商品情報
ウィリアムとレイチェル夫妻が営むノヴムが、マールボロのザ・オークスの畑から造るシラー主体の赤ワインです。醸造家のウィリアム・ホア氏は、カリフォルニアのオー・ボン・クリマ(ABC)で、ジム・クレネデン氏に5ヴィンテージにわたって師事した経験を持ちます。
ブラックベリーやスミレ、白胡椒の香りが、グラスの中でゆっくりと開いていきます。凝縮した黒系果実の風味に、旨みや土のニュアンスを伴うスパイス感が重なり、長い余韻へと続きます。香りが開く様子を楽しみながら、肌寒い夜にラムのローストと味わいたい一本です。
■このワインはこんな方におすすめ
・黒系果実の凝縮感に、スミレや白胡椒の香りが重なるシラーを楽しみたい方。
・グラスの中でゆっくりと開く香りと、長く続く余韻を味わいたい方。
・肌寒い夜に、ラムのローストとともに赤ワインを囲みたい方。
■生産者のコメント
これは魂のこもったワインです。2024年のシラーは、グラスの中でその姿を現すまで少し時間を要します。ブラックベリーとスミレ、スパイスと白胡椒の香りが静かに現れ、初めはほのかに、やがて強さを増していきます。
凝縮感のある味わいが広がり、黒系果実に、旨みや土のニュアンスを伴うスパイス感が重なります。程よい重みのあるタンニンが味わいを支え、長く満足感のある余韻へと導きます。肌寒い夜に楽しみたいワインです。たとえば、じっくりローストしたラム肉を、素敵な仲間とともに。
■ザ・オークスの名前に込めた思い
ザ・オークスは、ウィリアムとレイチェル夫妻が家族と暮らす、ノヴムの中心となる畑です。次の世代へつないでいく土地として、長い目で向き合っています。
畑の名には、畑や野生生物が集まる池の周囲に、多くのオークの木を植えたいというウィリアムの願いが込められています。日々の暮らしとワイン造りが同じ場所にあるからこそ、そこで働く人や周囲の環境まで、身近なこととして見つめています。
■20年の学びを注いだシラーの畑
シラーは、ウィリアムが情熱を注ぐ取り組みです。マールボロは、気候の面ではシラー栽培の適地の限界に近い場所です。それでも生産者は、豊富な日照と畑での細やかな管理を組み合わせることで、凝縮感と風味を備えたシラーを造れると考えています。
そのために、土壌の種類、台木、列間隔、樹冠管理、剪定、醸造についての20年分の経験と知識を畑づくりに注ぎ込みました。密植と低い仕立て、少量のヴィオニエの混植も、その取り組みの一部です。
■ヴィンテージについて
2024年ヴィンテージの生育期は、それまで3年間にわたり南太平洋で続いていたラニーニャから、エルニーニョへと移り変わる時期にあたりました。エルニーニョの年は、マールボロでは乾燥した期間が長く続き、暑くなることもあり、生産者はブドウ栽培に適した条件と捉えています。
春先はラニーニャの影響が残って雨がちでしたが、12月下旬には日が長く暑い日々が訪れました。ブドウは歯切れのよい酸を保ちながら、ゆっくりと熟し、風味を増していきました。
■栽培について
畑はマールボロのサザン・ヴァレーにある、ブランコット・ヴァレーの谷底に位置します。標高は54m。西側の丘が冷たい西風を遮る一方、主に吹く北西風を受けやすい土地です。土壌は主に栄養豊富な粘土質ロームで、少量の石を含みます。シラーとヴィオニエの区画は、その中でも粘土を多く含む場所に設けています。
2017年に植樹。樹を密に植え、結果母枝を支えるワイヤーを地上500mmの低い位置に設置しています。これは地面から放射される熱を生かすための工夫です。
品種構成はシラー97%とヴィオニエ3%。シラーの樹の間には少量のヴィオニエも植えています。生産者によると、シラーとヴィオニエを一緒に発酵させる方法は、味わいに厚みを加え、色を安定させるために、フランス・ローヌ渓谷の一部で伝統的に用いられてきました。
■醸造について
シラーを除梗して上部が開いた発酵槽へ入れ、野生酵母による発酵が始まるまで、約5日間果皮とともに置きます。活発に発酵している間は、液体をくみ上げて果皮にかけるポンピング・オーバーを1日2回行います。
果皮と接触させる期間は35日以上。その後、バスケットプレスで圧搾し、澱引きをしてフレンチオークのパンチョン(大樽)へ移します。樽熟成は18か月で、新樽比率は30%。9月に最終ブレンドを行い、2025年10月10日に瓶詰めしました。生産本数は1860本です。
アルコール度数は13.5%。残糖は1g/L未満、pHは3.6です。醸造家はウィリアム・ホア氏です。
■ノヴムについて
「畑の小さな違いを見つめ、マールボロで自分たちのワインを追求する夫婦」
ニュージーランドのマールボロで、ウィリアムとレイチェルの夫妻が営むノヴム。ワイン造りの経験を重ねた二人が求めたのは、新しい発想を自由に試せる場所でした。ラテン語で「新しい」を意味するノヴムという名には、その出発点が重なります。ウィリアムはカリフォルニアのオー・ボン・クリマで学び、帰国後はフロムに19年間在籍。一方、レイチェルは地質学を学ぶ中で、土壌がワインの風味に及ぼす違いに心を動かされ、醸造の道へ進みました。
彼らのワイン造りは、畑を歩き、実を味わい、わずかな違いを見つけることから始まります。同じ畑でも日差しや風、斜面などの条件によって果実の表情は異なる。その観察を積み重ね、個性を持つ小さな区画を見極めて別々に収穫する考え方を、ノヴムは「スイート・スポット・セオリー」と呼んでいます。大きくなることよりも、自分たちの目と手が届く規模を大切にする姿勢が、この細やかさを支えています。
畑の手入れや収穫を手で行い、醸造でも急がず、品種と年ごとの様子を見ながらワインを導く。小さなロットをゆっくり圧搾できるバスケットプレスも、その考え方を表す道具です。土地を大切にしながら、決まった農法の枠に縛られることなく、畑ごとに必要な方法を選ぶ。経験と観察を土台にした試行錯誤が、ノヴムの個性につながっています。
基本情報
| 英語名 |
Novum Syrah The Oaks Vineyard[2024] |
| 生産地 |
ニュージーランド/マールボロ |
| 生産年 |
2024 |
| 生産者 |
ノヴム ワイナリー情報を見る |
| タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口 |
| 品種 |
シラー97%、ヴィオニエ3% |
| 容量 |
750ml |
| 評価・得点 |
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