飲んだら忘れられず
魅了されてしまう “巧くて旨い” ワインです。

『ホースパワー』すべてのワインはこちらから

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