ソノマSonoma
『ソノマ』は、カリフォルニアでナパに次ぐ人気を誇るワイン産地。ナパの2倍以上の広大な面積ながら、小規模のブティックワイナリーが多く軒を連ねる場所です。
ソノマはピノノワールやシャルドネの銘醸地として知られていますがそれだけではありません。地形が育む多様なテロワールのもと、多くの葡萄品種が手がけられ個性豊かなワインが造られています。
オンラインWassy'sではデイリーに楽しめるお手頃なソノマワインや、敏腕醸造家が手掛ける渾身のワインまで、幅広いソノマ産のワインをお楽しみいただけます。
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カリフォルニア/ソノマ・コースト地域が誇る銘醸畑、ギャップス・クラウン・ヴィンヤードのピノノワールから造られる逸品。カリフォルニアワインの最高峰とも言える、この特別なピノノワールをぜひお楽しみください! ■生産者のコメント ブルーベリーや赤リンゴ、香ばしい焼き菓子、そしてほのかに感じるクリーミーなニュアンスが広がります。生き生きとした味わいが、程よい酸味とタンニンのバランスに支えられ、なめらかな口当たりと調和しています。 ■栽培について ギャップス・クラウン・ヴィンヤードは、冷涼な海風と急な標高差が特徴のペタルマ・ギャップに位置し、ソノマ・コーストの中でも特に優れたワインを生み出す畑として知られています。 2006年に、このブドウ畑とコスタ・ブラウンの提携が始まって以来、目覚ましい成長を遂げ、ピノノワールの最高級畑のひとつとして世界的に高い評価を得ています。 ローム質と粘土質の土壌。このワインには、ピノノワールのクローンが、667、Swan、114、115、828と複数つかわれています。 ■醸造について ステンレス・タンク(87%)、木製タンク(13%)を使用し、発酵(全房発酵14%)しています。全房発酵を加えることで、複雑な風味と繊細なタンニンが生まれます。 発酵後、フレンチオーク樽(新樽48%)とオーストリアンオーク樽(新樽4%)で15ヶ月間熟成を行い、さらに全体の7%を木製カスク樽で12か月間熟成しています。これにより、深みのある味わいと調和の取れた仕上がりを実現しています。アルコール度14.1%。 ■コスタ・ブラウンについて コスタ・ブラウンは、カリフォルニア州ソノマを拠点に、ピノノワールとシャルドネの生産に特化したワイナリーです。1997年の創業以来、卓越した品質と革新的なワイン造りで、国内外のワイン愛好家を魅了してきました。 2011年には、ワイン・スペクテイター誌の「Top 100 ワイン」において、「2009年 ソノマ・コースト ピノ・ノワール」が第1位に選ばれる快挙を達成。これを機に、コスタ・ブラウンは世界的な名声を確立しました。 ワイン造りにおいては、地域の特性や畑の個性を最大限に引き出すことを重視しています。カリフォルニア各地の主要産地から厳選したブドウを使用した「アペラシオン・シリーズ」、特定の畑の個性を表現する「シングル・ヴィンヤード・シリーズ」、自社畑で栽培されたブドウを用いた「エステート・シリーズ」など、多彩なラインナップを展開しています。 さらに、五感で楽しむ「The Sound of Wine」という独自のコンセプトを提唱し、視覚や味覚だけでなく、聴覚でも楽しむ新しい体験を提供しています。 コスタ・ブラウンのワインは、果実味と複雑な風味が調和したエレガントな仕上がりが魅力です。一口飲むたびに、産地や畑が持つ個性を存分に感じられるでしょう。
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コスタ・ブラウンが手掛ける、このピノノワールは、銘醸地ロシアン・リヴァー・ヴァレーの冷涼な気候が育む、鮮やかな赤い果実と洗練された複雑さを見事に表現しています。優雅でありながらエネルギッシュな味わいが楽しめる1本で、土地の魅力がグラスに詰まっています! ■生産者のコメント 鮮やかな赤系果実が際立つ、ピュアで洗練された香り。クランベリーやボイセンベリーに、幾重にも重なるベーキングスパイスが調和し、魅力的なバニラのほのかなニュアンスが漂います。 