こんにちは♪
オンラインワッシーズ ひのみです。
本日ピックアップするのは、待望の日本入荷となり
今わたしたちが猛烈におすすめしたいワイナリー。
実は つい先日、当店主催ワイン会のゲストとして
お越しくださった生産者さんなのです・・・!
輸入元サイトにも載っていない、直接伺ったお話も交えながら、
有り余る魅力をお届けいたしますね♪
センシーズ ワインズ とは
『センシーズ』 は、ソノマコースト沿岸部・オクシデンタルで生まれ育った
幼馴染によって、2011年に設立されました。
ワイナリーを立ち上げたメンバー3人は、写真右から
◆業界大手ジャクソン ファミリーなどの企業戦略に携わった経験を持つ
クリストファー・ストライターさん
◆銘醸畑「B.A.ティエリオット」のオーナー夫妻の元に生まれた
マックス・ティエリオットさん
◆知る人ぞ知る畑「ヒルクレスト」オーナー夫妻のご子息である
マイルス・ローレンス=ブリッグスさん
青年時代はバラバラに過ごした彼らでしたが、22歳を迎える頃に集結。
「故郷オクシデンタルのテロワールを真に映し出したワインを造りたい!」
という熱意をもって、 100ケースのガレージワインから夢を実現させました。
それぞれの家族がブドウ栽培家であるため
新規参入が容易でない、誰もが羨む最高級の畑との縁故を
最初から持っていた稀有なワイナリー。
畑、そして人との繋がりこそが、センシーズの最大の資産です。
センシーズと、彼らの家族が所有する3つの畑
センシーズ の本拠地オクシデンタルでの栽培は、
冷たい太平洋からの霧や風による影響が大きく、
いい年でも収量は2t/エーカーほどに留まるそうです。
また年ごとの収量のバラつきというリスクは不可避で、
2022年は0.9t/エーカーほどしか収穫できなかったとのこと。
しかしながら、ここは キスラーが手掛けるオクシデンタル ワインズ や、
プラット ヴィンヤードに代表されるように
素晴らしいブドウを育むことで高名なワイン産地なのです。
ヒルクレスト ヴィンヤード
マイルス家が所有する ヒルクレスト は
オクシデンタルからほんの少し内陸に入ったグリーンヴァレーにある畑です。
元々は、歴史あるシャルドネの畑でしたが、
2005年にピノノワールへと植え替えられました。
ブドウは リトライ 、フラワーズ 、ギャリー ファレル などに販売されています。
B.A. ティエリオット
マックス家が所有する B.A.ティエリオット は
オクシデンタルにある、ソノマコースト屈指のプレミアムな畑です。
1989年に植えられたシャルドネの最初の区画は
ダットン ランチの故ウォーレン・ダットン氏が手掛けました。
ブドウは ランドマーク、ウィリアムズ セリエム 、リトライ
などに販売されており、毎年一貫して高得点ワインが生まれています。
ボデガ ティエリオット
ボデガ ティエリオット は、創設メンバーのマックス・ティエリオットさんが新たに購入した畑です。
3人でゼロから植樹を始めて、2016年に基盤が整いました。
オクシデンタル ワインズの畑に隣接。
高得点連発エリアに位置し、良いワインになることが
約束されていると言っても過言ではない好立地となっています。
ピノノワールは一般的に、複雑味を出すため複数クローンを植えるパターンが多い中、
この畑がユニークな点は、カレラクローン単一であること。
風の強いオクシデンタルの地では、カレラクローン特有の
力強さや凝縮感が、いい塩梅にやわらぐのだそうです。
醸造家トーマス・リヴァース・ブラウンとの出逢い
畑だけでも豪華すぎるというのに・・・!
