現在、オーストラリア国内のナチュラルメイド ワインに於ける最高峰としてその名声と地位を高めつつあるヤウマ。その中でもアルフレッドは別格の存在として、ジェームスが作るキュヴェの白眉と言われています。
ブドウは、ウッド ヴィンヤード。マクラーレンヴェールの最高区画であるクラレンドンに位置する彼等の畑は、砂質の表土下にシスト土壌や泥岩土壌、花崗岩土壌が織りなす複雑極まりないレイヤーです。
ヤウマのワインはウッド一族が管理する、この完璧なるオーガニックの畑から生まれるものが殆どですが、特に、このアルフレッドは接ぎ木されていない自根の樹木を使用しており、1981年に植えられたブッシュヴァイン(株仕立)の個性が素直に反映されています。
除梗せずに、無造作に植えられたグルナッシュを足で破砕。表面が乾かない様に手で優しくプランジする以外は何も行いません。基本的にはフリーランのみを使用しますが、プレスする一部は自分達の素手で優しく絞るのみです。
至上とも思えるシルキーで美しいタンニン。プラムやアメリカンチェリー的なダークフルーツと香りが確かに満載なのですが、ワイン自体は決して重すぎる訳ではなく寧ろエレガントで軽やか。深いミネラルが長期熟成のポテンシャルを物語っています。
- オーストラリア/南オーストラリア/マクラーレンヴェイル
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- グルナッシュ
- 750ml