樹齢127年の古樹を含む自社畑から生まれるこのワインは、積み重ねた時間と自然の恵みを余すことなく詰め込んだ、バロッサ地区ならではの1本です!
■生産者のコメント
スパイスの効いたプラムと赤い甘草の香りがふわりと広がります。口の中では、豊かな赤い果実や深みのあるプラムの風味に、スパイシーなクローヴのニュアンスが加わります。そして、ジューシーな赤い果実に、ミネラリーなタンニンが溶け込み、滑らかで心地よい余韻が続きます。
■栽培について
南オーストラリア/バロッサに位置する3つの自社畑(クレーンフォールド50%、グリーノック35%、ヌリオッパ15%)のブドウをブレンドしています。
これらの畑の土壌は、石灰岩の岩盤の上に深い砂質ロームが重なり、その表層を赤と黄色の粘土が覆っています。また、ブドウの樹は、樹齢2年から127年のものまで幅広く使用されています。
■醸造について
開放式ステンレス発酵タンクと一部を樽発酵。マロラクティック発酵(MLF)は樽で行っています。主にアメリカンオーク古樽とフレンチオークのパンチョン古樽(大樽)で24ヶ月間熟成させています。アルコール度15.2%。
■エルダトンについて
エルダトンは、ニールとロレーヌ・アシュミィド夫妻が長く放置されていたバロッサに古く残存する畑を 1979年に購入したことにはじまります。
1894年に、最初にブドウが植えられた後、サミュエル・エルダトン・トリーが畑を購入し、1916年に、そこにワイナリーを興しました。今日のワイナリー名は、同氏の名に由来します。
ニールとロレーヌ・アシュミィド夫妻は、荒廃した畑を手入れし復元させ、1982年に、初ヴィンテージのワインをリリースしました。1984年には、自分たちのワイナリーをバロッサ・ヴァレーのヌリウッパに設立しました。ニールが、50歳の若さで亡くなった後、ワイナリーの経営は2人の息子キャメロンとアリスターにより引き継がれています。
南オーストラリアのバロッサ・ヴァレーとイーデン・ヴァレーの3つの場所に所有する高樹齢の畑からプレミアム・ワインを生産しており、コマンド・シラーズはオーストラリアを代表するワインの1つとなっています。
- Elderton Barossa Shiraz[2021]
- オーストラリア/南オーストラリア/バロッサ
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口甘-辛: 辛口
- シラーズ100%
- 750ml