商品情報
サンタ・ルシア・ハイランズを代表するピゾーニ・ファミリーが、「ルチア」ブランドで手掛ける少量生産のシャルドネです。
このエステイト・キュヴェは、自社栽培のソベラネス・ヴィンヤードとピゾーニ・ヴィンヤードのブドウを使用。霧の影響を受ける冷涼な畑がもたらす生き生きとした酸と、遅い収穫によって得られた深みのある果実味、豊かな質感が美しく調和しています。
2023年は長く涼しい生育期となり、収穫は1999年以来もっとも遅いタイミングとなりました。その分、果実はゆっくりと成熟し、鮮やかさと奥行きを兼ね備えた仕上がりとなっています。
■生産者のコメント
2023年のルチア シャルドネ エステイト・キュヴェは、互いに補い合う畑の個性を美しく表現したワインです。
このワインは、ソベラネス・ヴィンヤード74%、ピゾーニ・ヴィンヤード26%のブレンドです。霧に包まれた岩の多いソベラネス・ヴィンヤードと、山あいに位置し霧の影響を受けるピゾーニ・ヴィンヤードが組み合わさることで、生き生きとした酸と、豊かで層のある質感がもたらされています。
色調は深みのあるグリーンがかったゴールド。口に含む前から、フレッシュで引き締まった印象を予感させます。グレープフルーツの皮、ボスク種の洋ナシ、ふじリンゴ、ほのかなバニラを思わせる香りが、爽やかに立ち上がります。味わいは最初から最後まで素晴らしいバランスを保っています。
遅い収穫によって、口中には深み、ボリューム、質感が生まれました。一方で、涼しい夏の気温により、すっきりとした酸が保たれています。必要以上に手を加えず、澱引きやろ過を行わないことで、これらの畑の個性がさらに保たれています。
■ヴィンテージについて
2023年ヴィンテージは、大きな忍耐力が求められる年となりました。
サンタ・ルシア・ハイランズの冬は多量の雨で始まり、降水量は約457mmに達しました。これは近年でもっとも多い雨量でした。寒く湿った冬のあと、春の訪れとともにブドウ樹は力強く勢いよく芽吹きました。
豊富な降雨によりブドウ樹の生育は旺盛となり、このシーズンは例年以上に畑での作業が必要になることが早い段階で分かりました。栽培チームは、ブドウ樹のバランスを整え、収量を抑えながら果実の成熟を促すため、通常より早く、かつ積極的に芽かきやグリーンハーヴェストを行いました。
夏から秋にかけては穏やかな気候が続き、糖度の上昇は非常にゆっくりと進みました。そのぶん長いハングタイムが得られ、フェノリック成分と風味がしっかりと発達しました。収穫は前年よりもほぼ1か月遅く、1999年以来もっとも遅い収穫となりました。長く涼しい生育期によって伸びやかな酸が保たれ、ワインには鮮やかで生き生きとした印象がはっきりと表れています。
■栽培について
このシャルドネは、ピゾーニ・ファミリーが自社で栽培するソベラネス・ヴィンヤードとピゾーニ・ヴィンヤードのブドウのみから造られています。
ブレンド比率は、ソベラネス・ヴィンヤード74%、ピゾーニ・ヴィンヤード26%です。ソベラネス・ヴィンヤードは霧の影響を受ける岩の多い畑で、ワインに生き生きとした酸をもたらします。一方、ピゾーニ・ヴィンヤードは山あいに位置し、霧の影響を受ける畑で、豊かで層のある質感を与えます。
2023年は冬の豊富な雨によりブドウ樹の生育が旺盛となったため、畑では通常より早く、積極的に芽かきやグリーンハーヴェストを実施。さらに生育期の終盤には、葉や未熟な房を取り除く作業を何度も行い、果実の成熟を助けました。それぞれの区画は高い基準で栽培され、サンタ・ルシア・ハイランズらしい冷涼感、凝縮感、酸のバランスが丁寧に引き出されています。
■醸造について
ルチアのワインは、伝統的で穏やか、そして丁寧な醸造手法によって少量生産されています。
ブドウは手摘みで収穫され、選果後、天然酵母で発酵。厳選されたフレンチオーク樽で12か月熟成されます。使用される樽はフレンチオーク100%で、そのうち新樽比率は40%です。醸造施設では、自社畑とワイナリーを一体化させる考えのもと、グラヴィティ・フロー方式を採用しています。これにより、果実への負担を抑えながら、栽培から醸造までを一貫して管理しています。
また、このワインでは穏やかな圧搾と丁寧な取り扱いを行い、必要以上に手を加えず、澱引きやろ過・清澄を行わないことで、ソベラネスとピゾーニ、2つの自社畑の個性をそのまま表現しています。
■ルチア・バイ・ピゾーニについて
「サンタ・ルシア・ハイランズを代表する、ピゾーニ・ファミリーの自社畑ワイン。」
ルチア・バイ・ピゾーニは、サンタ・ルシア・ハイランズを代表するピゾーニ・ファミリーが手掛ける少量生産のワイン・ブランドです。
「ピゾーニ」は、ファミリー名であると同時に、同家を代表する自社畑「ピゾーニ・ヴィンヤード」の名としても知られています。一方、「ルチア」は、ピゾーニ・ファミリーが自社栽培畑のブドウから造るワイン・ブランドで、ピゾーニ、ゲイリーズ、ソベラネスといった畑の個性を表現しています。
ピゾーニ・ファミリーは、モントレー郡で代々農業を営んできた家系で、ゲイリー・ピゾーニが1982年、サンタ・ルシア・ハイランズの標高約400mの東向き斜面に最初のブドウ畑を開いたことから、ワイン造りの歩みが始まりました。現在は、マーク・ピゾーニが栽培を、ジェフ・ピゾーニが醸造を担い、家族で畑からワイン造りまでを手掛けています。
ルチアのワインは、ピゾーニ、ゲイリーズ、ソベラネスといった自社栽培畑のブドウから造られます。サンタ・ルシア・ハイランズは、モントレー湾からの冷涼な風や霧の影響を受ける産地で、ブドウはゆっくりと成熟し、複雑な風味といきいきとした酸を備えます。
ルチアでは、畑の各区画を高い基準で栽培し、サンタ・ルシア・ハイランズらしい冷涼感、果実の凝縮感、そしてバランスのよい味わいを表現することを目指しています。ピノ・ノワールで高い評価を得ている造り手ですが、シャルドネにおいても、豊かな質感と澄んだ酸を兼ね備えた、奥行きのあるワインを生み出しています。
基本情報
| 英語名 |
Lucia by Pisoni Chardonnay Estate Cuvee Santa Lucia Highlands[2023] |
| 生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/モントレー/サンタルシアハイランズ |
| 生産年 |
2023 |
| 生産者 |
ピゾーニ ワイナリー情報を見る |
| タイプ |
スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口 |
| 品種 |
シャルドネ100% |
| 容量 |
750ml |
| 評価・得点 |
ジェブ・ダナック:94点、ジェームス・サックリング:93点、ザ・ワイン・パレット:92点、ヴィノス:91点 |