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オート・コート・ド・ボーヌを名乗ることもできる区画から造られるこの赤ワインは、一般的なブルゴーニュ・ルージュと比べて厚みが一枚上。タンニンも十分に感じられるが、しなやかな果実味に包まれてアグレッシヴさは無い。ビーズのエレガンスを知る入門ワイン。

サヴィニー・レ・ボーヌの各地に点在する区画から。フローラルな香りとピュアな酸。アフターのミネラルによる引き締まったボディが感じられ、そのデリケートな味わいはサヴィニー・レ・ボーヌの特徴を如実に表す。

濃い色調のワインで、美しい酸味とプラムとアーモンドの香りを持ち、バランスの取れた長い余韻が特徴。太陽のような輝きを持つこのワインは、あなたを驚かせ、喜びをもたらすことだろう。

シャトーデュテルトルのこのセカンドワイン。シャトーデュテルトルの若木の葡萄で造られる。醸造・熟成などはシャトーデュテルトルと同じケア。

カロン・セギュールのテロワールへの解釈とは異なったセカンド・ワイン。平均75％のメルローをブレンドし、ファースト・ワインとは一線を画す。このワインは、若いうちから楽しむことができる、あたたかみのある、滑らかなテクスチャを持つ。親しみやすいスタイルで、絹のようで表現豊か。そのチャーミングな特徴が前面に表れながら同時にグラン・ヴァンの気品が感じられる。

ジュヴレ・シャンベルタンの2区画プレソニエとグラン・シャンのブドウが使われるブルゴーニュ・ルージュ。両クリマとも一部は村名ジュヴレとして認められており、ブルゴーニュというよりもジュヴレ・シャンベルタン並みの力強さ、充実度を得ている。果実味と酸のバランスよく、タンニンもキメ細か。贅沢なブルゴーニュ・ルージュだ。

このテロワールはバランスの良い良質なワインをもたらしてくれる。ストラクチャーとエレガンスさ、丈夫さ、シャルドネのまろやかさのよってやや角が取れた程よいしっかり感がある。

ブラーヌ・カントナックのセカンドワイン。熟したスグリ、クランベリーの香り、杉とブラックペッパーのノート。シルキーなタンニン。

ロートシルト家のシャトー。ポイヤックにある畑はムートン・ロートシルトとラフィット・ロートシルトというメドック1級格付けのシャトーに囲まれた好立地で、抜群のテロワールの趣を同じくしている。ロートシルト家の垂涎のラインナップの中では比較的に若くから愉しめるワイン。

シャルドネを主体に造られる珍しいボルドーの白。そのためヴァン・ド・フランスとしてリリースされている。ピーチ、パイナップル、シナモン、ミネラル感のあるノート。フレッシュでアロマティック。

シャトー・グラン・ピュイ・ラコストのセカンドワイン。赤や黒のベリー系フルーツとコーヒーのアロマが特徴的。丸みを帯びたタンニン。

シャトー・ポタンサックのブドウ園は、メドック北部の最高地点の一つに位置し、主に石灰岩の土壌に粘土と砂利の丘陵地帯が重なり、砂利の割合が高い土壌が広がっている。この土壌はサン・テステフのAOCに似た特徴を持つ。ドロン家（レオヴィル・ラス・カーズ）によって古くから経営されてきたこの著名なクリュは、75年以上前に植えられたカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランの区画を擁し、完璧に熟した健康なブドウを生産している。