センシーズ のワインメイキングを担うのは、
スター醸造家のトーマス・リヴァース・ブラウンさんであることも特筆すべき点です。
シュレーダー を筆頭に、パーカー満点ワインを
20回以上生み出している天才醸造家の元には、
コンサルだけでも力を借りたいと熱望する人が常に列をなしています。
そんな中、センシーズにおいては、多忙なトーマスさんが
自らワイン造りを申し出るという異例の “逆オファー” があったのだそう。
このミラクルも、畑が繋いでくれたご縁のひとつなんだよ、と教えていただきました。
当初は「濃厚なナパカベルネで評価の高いトーマスと、
僕らが造りたい繊細な味わいはマッチするのだろうか…」と
正直少しだけ心配だったと、クリストファーさんは振り返ります。
しかし実際には、トーマスさんのブルゴーニュ品種に対する
専門知識も秀抜であり、目指す方向性が一致。
2013年よりワインメーカーとして、迎え入れることとなりました。
そして彼らは現在、ビジネスパートナーの枠に収まらず
素晴らしい友人として、共にワインを造っています。
ちなみに、新しい自社畑を購入する際にはトーマスさんも半分出資してくれたのだそう。
彼のプライベートブランドである、リヴァース マリー においても
同時期に、ボデガ ティエリオット ピノノワール がリリースされています。
かねてから、注目の的だったセンシーズ!
先日のワイン会にお越しくださったのは、
創設者のひとりであり、リーダー的存在のクリストファーさんです。
長くなってしまったので、イベント当日のお話はまた次の機会に…♪
実は、センシーズ のワインは
昨年までとあるワインショップさんが単独で輸入なさっていました。
試飲会などで運よく飲む機会に恵まれたスタッフは
「センシーズ めっちゃ良かった!」
「ウチでも取り扱えたらなぁ…」と口を揃えていたのです。
だから今回、皆さまにご紹介できることが本当に嬉しい!!!
とは言え、どれも日本への入荷数僅少のキュヴェばかりです。
ぜひお早めに入手してくださいね。
センシーズのおすすめワイン
さて、ここからは
センシーズの宝物である、3つの自社畑のワインをご紹介します。
Senses Pinot Noir Bodega Thieriot
センシーズ ピノノワール ボデガ ティエリオット ヴィンヤード
ウエスト ソノマ コースト [2021]
★ワイン アドヴォケイト:95点
★ジェブ・ダナック:98点
★リサ・ペロッティ・ブラウンMW:96点
小粒で果皮の厚いブドウから生まれるのは、
熟したタンニンを持つ、フルボディのピノノワールです。
ジューシーなのに、重さは感じさせない口当たりで
すみれやラベンダー、ナツメグの香りが立ち上ります。
植樹からわずか 5~6年、また今回がファーストヴィンテージであるにも関わらず、
すでに頭角を現している魅惑のピノノワール。
数多のハイクラスなワインを造るトーマスさんも
2021年のベストワインだと太鼓判を押しています。
Senses Pinot Noir Day One
センシーズ ピノノワール デイ ワン ソノマ コースト [2021]
★ワイン アドヴォケイト:94点
★ジェブ・ダナック:96点
★リサ・ペロッティ・ブラウンMW:97+点
ワイナリーを設立した3人が、初めて造った銘柄がこちら。
マイルス家が所有する畑、ヒルクレストのブドウが使用されています。
赤いベリーの果実味と、オレンジピールや小梅のニュアンスがあり
フレッシュさと華やかな余韻が印象的なピノです。
Senses Chardonnay B.A. Thieriot
センシーズ シャルドネ B.A. ティエリオット ヴィンヤード ソノマ コースト [2021]
★ワイン アドヴォケイト:92点
★ジェブ・ダナック:98点
★リサ・ペロッティ・ブラウンMW:97点
マックス家が所有する畑、B.A.ティエリオットのブドウを使用。
トロピカルフルーツやコムハニーの香りと、豊かな酸、
潮のニュアンスが感じられるリッチなシャルドネです。
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傑出の畑は、凄腕醸造家によってさらなる高みへ。
飲む価値しかないワインが、ここにあります。
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