商品情報
栽培家・醸造家アンディ・スミスが手掛けるデュモルのウェスター・リーチは、ロシアン・リヴァー・ヴァレーの5つの畑のブドウを組み合わせたシャルドネです。
白桃やライムを思わせる風味に、白い花やハーブ、ヘーゼルナッツの複雑なニュアンス。厚みのある豊かな味わいを、ミネラル感を伴う酸が引き締めます。果実の充実感と、きりっとした酸の両方を楽しみたい方におすすめの一本です。
■このワインはこんな方におすすめ
・白桃や柑橘の果実味に、花やハーブ、ナッツの風味が重なるシャルドネを楽しみたい方。
・豊かな厚みがありながら、引き締まった酸と長い余韻を備えた白ワインを選びたい方。
■生産者のコメント
白い花、タイム、アニスシード、ショウガ、柑橘類の香りが、力強く立ち上ります。ライム果汁、白桃、ヘーゼルナッツ、塩味を帯びたグリーンオリーブを思わせる風味が重なる、魅力的なワインです。
口に含むと引き締まっていながらも、深みと豊かな広がりがあります。ミネラル感のある酸が、ワイン本来の厚みと幅のある質感を貫き、味わいを引き締めます。最後まで力強さが続き、フィニッシュでは大きく広がって、柑橘のオイルや牡蠣殻を思わせる鮮やかなニュアンスが長く残ります。
生産者が勧める飲み頃は2025年~2033年です。
アンディ・スミス(栽培家・醸造家・パートナー)
■このワインについて
ウェスター・リーチ・シャルドネの初ヴィンテージは2016年。単一畑のワインとは異なる形で、複数の畑を通じてロシアン・リヴァー・ヴァレーの個性を表現するワインです。
2023年は、この地域にある4つの地区のブドウを使用。谷の畑から西へと広がり、沿岸の標高の高い尾根にある、アペラシオンでも特に冷涼な畑までを組み合わせています。デュモルが25年以上にわたり植樹・栽培・収穫に携わってきた畑を含み、谷底の豊かさ、尾根の酸、沿岸部の生き生きとした個性を一つのワインに重ねています。
■ヴィンテージについて
2023年は冷涼で、収穫を遅く迎えた年。暑さへの懸念がないまま長い生育期間が続き、果実を樹上に長く残すことができました。酸と澄んだ印象を保ちながら、繊細なニュアンスと凝縮感を深めています。
生産者は、近代カリフォルニアのブドウ栽培における特に優れた年の一つであり、史上最高ともいえる年と高く評価しています。各畑が持つ可能性を十分に発揮し、リリース後から楽しめる一方、瓶内で何年にもわたって複雑さを増していくとしています。
■栽培について
ロシアン・リヴァー・ヴァレーの5つの畑で育てたブドウをブレンドしています。2023年の構成は、フラックス・エステート・ヴィンヤード38%、エル・ディアブロ・ヴィンヤード22%、ウィナーズ・サークル16%、コーナーストーン・ヴィンヤード12%、チャールズ・ハインツ・ヴィンヤード12%です。
使用したシャルドネのクローンは、オールド・ウェンテ、モンラッシェ、マウント・エデン、ロバート・ヤング、クローン4です。収穫は2023年9月14日から10月14日にかけて行われました。
■醸造について
フレンチオーク樽(レモン社・シャサン社・ACF社)で11か月熟成。新樽比率は27%です。その後、タンクで4か月間静置します。
生産量は750mL瓶で4600ケースです。
■デュモルについて
「デュモルのブレンドは、畑を歩くことから始まる」
1996年、カリフォルニアのロシアン・リヴァー・ヴァレーで、地元の栽培家からブドウを買い、借りた醸造スペースでピノ・ノワールとシャルドネを仕込んだのが、デュモルの始まりです。「デュモル(DuMOL)」という名前は、初代醸造家の子ども、ダンカンとモリーに由来します。最初のワインの多くは、家族や友人、そして創業メンバーが営むレストランのお客様に楽しまれました。
1999年にデュモルに加わったアンディ・スミスは、スコットランド出身。大学時代、エディンバラのワイン商で週末に働いたのが、ワインとの出会いでした。転機は、妻カレンとの新婚旅行で訪れたソノマです。二人はブドウ栽培とワイン造りの道に進もうと決め、その後5年間、ニュージーランド、オーストラリア、北カリフォルニアと、収穫の季節を追いながら経験を積みました。
アンディが自分たちの畑を持ちたいと考えたのは、どの土地に、どんな苗木を、どれほどの間隔で植えるか、その最初の選択からワイン造りに関わりたかったからです。2004年には、冷涼なグリーン・ヴァレーで約4haの自社畑にブドウを植えました。ここの興味深いところは、隣り合う区画にほぼ同じ系統の苗木を密植しても、土壌が変わると、できるワインの味わいがはっきりと違うこと。アンディは自社畑を育てる一方で、長年のパートナーである栽培家とも、剪定から収穫まで畑仕事をともにしています。
アンディが一年で最も大切な判断と考えているのが、区画ごとの収穫日です。収穫が近づくと数日おきに畑へ足を運び、ブドウを口にします。今摘めばどんな風味になるか。もう少し樹に残せば、熟し方と味わいはどう変わるか。樹の様子と果実の味の両方を見ながら、摘み時を決めていきます。
この仕事をアンディとともに担うのが、ワインメーカーのジェナ・デイヴィスです。10代の頃は地元の園芸店で働き、大学時代には小さな醸造所でビール造りも経験。植物を育てることと、発酵によって味わいが生まれること。その二つの関心が、ジェナをワイン造りへと導きました。2014年に収穫期の研修生としてデュモルに加わり、カリフォルニア大学デービス校で栽培・醸造を学んだ後、再びチームの一員に。アンディのもとで経験を重ね、2024年にワインメーカーに就任しました。
ウェスター・リーチは、デュモルがこの銘柄のために畑を手入れし、育てたブドウで造るシャルドネです。谷底の畑がもたらす果実味の豊かさに、海に近い尾根で育つブドウの酸をどう重ねるか。その一本を思い描く仕事は、ブドウが醸造所に届く前から始まっています。
基本情報
| 英語名 |
Dumol Wester Reach Chardonnay Russian River Valley[2023] |
| 生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ロシアンリヴァーヴァレー |
| 生産年 |
2023 |
| 生産者 |
デュモル ワイナリー情報を見る |
| タイプ |
スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口 |
| 品種 |
シャルドネ |
| 容量 |
750ml |
| 評価・得点 |
ワイン・アドヴォケイト:93点ワイン・スペクテイター:91点ワイン・エンスージアスト:94点、ザ・ワイン・パレット:94点、ジェブ・ダナック:93+点 |