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こんにちは♪
オンラインワッシーズ ひのみです。
本日は、ウエストソノマコーストを代表するワイナリーをピックアップ♪
キーワードは「美しさ」
響きのみならず、味わいも美しいワインたちです。
フラワーズ ヴィンヤーズ & ワイナリー とは
![フラワーズの創業者 ウォルト&ジョアン・フラワーズ夫妻](https://winestore.jp/blog/wp-content/uploads/2024/02/02-1.jpg)
ソノマコースト最西端、太平洋からの距離わずか約3km。
険しい海岸沿いの尾根に畑を構える『フラワーズ』 は
苗木屋を営んでいた、ウォルト&ジョアン・フラワーズ夫妻によって設立されたワイナリーです。
寒流の影響を強く受けるため、ブドウ栽培には寒すぎるエリア。
かつては誰も見向きもしなかった、この地の可能性にいち早く気付き
海霧を越える高地を切り拓くことで栽培を可能にしたのが、フラワーズ夫妻でした。
![ソノマコースト沿岸部のパイオニア フラワーズの畑](https://winestore.jp/blog/wp-content/uploads/2024/02/01-1.jpg)
当時は なんともクレイジーな発想だと、周囲から嘲笑の声も上がったのだそう。
しかし、収穫を迎えたブドウの素晴らしさをもって、そんな否定的な声には
すぐさま終止符が打たれることとなりました。
フラワーズの2つの自社畑
30年以上に渡り、究極の地でブドウと向き合う
フラワーズが目指すのは “真のソノマコースト” の表現。
海岸由来のミネラルを携えた、ピノとシャルドネからは
エレガントでバランスに優れたワインが生み出されています。
伝説の畑、キャンプ ミーティング リッジ
1991年に植樹された、シャルドネを主体とする畑。
この 最初の自社畑こそが、伝説の【キャンプミーティング リッジ】
シャルドネ王の二つ名で知られる、スティーヴ・キスラー氏が
惚れ込んだことで一躍有名になった畑です。
![フラワーズの自社畑 キャンプ ミーティング リッジ のシャルドネ](https://winestore.jp/blog/wp-content/uploads/2024/02/05-1-1024x768.jpg)
太平洋から約3.5kmの距離にありながら、標高は約350~440mと
海霧より高い位置に拓かれているため、充分な陽光を浴びることができます。
それにより、豊かなフレーバーと繊細なミネラルを持つシャルドネが育まれています。
▼単一畑 キャンプ ミーティング リッジ のラインナップはこちら
さらに海から近い畑、シー ヴュー リッジ
シー ヴュー リッジ は、1998年に植樹されたピノノワールが主体の畑。
![フラワーズの自社畑 シー ヴュー リッジ のピノノワール](https://winestore.jp/blog/wp-content/uploads/2024/02/06-1024x768.jpg)
太平洋から約2.9km。太平洋だけでなく、サンフランシスコ湾まで見渡せる場所で
標高はさらに高く、約430~570mのところにあります。
若い火山性土壌からは、口当たりの良さや円みがもたらされます。
緻密な土壌分析により、フラワーズは次のフェーズへ
夫妻がご高齢のため引退した2008年以降は、
チリにルーツを持つ、名門ヒュネイアス・ファミリーによって
フラワーズ の畑とワイナリーが引き継がれています。
彼らは、この比類なき果実の個性をさらに輝かせるため、
オーガニック農法 及び バイオダイナミック農法を開始しました。
質の高いブドウを最大限に活かし、ワインは天然酵母で発酵させたのち
新樽控えめで仕立てられます。
![自社畑の土壌の微細分析に取り組む、フラワーズ](https://winestore.jp/blog/wp-content/uploads/2024/02/04-1-1024x768.jpg)
画像引用元:Flowers Vineyards and Winery facebook
また、チリから持ち込んだ電気伝導度の測定技術を駆使し、
土壌層の微細分析にも取り組み始めました。
海岸沿いの尾根に由来する、多彩な土壌の特徴を最小単位まで分析する過程で
フラワーズのワインは、年々 進化し続けているのです。
フラワーズを更なる高みへ導いた醸造家、シャンタル・フォーサン
2012年から フラワーズ の醸造責任者を務めるのは、シャンタル・フォーサンです。
![フラワーズのワインメーカー シャンタル・フォーサン女史](https://winestore.jp/blog/wp-content/uploads/2024/02/03-1.jpg)
彼女は『ボニー ドゥーン』の設立者、鬼才ランドール・グラハム氏の元で
アソシエイト・ワインメーカーとして働き、バイオダイナミック農法と
テロワール主義のワイン造りを学びました。
その後、『クオーツ リーフ』 や『リース ヴィンヤーズ』 で見識を深めています。
これらの経験から、フラワーズのワイン造りにおいても
醸造段階での介入は最小限に抑え、ブドウの個性を引き出すことを大切にしています。
「最小限の介入」という言葉は、一見すると
自然のチカラに頼ったワイン造りを指すように捉えられることもあります。
しかし、“手を出さない・放任” とは全くの別物であると シャンタルさんは明言しています。
険しい環境下、化学肥料を使わず、灌漑もせずにブドウを育てるためには当然、より多くの人手や下準備が必要。
また醸造時にも細やかな注意が欠かせません。
ここでのワイン造りは、まさに醸造家の手腕が問われる場面の連続と言えます。
まずはソノマコースト・シリーズから♪ フラワーズのおすすめワイン
そんな フラワーズ の好きなところを個人的に挙げるならば、
余韻の美しさ。この一言に尽きます・・・!
スタンダード品のAVAシリーズにおいても、存分に格の高さを味わえるワインが揃っています。
![ウエストソノマコーストを代表する大人気ワイナリー フラワーズ](https://winestore.jp/blog/wp-content/uploads/2024/02/07.jpg)
FLOWERS Pinot Noir Sonoma Coast
フラワーズ ピノ ノワール ソノマ コースト [2021]
★ワインスペクテイター:93点
★2023年ワインスペクテイターTOP100入り
自社畑シーヴュー リッジの特徴を活かした、お花の香りとミネラル感が魅力的な1本です。
FLOWERS Chardonnay Sonoma Coast
フラワーズ シャルドネ ソノマ コースト [2021]
★ワインスペクテイター:92点
自社畑キャンプミーティング リッジの果実も使用。
リッチだけど諄くない味わいで、豊かな風味に驚かされる逸品です。
FLOWERS Rose Wine Sonoma Coast
元々はメーリングリストでしか買えなかった限定品!
野花を摘んで束ねたような、たおやかな味わい。(← わたしのイチオシです^^)
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お客さまにもスタッフにも、絶大な人気を誇るフラワーズ。
百聞は “一飲” にしかず。
飲めばきっと、人気の理由を感じていただけるはずです。
![カリフォルニアワインのオンラインワッシーズ ソノマワイン特集](https://winestore.jp/blog/wp-content/uploads/2022/02/sonoma-bn.jpg)
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