軽やかで洗練された表情を持つ、滑らかな口当たりと、凝縮した赤系果実の風味が広がります。口の中に心地よい緊張感が感じられ、綺麗にまとまったタンニンとともに、印象的な長い余韻が続きます。 ■栽培について カリフォルニア/ソノマのロシアン・リヴァー・ヴァレーに位置する、自社畑を含む9つの著名なブドウ畑が使われています。畑は、ブートレガーズ・ヒル(自社畑)、ツリーハウス(自社畑)、ジュスティ・ランチ、キーファー・ランチ、シルバー・イーグル、サンダッグ、ムーンシャイン、ウィナーズ・サークル、ジオ・トニーです。 ロシアン・リヴァー・ヴァレーには多くの異なる特徴を持つ畑がありますが、そのほとんどに共通する影響がひとつあります。それは、太平洋岸からロシアン・リヴァーを内陸へと進む冷却効果です。この影響で生じる霧が夜間を涼しく保ち、日中の気温からぶどうの木を休ませてくれます。その結果、昼夜の温度差が成熟をゆっくりと進め、ぶどうに複雑な風味をもたらします。 ■醸造について ステンレス・タンク74%、木製樽14%、コンクリート・タンク12%で発酵(全房発酵6%)しています。フレンチ・オーク樽(新樽32%)で15か月間熟成し、また全体の12%は木製カスク樽で14か月間熟成してます。アルコール度14.1%。 ■コスタ・ブラウンについて コスタ・ブラウンは、カリフォルニア州ソノマを拠点に、ピノノワールとシャルドネの生産に特化したワイナリーです。1997年の創業以来、卓越した品質と革新的なワイン造りで、国内外のワイン愛好家を魅了してきました。 2011年には、ワイン・スペクテイター誌の「Top 100 ワイン」において、「2009年 ソノマ・コースト ピノ・ノワール」が第1位に選ばれる快挙を達成。これを機に、コスタ・ブラウンは世界的な名声を確立しました。 ワイン造りにおいては、地域の特性や畑の個性を最大限に引き出すことを重視しています。カリフォルニア各地の主要産地から厳選したブドウを使用した「アペラシオン・シリーズ」、特定の畑の個性を表現する「シングル・ヴィンヤード・シリーズ」、自社畑で栽培されたブドウを用いた「エステート・シリーズ」など、多彩なラインナップを展開しています。 さらに、五感で楽しむ「The Sound of Wine」という独自のコンセプトを提唱し、視覚や味覚だけでなく、聴覚でも楽しむ新しい体験を提供しています。 コスタ・ブラウンのワインは、果実味と複雑な風味が調和したエレガントな仕上がりが魅力です。一口飲むたびに、産地や畑が持つ個性を存分に感じられるでしょう。
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5
レインのロイヤル・セント・ロバートは、「カリフォルニア・ワインの父」と呼ばれた祖父ロバート・モンダヴィに捧げられたワインです! ちなみに、この2022年には、とても高い得点をつけているワイン誌もあり、ジェームス・サックリング「98点」、デカンター「97点」を獲得しています。 ■生産者のコメント 潰したブラックベリー、完熟したプラム、酸味のあるブラックチェリーの魅惑的な香りがグラスを満たします。 フレッシュなバラや、ベルガモット入りの紅茶の華やかな香りが現れ、次第に湿った砂利や太陽で乾いた森の床のような香りへと変化します。 力強い赤や黒系果実の風味を中心に、これらの華やかな紅茶の香りと繊細に絡み合い、エキゾチックなスパイスのニュアンスが加わります。これらが絶妙に組み合わさり、長く明るく若々しい余韻を持つワインに仕上がっています。 ■栽培について この特別なキュヴェは、海岸沿いのブドウ畑から厳選されたもので、カリフォルニア/ソノマ・コースト西部の険しい丘陵地帯を垣間見ることができます。 栽培は、オーガニック農法、再生可能農業やバイオダイナミクス農法を実践しています。土壌はゴールド・リッジ。ピノノワールのクローンは、カレラ、スワン、ディジョン・クローン(667、115、777)。 ■醸造について 野生酵母にて発酵(全房80%)。オーク古樽で熟成。アルコール度13%。 ■レインについて モンダヴィ家の伝統が息づく、ソノマの生産者レイン(Raen)。 「世界に通用するカリフォルニア産のピノノワールを、自分たちの手で造りたい。」 