商品情報
1976年の「パリ・テイスティング」で白ワイン部門1位となった1973年シャトー・モンテレーナ・シャルドネを手掛けたマイク・ガーギッチ。翌1977年にガーギッチ・ヒルズを創業し、シャルドネは創業当初からワイナリーを象徴するワインとなってきました。
この2023年は、ナパ・ヴァレー南端、サン・パブロ湾に近いアメリカン・キャニオンとカーネロスの自社畑のシャルドネ100%。マロラクティック発酵を完全には行わず、ブドウ本来の酸を生かすクラシックなスタイルに仕上げています。
柑橘を軸に、キーライムやジンジャー、白胡椒、白桃、カルダモンが重なり、生き生きとした酸と硬質なミネラル感が味わいに輪郭を与えます。風味豊かな長い余韻まで続く、引き締まったナパ・シャルドネです。
■このワインはこんな方におすすめ
・生き生きとした酸とミネラル感を軸にした、クラシックなナパ・シャルドネがお好きな方
・柑橘を中心に、ジンジャーや白胡椒、カルダモンなどスパイスのニュアンスが重なる白ワインを楽しみたい方
・パリ・テイスティングで名を上げたマイク・ガーギッチの歴史と、ガーギッチ・ヒルズを象徴するシャルドネのスタイルに触れたい方
■生産者のコメント
1977年のワイナリー創業以来、ミイェンコ・マイク・ガーギッチは「キング・オブ・シャルドネ」と呼ばれてきました。その理由を、このクラシックなスタイルのワインから感じていただけます。
このシャルドネはマロラクティック発酵を完全には行わず、ブドウ本来の生き生きとした酸を保っています。ハチミツ、ジンジャー、キーライムの香り。口に含むとフレッシュな柑橘、ライム、スターフルーツが勢いよく広がり、続いてジンジャーと白胡椒が現れます。その奥には白桃とカルダモンの繊細なニュアンスがあります。
生き生きとした酸と鋼を思わせるミネラル感がしっかりとした骨格を与え、風味豊かな長いフィニッシュへと続きます。その風味が舌の上に長く残ります。
■マイク・ガーギッチとシャルドネ
ガーギッチ・ヒルズ創業前、マイク・ガーギッチはシャトー・モンテレーナで醸造を担当していました。彼が手掛けた1973年シャルドネは、1976年5月24日に行われた「パリ・テイスティング」でフランスの白ワインを含むブラインド・テイスティングに臨み、合計132点で白ワイン部門1位を獲得しました。
この出来事の翌年、1977年にマイクはオースティン・ヒルズとともにガーギッチ・ヒルズを創業。7月4日にはラザフォードで新しいワイナリーの建設に着手しました。シャルドネは創業当初からワイナリーを代表する存在となっています。マイクはカリフォルニアワインへの長年の功績により、2008年にカリフォルニアワイン産業の功労者を顕彰する「Vintners Hall of Fame」に殿堂入りしています。
■ヴィンテージについて
3年連続の干ばつの後、2023年の冬はまとまった雨に恵まれ、降水量はナパ・ヴァレーの平均を最大50%上回りました。例年になく涼しい春で萌芽が遅れた後、夏は極端な熱波のない適度に暖かな気候となり、ブドウは良好に成熟しました。
ワイナリー全体の収穫は9月中旬から本格化し、11月1日まで続く長いシーズンとなりました。ガーギッチ・ヒルズの記録上でも、特に長い生育期間のひとつです。また、2022年12月にRegenerative Organic Certifiedを取得し、2023年ヴィンテージ以降のワインはこの認証を掲げています。
■栽培について
ブドウはナパ・ヴァレー南端、サン・パブロ湾に近いアメリカン・キャニオンとカーネロスの自社畑で栽培されています。冷涼な海風と朝霧の影響を受け、ブドウはゆっくり成熟し、複雑な風味を育みながら生き生きとした酸を保ちます。
ガーギッチ・ヒルズの自社畑はすべてリジェネラティブ・オーガニック認証を取得しています。
■醸造について
シャルドネ100%。2023年9月8日に収穫し、収穫時の糖度は平均21.3Brix。天然酵母を用いて2~3週間発酵します。
発酵・熟成にはバレル80%、フードル20%を使用し、期間は10か月。フレンチオークを使用し、バレルは新樽40%、ニュートラル樽60%です。マロラクティック発酵を完全には行わず、ブドウ本来の酸を保つスタイルに仕上げています。2024年7月に瓶詰めされました。
アルコール度数13%、総酸度6.4g/L、pH3.3。
■ガーギッチ・ヒルズについて
「パリ・テイスティングを制したシャルドネの醸造家、マイク・ガーギッチが築いたナパのエステート」
パリ・テイスティングで名を上げたマイク・ガーギッチが、オースティン・ヒルズとともに1977年に設立したナパ・ヴァレーのワイナリーです。自社畑を増やし、すべてのワインを自社畑ブドウから造る体制を整えたことを受け、名称を「Grgich Hills Estate」へ変更しました。
現在は、マイクの娘ヴァイオレット・ガーギッチがPresident & CEOを務め、甥のイヴォ・ジェラマズがWinemaker & VP of Vineyards and Productionとして栽培と醸造を率いる家族経営のワイナリーです。イヴォは1986年に渡米後、叔父マイクのもとで学び、UCデーヴィスでも醸造・栽培を学びました。
栽培では「great wines begin in the vineyard(偉大なワインは畑から始まる)」という考えを掲げ、すべての自社畑でリジェネラティブ農法を実践しています。2019年からリジェネラティブ農法への移行を進め、2022年12月にRegenerative Organic Certifiedを取得。2023年ヴィンテージ以降のワインは、この認証を掲げています。自社畑を自ら管理し、土地の個性を表すワインを造ることを、現在のガーギッチ・ヒルズも大切にしています。
基本情報
| 英語名 |
Grgich Hills Chardonnay Estate Grown Napa Valley[2023] |
| 生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ナパ/ナパヴァレー |
| 生産年 |
2023 |
| 生産者 |
ガーギッチ ヒルズ エステート ワイナリー情報を見る |
| タイプ |
スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口 |
| 品種 |
シャルドネ100% |
| 容量 |
750ml |
| 評価・得点 |
ワイン・エンスージアスト:92点 |