圧倒的な存在感を放つ「イタリアワインの至宝」サッシカイア!!
この2021年は、アメリカの著名なワイン誌ワイン・アドヴォケイトで「100点満点」を獲得するなど高い評価を受けています。
■ワイン誌ワイン・アドヴォケイトのコメント
「100点」。サッシカイアの真髄を体現し、この優れたヴィンテージの卓越性を表現すると共に、カベルネソーヴィニヨンとカベルネフランをブレンドした、この特別なトスカーナ・ワインのユニークな味わいを継承しています。
テヌータ・サン・グイドが造る2021年サッシカイアは、非の打ち所のないバランス、素晴らしいフレッシュさ、そして過熟の兆候が全く見られません。
果実味のバランスは理想的で、果肉と果皮からくる微かなクランチ感と持続的な緊張感があります。タンニンは巧みに管理され、しっかりとしたグリップがあり、ボリュームと余韻を加えるために、十分なベルベットような口当たりが感じられます。
香りにはグリーンの要素はなく、赤いベリー主体に紫のベリー系果実と、シナモンとクローブなどのスパイスやハーブの温かみのある香りが、繊細に重なっています。
このヴィンテージでは、レッドカラント、ブルーベリー、甘いザクロ、レイニア・チェリーが強く感じられます。時間が経つと、香り高いバラのニュアンスが現れます。オーク樽の要素は、ジンジャー・ブレッド、ヘーゼルナッツ、葉巻、白檀、そしてグリルした甘い赤唐辛子のような香りを持っています。
口に含むと、グリセリンのような重さはなく、ほどよい重みがあり、ワインの自然なエネルギー、明るさ、粘性を引き立てる酸味があります。この際立ったフレッシュさが、ワインを長期熟成に適したものにしていますが、さらに瓶内で熟成する必要があります。飲み頃は2028-2060年です。(投稿者Monica Larner 2024/1/5)
■サッシカイアについて
サッシカイアは、ティレニア海に面したイタリア/トスカーナ州マレンマ地方のボルゲリ地区にあります。サッシカイアはテヌータ・サン・グイドという広い農園にあるブドウ畑から造られます。サッシカイアとはトスカーナの方言で「石の多い土地」の意味。
1978年、イギリスで最も権威あるワイン雑誌「デカンター」が主催するブラインド・テイスティングで、彗星の如く現れたイタリア・ワインがありました。11ヶ国33ワインのうち、シャトー・マルゴーさえも押さえてベスト・カベルネの座を獲得したのが「サッシカイア」でした。
当時、イタリアでカベルネ・ソーヴィニヨンのワインというだけでも珍しく、この事実がワイン業界を震驚させました。今やイタリアワインの代名詞となった「スーパー・タスカン」のムーブメントの幕開けとなりました。
そして、それから数十年が過ぎた現在においても、その人気は衰えを知らず、世界中のワイン愛好家に愛される逸品を造り続けています。
- Sassicaia ( Tenuta San Guide )[2021]
- イタリア/トスカーナ/ボルゲリ
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- カベルネソーヴィニヨン85%、カベルネフラン15%
- 750ml