そんな熱い思いから始まったプロジェクトがレインです。創設者は、カリフォルニアワイン界のサラブレッド、カルロとダンテ・モンダヴィ兄弟。彼らは、ロバート・モンダヴィの孫であり、父は「コンティニュアム」の創設者ティム・モンダヴィ。モンダヴィ家のワイン造りの伝統と革新の精神を継承し、2013年に、カリフォルニア/ソノマ・コーストにワイナリーを設立しました。 レイン(Raen)という名前は「Research in Agriculture and Enology Naturally」の頭文字を組み合わせたもので、彼らの農業とワイン造りに対する深い探究心を象徴しています。また、雨(Rain)が畑に降り注ぎ、いずれブドウの形に変わるという自然の循環も反映されています。まさに、自然と共生しながら、ピノノワールというブドウの個性を最大限に引き出すワイン造りを追求しているのです。 ピノノワールへの情熱は、父ティムと祖父ロバートから受け継いだもので、ティムが全盛期のロバート・モンダヴィ・ワイナリーで培ったブルゴーニュ・ワインへの愛情が、兄弟のワイン造りに大きな影響を与えました。レインのピノノワールは、ソノマ・コーストの厳しい気候条件の中で育ったブドウを使い、独特のミネラル感と複雑なアロマが際立つワインに仕上げられています。 レインのワインラベルは、フランスのワインを思わせるシンプルで洗練されたデザインが特徴です。これは、ワインに込められた産地やテロワールの個性を大切にし、ワイン自体が語る力を信じているカルロとダンテの想いが込められています。 ソノマの大地とモンダヴィ家の歴史が織りなす、世界に誇るピノノワールを、ぜひお楽しみください。
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中村倫久さんがお気に入りのブドウ生産者「サンジャコモ」のピノノワールから造られる、ふっくらとして柔らかく自然なスパイスの香りが特徴的なワインです!! 過去に、中村さんが働いていた生産者アーテッサで、サンジャコモの葡萄を使用おり、それ以来のサンジャコモ・ファミリーの大ファンだそうです。2010年にノリア立ち上げの際も、ここの葡萄を熱望し、現在も使い続けています。 ■生産者のコメント エレガントなラズベリーとダークチェリーの香りと共に、にアニス、トフィー、バラの花、そして杉の香りが溶込んでいきます。 口当たりは円やかで、魅惑的な熟成した赤系ベリーの味わいが口内に広がります。柔和なタンニンと洗練されたオーク樽が心地よいスパイスと複雑性を与え、バランスの取れた酸味が余韻をさらに引き立てます。 ■醸造について サンジャコモが所有するロバーツ・ロード・ヴィンヤードのブドウが使われています。 この畑は、ソノマのサンタ・ローザとペタルマの中間、ソノマ・マウンテンの山裾のなだらかな斜面に位置します。海岸線より、20km程の内陸にある為、風はそよそよと吹き、十分な日照量を確保できます。 1998年植樹され、砂・砂利にやや赤みがかかった粘土質も混ざり水捌けが良い土壌です。栽培管理上、直射日光を避けるために畝は東から西に向かって植えられています。 3つのピノノワールのクローン(スワン、777、115)使用されており、スワンクローンは豊かな酸を持ち、777クローンは果実の繊細さと豊潤さを同時に表現し、115クローンはしっかりとした酒質をワインにもたらします。 ■栽培について 天然酵母を用い、ステンレス・タンク75%、フレンチオーク新樽25%にて醗酵後、フレンチオーク樽(新樽50%)にて14か月間、熟成しています。無濾過、無清澄で瓶詰めしています。 ■ノリア ( ナカムラ セラーズ )について ノリアのオーナー・ワインメーカーは中村倫久氏。日本でホテルに就職し、ソムリエ資格取得を経て、サンフランシスコのホテル日航に赴任し、現地でカリフォルニアワインの魅力にとりつかれて、醸造家を目指すこととなります。 UCデービス校で学ぶ傍らナパのワイナリーで働き、卒業後はナパ・ワイン・カンパニーでハイジ・バレットなどの高名な醸造家の姿勢や技術に触れて経験を積み、いくつかのワイナリーでアシスタントワインメーカー、ワインメーカーとして働き、そして、2010年に自身のワイン「ノリア」をリリースしました。 ノリアは日本料理の繊細な味わいに調和するワインがコンセプト。「繊細という日本語は、ニュアンスがあり洗練されていて、捉えがたいディテールに満ちていることを表しています。そんな感覚を反映させたワインを目指しています。」と中村氏が語っています。 2023年7月には、サンフランシスコ湾東岸の都市バークレーにあるギルマン・ディストリクトと呼ばれるエリアに、都市型ワイナリーをオープンし、今後の活躍がますます期待されます。
