商品情報
ロシアン・リヴァー・ヴァレーの谷底から、西の海岸に近い尾根まで。ウェスター・リーチは、この一帯に広がる5つの畑のブドウをデュモルがブレンドしたピノ・ノワールです。
チェリーやブラックベリーの香りに、松葉や花、スパイスのニュアンスが重なります。口に含むと果実味が豊かに広がり、きめ細かなタンニンとみずみずしい酸が味わいを引き締めます。飲み込んだあとも、ベリーの風味が長く続く一本です。
■このワインはこんな方におすすめ
・チェリーやブラックベリーの果実香に、松葉やスパイスがほのかに香るピノ・ノワールがお好きな方
・口当たりのなめらかさと、余韻まで続くフレッシュな酸の両方を楽しみたい方
■生産者のコメント
夏のベリーやダークチェリーの香りが立ち上がり、そこにアニスや松葉が重なります。花を思わせる華やかさとスパイスの香りが、みずみずしい果実を引き立てます。
口に含むと、まずビング・チェリー、続いて野生のブラックベリーの風味が広がり、オレンジの皮やカルダモンも感じられます。いくつもの風味が層を成し、優雅さの中に芯のある力強さがあります。レースを思わせる繊細なタンニンと、きりっとした酸に支えられ、果実の風味が鮮やかなまま、長い余韻へと続きます。
生産者が勧める飲み頃:2025年~2035年
アンディ・スミス(栽培家・醸造家・パートナー)
■このワインについて
「ウェスター・リーチ」の名でピノ・ノワールを初めてリリースしたのは、2016年ヴィンテージ。内陸の平野から西の海岸に近い畑まで、育つ場所によって表情の異なるブドウを合わせ、ロシアン・リヴァー・ヴァレーの個性を描くワインです。
2023年に使ったのは、産地内の4つの地区にまたがる5つの畑のブドウです。中には、デュモルが25年以上にわたって栽培に携わってきた畑もあります。谷底の畑がもたらすのは、口に含んだときの厚みとふくらみ。そこに尾根の畑で育つ果実の凝縮感と、沿岸部ならではの鮮やかな酸が加わります。
■ヴィンテージについて
2023年は冷涼で、生育期間が長く、収穫も遅めでした。厳しい暑さを心配せずにブドウを樹上に長く残せたため、果実はフレッシュな酸を保ちながらゆっくりと熟し、風味に複雑さと凝縮感が生まれました。
デュモルは、近年のカリフォルニアでも屈指の生育期だったと振り返っています。それぞれの畑の持ち味がよく表れ、若いうちから楽しめる一方、瓶熟成を重ねると、さらに複雑な味わいが期待できる年です。
■栽培について
2023年のブレンドは、オクシデンタル・ロード・ヴィンヤード28%、ダットン・アップ・ロード・ヴィンヤード26%、フラックス・エステート・ヴィンヤード16%、デュモル・エステート・ヴィンヤード16%、プラシーダ・ヴィンヤード14%です。
使用したピノ・ノワールのクローンは、カレラ、スワン、ポマール、ディジョン。収穫は2023年9月22日から10月10日にかけて行われました。
■醸造について
エルミタージュ社とレモン社のフレンチオーク樽で15か月熟成させました。新樽比率は28%です。
生産量:4900ケース(750mL瓶)
■デュモルについて
「デュモルのブレンドは、畑を歩くことから始まる」
1996年、カリフォルニアのロシアン・リヴァー・ヴァレーで、地元の栽培家からブドウを買い、借りた醸造所の一角でピノ・ノワールとシャルドネを仕込んだのが、デュモルの始まりです。「デュモル(DuMOL)」の名は、初代醸造家の二人の子ども、ダンカンとモリーに由来します。最初のワインの多くは家族や友人の手に渡り、創業メンバーが営むレストランでも振る舞われました。
1999年にデュモルに加わったアンディ・スミスは、スコットランド出身。大学時代、週末にエディンバラのワイン商で働いたことをきっかけに、ワインに惹かれました。転機となったのは、妻カレンと新婚旅行で訪れたソノマです。ブドウ栽培とワイン造りの道に進むことを決めた二人は、その後5年間、収穫の季節を追ってニュージーランド、オーストラリア、北カリフォルニアで経験を積みました。
アンディが自分たちの畑を持ちたいと考えたのは、どの土地にどんな苗木を選び、どれくらいの間隔で植えるか、その最初の判断からワイン造りに関わりたかったからです。2004年には、冷涼なグリーン・ヴァレーにある約4haの自社畑に、ブドウの樹を植えました。隣り合う区画に似た系統の苗木を密植しても、土壌が変わればワインの味わいは異なります。自社畑を育てる一方、長年のパートナーである栽培家とも、剪定から収穫まで一緒に畑を見ています。
アンディが一年で最も大切な判断と考えているのが、区画ごとの収穫日です。収穫期が近づくと数日おきに畑を歩き、ブドウを口にします。今摘めば、どんな風味のワインになるか。もう少し樹に残せば、味わいはどう変わるか。果実の味と樹の様子を確かめながら、摘み時を決めていきます。
アンディとともに畑と醸造に向き合うのが、ワインメーカーのジェナ・デイヴィスです。10代の頃は地元の園芸店で働き、大学時代には小さな醸造所でビール造りを経験しました。植物を育てることと、発酵で味わいが生まれること。その二つの関心が結びついたのが、ワイン造りでした。2014年に収穫期の研修生としてデュモルに加わり、カリフォルニア大学デービス校でブドウ栽培と醸造を学んだのち、再びチームへ。アンディのもとで経験を重ね、2024年にワインメーカーに就任しました。
ウェスター・リーチに使うのは、デュモルがこの銘柄のために畑を手入れし、育てたブドウです。どの区画の果実を、どんな風味が出たところで摘むか。5つの畑を一つのピノ・ノワールにまとめる仕事は、ブドウが醸造所に届く前から始まっています。
基本情報
| 英語名 |
Dumol Wester Reach Pinot Noir Russian River Valley[2023] |
| 生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ロシアンリヴァーヴァレー |
| 生産年 |
2023 |
| 生産者 |
デュモル ワイナリー情報を見る |
| タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口 |
| 品種 |
ピノノワール |
| 容量 |
750ml |
| 評価・得点 |
ワイン・アドヴォケイト:93点ワイン・スペクテイター:94点ワイン・エンスージアスト:94点、ザ・ワイン・インディペンデント:95点、ジェブ・ダナック:94点 |