ウニコの最良樽から生まれる、スペイン伝統のマルチヴィンテージ・ワイン。
ボデガス・ベガ・シシリア「ウニコ レセルバ・エスペシアル」は、スペインワインの歴史に深い敬意を捧げる、ヴィンテージ表記を持たない特別な赤ワインです。
かつてスペインでは、優れたワイナリーが各収穫年のワインとは別に、最良年のワインを取り分けてブレンドし、「レセルバ・エスペシアル」として瓶詰めする伝統がありました。ベガ・シシリアは、現在ではほとんど見られなくなった、この高級スペインワインの伝統を守るため、1965年からこのワインを造り続けています。
使用されるのは、ベガ・シシリアを代表する偉大なワイン「ウニコ」の中でも、特に優れた樽のみ。複数のヴィンテージを組み合わせることで、単一年では表現しきれない奥行きと調和、そしてベガ・シシリアならではの揺るぎないスタイルを描き出しています。
この2026年リリースは、2011年、2012年、2014年のウニコを、それぞれおよそ3分の1ずつブレンド。通算で木樽での熟成期間が10年を超えるため、リリース時点からすでに深い熟成感と複雑味を楽しむことができます。
レセルバ・エスペシアルは、複数の年、個性、経験、そして想いが重なり合う、まさに「伝統へのオマージュ」。ウニコの複雑さを、異なるヴィンテージによってさらに幾重にも重ね合わせた、ベガ・シシリアの本質を映す唯一無二のワインです。
アルコール度数:14.5%。
■ワイン誌「ワイン・アドヴォケイト」のコメント
【98点】NV ウニコ レセルバ・エスペシアル 2026年リリースは、2011年、2012年、2014年のワインをブレンドして造られています。2025年リリースと似たヴィンテージ構成ですが、今回は2013年の代わりに2014年のワインが使われています。主体となるのはティント・フィノ(テンプラニーリョ)で、少量のカベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドされています。
アルコール度数は例年通り14.5%、pHは3.86、酸度は4.8gです。ワイナリーでは、このブレンドにより熟成したワインを用いようとしており、2011年と2012年は前回と同じ構成で、2014年は2013年より優れたヴィンテージとされています。
これは、ベガ・シシリアらしさを追求するためのブレンドであり、複雑さを備えています。熟成したワインがニュアンスと上品さをもたらし、若いワインがフレッシュさを加えています。味わいは素晴らしく、なめらかで洗練され、上品。タンニンはきめ細かく、非常に美しい仕上がりです。
生産本数はマグナム264本。2022年5月に瓶詰めされました。
飲み頃:2027~2043年
レヴュー:Luis Gutierrez(2026年6月16日)
■ベガ・シシリアについて
「時を味方につける、スペインワインの頂点。」
ボデガス・ベガ・シシリアは、スペインを代表する銘醸地リベラ・デル・ドゥエロに拠点を置く、スペインワインの頂点ともいえる名門ワイナリーです。
その名声は、希少性や格式だけによるものではありません。ドゥエロ川のほとりに広がる特別な土地、厳しい気候、長い時間をかけた熟成、そして自然のリズムを尊重する人の手仕事が重なり合うことで、世界中のワイン愛好家を魅了する独自のスタイルを築いてきました。
ベガ・シシリアが大切にしているのは、「時間」を味方につけること。流行に左右されることなく、土地とブドウの声に耳を傾け、最高の状態になるまで待つという哲学が、ワイン造りの中心にあります。
エステートは約1000haにおよび、そのうち210haがブドウ畑として利用されています。畑は品種、樹齢、土壌の違いに応じて細かく区画分けされ、テンプラニーリョを中心に、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローも栽培されています。ブドウは最低でも樹齢10年を超えてからワイン造りに用いられ、長い時間をかけて培われた畑の個性が、ワインの奥行きと品格を生み出しています。
また、ベガ・シシリアは品質に対して非常に厳格で、求める基準に達しないワインは市場に出さないという姿勢を貫いています。自然、伝統、人の技術、そして時間への敬意。そのすべてが結びついたワインこそが、ベガ・シシリアのスタイルです。
- Bodegas Vega Sicilia Unico Reserva Especial 2026 Release Magnum[NV]
- スペイン/カスティーリャイレオン/リベラデルドゥエロ
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- ティントフィノ(テンプラニーリョ)96%、カベルネソーヴィニヨン4%
- 1500ml