良い年にしか醸造されない超レアな1本
マボロシ 幻 メルロー ナパ ヴァレー [2020]

カリフォルニアで、マボロシの日本人醸造家・私市友宏とレベッカ夫婦が手掛けるメルローは、良い年にしか醸造されない超レア・アイテムです。日本の正規輸入元への入荷本数は僅か60本、生産量は42ケースのみ、まさに幻のワインです！！

■ワイン・メーカーのコメント
ナパ・ヴァレー/スプリング・マンテンの2020年ヴィンテージは、大変不安定なヴィンテージとなりましたが、幸運な事に山火事の難を逃れ、ちょうど良いタイミングで最高のブドウを収穫することが出来ました。そして、このメルローを幸運にも入手することが叶い、再度、超限品の数バレルのみの精選されたワインがリリースされる運びとなりました。

このフルボディで豪華な造りのメルローは、ダークチェリーやチョコレートのアロマが豊富です。そこに、かすかなスギやキャラメルの香りが重なり、全体を包み込むように感じられます。心地よいボイセン・ベリー、コーラやコーヒーにカルダモン・スパイスの香り、味わいが口の中に広がります。甘みにある若いタンニンがあり、長い熟成が楽しみなワインであることを確信できる味わいです。口いっぱいにゴージャスな果実の味わいが広がり、長い余韻へと誘います。10年から15年の長い熟成も楽しみですが、今飲んでも、とても美味しく楽しめるワインとなっています。

ヴィンヤードは、ソノマのサンタローザからナパのセント・ヘレナに抜ける山越えの道沿いの「ヨーク・クリーク・ヴィンヤード」。緯度が高いため、日中の気温は涼しく、霧の影響をほとんど受けず、日照時間が平地に比べ長いという利点があります。

タランソーとカディウスのフレンチオーク樽(新樽20％)で22か月熟成しています。アルコール度数14.5％。


■マボロシ（幻）について
マボロシ（幻）は、カリフォリニアで、私市友宏とレベッカ夫婦が運営するワイナリーです。

フランスで、畑での仕事を経験した後、カリフォルニアに渡り、友宏さんは、ストーンストリート、ワイナリーのセラー、ワーカーから始め、ミシェル、シュランバージェ、ワイナリーでエノロジストとして長くキャリアを積み、レベッカさんは、サイモン、レヴィ、セラーズにてワインメーカー（醸造責任者）として活躍しました。

その後、私市夫婦は、ソノマのロシアン、リヴァ、ヴァレーにピノノワール畑を購入、自分たちの畑から取れたピノノワール造りに力を注いでいます。敷地内の住居に加え、テイスティングルームも完成、2011年にはバイオダイナミックスの認証も取得し、デローチなどの他ワイナリーへもブドウを供給、そのブドウのクオリティの高さは品評会でも評判となっております。

また、ブドウを購入し造り始めた「メルロー」「カベルネソーヴィニョン」も、自分たちで、ぶどうから育てていきたいと願っていた二人は、念願の自分たちのヴィンヤードをソノマのセバストポールに購入しました。ピノノワールが植えられた畑と共に夢に向かって着実に一歩一歩前進しています。