リッジが世界に誇る最高のジンファンデル。カイザーヴィルとともにリッジの二枚看板ジンファンデルとなる1本!!
自社畑リットン・スプリングスの100年超の古木を含む高樹齢のブドウからは、凝縮感の強い壮大なスケールのワインが生まれます。黒系果実の風味、強健な渋味とスパイシーさが特徴です。
■ワインメーカー・テイスティング・ノート
胡椒、ラズベリーの魅力的な香りが広がります。プラム、ブラックベリー、ココアが層状に重なり、チョーキーなタンニンと余韻の長いフィニッシュが感じられます。
■栽培について
カリフォルニアのソノマ郡ヒールスバーグの町の北に位置する自社畑リットン・スプリングスのブドウがつかわれています。
ソノマ郡のドライ・クリーク・ヴァレーとアレキサンダー・ヴァレーを分かつ、テラス状台地と丘陵に畑は広がっています。土壌は多様ですが、主に砂利混じりの粘土質土壌。丘陵地では砂利混じりのクレイ・ローム(埴壌土)です。
リットン・イースト(東部)には、ジンファンデル、ペティト・シラー、グルナッシュ、カリニャンが、1901年(32エーカー)、1910年(11エーカー)に、それぞれ植樹されています。また、1997-1998年植樹のジンファンデルとペティ・シラーが5エーカーあります。
リットン・ウェスト(西部)には、1953-1968年に植え替えられたジンファンデル、ペティト・シラー、カリニャンが26エーカー。1980年代に植えられたジンファンデルとプティ・シラーが2.5エーカー。1990年代に植えられたジンファンデルとペティト・シラーが42.8エーカー。加えて、2000年代に植えられたジンファンデル、少量のペティト・シラー、少量のカリニャンで合計60エーカーの畑があります。
■醸造について
ブドウを手済みで手収穫。ブドウを除梗、破砕し、自生酵母で発酵を経て、天然乳酸菌でのマロラクティック発酵100%。マセレーション開始後、11日目に圧搾しています。熟成は、天日乾燥させたアメリカンオーク樽100%(新樽15%)で14か月樽熟成しています。
最低限の人為的介入という我々の哲学に沿って、すべての工程を行っています。醸造では、最小限の亜硫酸を添加(破砕時に35ppmを添加し、熟成期間中61ppmを追加)し、瓶詰め前にパッド・フィルターで濾過を行っています。アルコール度14.6%。
■リッジについて
リッジ・ヴィンヤーズは、カリフォルニアを代表する名門ワイナリーで、1986年より大塚製薬株式会社が保有しています。その名声は米国内のみならずヨーロッパにも轟いており、世界最高峰のワインを安定的に産み出す醸造所として、絶え間ない賞賛を浴び続けています。
ワイン造りのアプローチは、伝統的な手法を重視し、ブドウ栽培、ワイン醸造の両面において極力自然なプロセスを導いてやるというもの。不世出の天才醸造家にしてリッジの象徴でもある総帥ポール・ドレーパーは、40年以上にもわたって、極めてバランスに優れ、長い寿命を持つ卓越したワインを造り続けてきました。
リッジは、単一畑が持つ「その土地らしさ」の表現にも、創立以来一貫してこだわり続けており、ワインのほとんどに単一畑名が冠されています。
- Ridge Lytton Springs[2019]
- アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ドライクリークヴァレー
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- ジンファンデル73%、プティシラー16%、カリニャン9%、マタロ2%
- 750ml