ビトウィーン ファイヴ ベルBetween Five Bells
オーストラリア/ヴィクトリア州沿岸にあるジーロングは冷涼気候、特に南極海からの風のお陰でマイルドさを特徴としてブルゴーニュ品種を中心に、名声と高めて来たエリアです。その入り組んだ入江には、5棟の鐘が付いた灯台が建ち並んでおり、ビトウィーン・ファイヴ・ベルズは文字通りその灯台の正に中間地点に位置しています。
フロントマンは、デヴィッド フェスク。5世代に渡り、ニューサウスウェールズのワイン輸出入で財を成した一族出身の彼は、現在のオーストラリアワインの潮流とは、まるで逆行したスタイルを目指してプロジェクトをスタートしました。
カリフォルニアで、昔から細々と作られるフィールド・ブレンド、そしてフランス/ ローヌの英雄グラムノン。自身が働いた過去の経験をベースに、ブドウ自身が持つポテンシャルを素直に引き出す事だけを念頭に、全てのワインスタイルを決定しています。
デヴィッド フェスクの傍らで、醸造に集中するのはレイ ナデソン。レイ ナデソンは、元薬学博士。同じジーロングにあるレスブリッジ ワイナリーでオーガニック アプローチによるワイン作りをリードしています。
特にブルゴーニュ品種に関しては、ウィリアム ダウニーに並ぶ天才と称されており、今やメーリングリストだけでワインが完売するスーパースターの一人となりました。
ビトウィーン ファイヴ ベルズは、毎年違った個性を持ったワインをリリースします。それは年の個性を表現する芸術でもあり、正に一期一会のテロワールとも言えるのです。