このノー・ガールズ ダブル ラッキー #8は、アメリカ/ワシントン州の入手困難ワインであるカユース・ヴィンヤーズや、ホースパワー・ヴィンヤーズなどを手掛ける「バイオニック・ワインズ」の入門編的な赤ワインです!
■ワイン誌ノースウエスト・ワイン・レポートのコメント
「95点」。香りには、ブラックオリーブ、煤(すす)、シャルキュトリー・プレート、ポプリ、ファンク、そしてミカンの果皮やクラシックな石を思わせるニュアンスが感じられます。味わいもその期待を裏切らず、強烈な旨味がぎっしり詰まっています。余韻には、オリーブの風味がたっぷりと広がり、その長さは60秒以上にも及びます。
このワインは、「バイオニック・ワインズのポートフォリオへの入門編」としての意味合いも持ちます。なんと素晴らしい一本でしょう!(投稿者Sean Sullivan)
■ヴィニュロンヌ、エリザベス・ブルシエ氏について
ノー・ガールズを担当するエリザベス・ブルシエ氏は、「バイオニック・ワインズ」の創設者であり、カリスマ生産者であるクリストフ・バロン氏も認める「才女」です。彼女に造るワインは、ワイン・スペクテイター誌で「これまで評価されたワシントンのワインの中で最高のものの一つ」と評されるなど、常に高い評価を得ています!
彼女は、2008年、カユースのラボで働き始め、2010年にはアシスタント・ヴィニュロンヌに昇格。その後も、バイオニック・ワインズへの貢献が高く評価され、2021年12月10日からは、バイオニック・ワインズがワラワラ・ヴァレーで手がける全ブランドのヴィニュロンヌ(※)を任されることとなった、まさに驚くべき人物なのです!
※ヴィニュロンヌとは、ブドウを育てワインとして醸造し、そのワインを販売するまで全てを行う人の事です。
■栽培について
アメリカのワシントン州とオレゴン州にまたがるワイン産地ワラ・ワラ・ヴァレーに位置する畑ラ・パシエンシアから収穫したブドウが使われています。畑は、面積1.2ha、標高264m、栽培間隔3×1.2m、1haあたり4485本の密植です。
■醸造について
フレンチオーク樽(古樽)で21か月間熟成しています。アルコール度13.8%。
■ノー・ガールズについて
ノー・ガールズは、カユース・ヴィンヤーズ、ホースパワー・ヴィンヤーズ、オーカテゴリー・ヴィンヤーズなど、世界的に高い評価を得るブランドを展開する「バイオニック・ワインズ」が手がけるブランドのひとつです。ワイン造りにおいては、ヴィニュロンヌであるエリザベス・ブルシエ氏に全権が委ねられています。
ノー・ガールズは、「活力ある女性が活力あるワインを生み出す。」という信念のもと、ワイン業界で活躍する才能豊かで独立した女性たち、そして、その先の未来を讃えています。
ブドウは ラ・パシエンシア(スペイン語で「忍耐」)という名の畑で育まれています。その名が示す通り、このプロジェクトは10年の歳月をかけて実現しました。ワラ・ワラ・ヴァレーの石の土壌に植えられた高密植のブドウ樹は斜めに配置されており、ノー・ガールズのワインに独自の個性を与えています。
その味わいは純粋で洗練されており、フィネス、エレガンス、魅力、そして、個性を表現したフードフレンドリーなスタイルです。
かつて、ワイン造りの重要な工程には女性の関与が制限され、「ワイン造りは男性の仕事」という社会通念が根強くありました。しかし ノー・ガールズは、女性の強さとたくましさによって築かれる新たな物語を紡いでいます。そのワインは、ブランド名が示す通り、現代的で個性豊かであり、力強い存在感を放っています。
- No Girls Double Lucky #8 Red Wine Walla Walla Valley[2020]
- アメリカ/ワシントン/ワラワラヴァレー
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- テンプラニーリョ主体
- 750ml