オーストリア/ニュー サウス ウェールズ/ニュー イングランドで唯一人ミニマルなワイン作りに挑戦しているジャレッド ディクソン氏。材木業を稼業としているディクソン一族のバックグラウンドに孤独な闘いを挑む自分自身を、彼はいつしかローンレンジャーとなぞらえる様になりました。
フルーツは、すべて良き友でもあり、狩人でもあり、ブドウ栽培のスペシャリストであるマーク カービィと共にケアするトッパーマウンテンの「放棄されていた」畑。自根のゴブレットが未だ沢山根付くジリーの宝物です。
シャルドネという品種は玉虫色と言いますか、実に様々なスタイルに、トランスフォームする不思議なブドウです。一口飲んだ人間が思わず黙考してしまう様なシャルドネもあれば、長期熟成を念頭に置いて醸造されクローズしたシャルドネもあり、時として、シャルドネとはかけ離れたニュートラルな味わいにも仕上がます。
ジリーが目指したシャルドネはこれらのどのスタイルとも違い、思わずガブ飲みしてしまう様な飲みやすさと複雑さが同居している独自のスタイルです。
醸造プロセスはセミヨンやゲヴュルツトラミネール、他白品種と全く同様。あくまでブドウ品種の個性によって味わいに差異を生じさせようとする試みがジリーの特徴です。
- オーストラリア/ニューサウスウェールズ/ニューイングランド
- スティル ワイン色: 白ワイン
- シャルドネ
- 750ml