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12,919
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15
アストンのエステイト・ピノノワールは、樽セレクションした特別なトップ・キュヴェ。自社畑の葡萄のみを使っており、今までより更にアップグレードした深みと複雑性が顕著に現れています。 2018年は、全てのワインメーカーの夢が叶ったような素晴らしいヴィンテージ。こういったワインを造りたいとワインメーカーが思う通りの栽培管理・収穫をすることが出来たそうです。アストンでは、十分に長い生育期間が取れ、完璧に完熟した葡萄を収穫できました。酸の保有も完璧で醸造前から望む通りのワインが出来ると確信できる稀有なヴィンテージとなりました。 グラスに注がれたワインは、赤紫の濃厚な色あいを示し、香りはブルーベリー、プラム、プルーンのようなピノ・ノワールには当てはまらない濃い系の香りが溢れます。味わいは、濃厚ながら、奥行きと広がりがあり、口いっぱいにしなやかなタンニンが横にも縦にも広がっていきます。 ブラックベリー・ジャム、プラムなどの濃厚な黒系ベリーと、ベイキング・スパイスのナツメグが心地よく、たばこ、赤土を思わせる鉄っぽさ、ミント系ハーブ、トリュフのような個性的なニュアンスも現れてきます。クリーミーでシルクのように滑らかな口当たり、フル・ボディで濃厚な果実味に、ディジョン・クローンの特徴が最大限に発揮されているが、今までのヴィンテージよりも、酸の取り込ませ方が見事で、濃厚なだけでない清涼感も加わっています。 ソノマ・コースト/アナポリスのテロワールの個性が更なる可能性を広げていくことに興奮を覚えます。まだまだ将来が楽しみで生産者です。 ■アストン・エステイトについて ウルトラ・プレミアムなナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンを造るシュレイダー・セラーズのオーナーであるフレッド・シュレイダーは、ウルトラ・プレミアムなピノ・ノワールを求めていました。 2000年より、シュレイダー・セラーズのワインメーカーに就任したトーマス・リヴァース・ブラウンが、2001年にソノマ・コーストの最北アナポリスに近い未開墾の土地をみつけ、フレッド・シュレイダーと共に共同経営者として「アストン・エステイト」を創業しました。 畑は、最北アナポリス地区にあり、海からは8km、二つの丘陵を越えた森林に囲まれた位置にあり、土壌はゴールドリッジ堆積土壌、水はけがとても良いです。標高は約300m、栽培面積16ha、霧は、ぎりぎり畑にはかからず、涼しい風が入り込みます。畑は、南西向き海を臨むが、日照量は十分で日中は非常に暑く、夜から朝にかけては気温が大きく下がります。収量を極端に抑え、小粒で果皮が厚い粒となり、非常に凝縮した果実が得られます。アストンの特徴の要素は、3つのディジョン・クローン(115、667、777)の個性が大きく現れます。 2021年に、ワインメーカーのトーマス・リヴァース・ブラウンが、アストン・エステイトの単独オーナーとなりました。今後、「トーマスは植替えを行うのか?」「造りは変えていくのか?」、他にはないアナポリス北(ソノマ・コースト最北)のテロワールがどのように表現されるようになるか楽しみです!
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(集計期間:12月1日~12月15日) 2024.12.16更新
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