商品情報
このウエスト・リッジは、ハーシュ・ヴィンヤーズのピノノワールの中でも、最もデリケートで、ソフトなタンニンと透明感のある果実味を持っています。このワインは、パワーではなく、複雑さと神秘性で誘惑してきます。
■生産者のコメント
2018年のウエストリッジは、果実がエレガントに熟しており、甘くミントのような香りに花のニュアンスが漂います。口に含むと、ジューシーでしなやかな味わいが広がり、ウエストリッジ・ピノノワールの特徴である持続的な中盤が楽しめます。
■栽培・醸造について
ウエストリッジは、自社畑の、丘の頂上に位置するブドウ畑の区画群で、脊椎のように連なる地形が特徴です。このエリアの土壌は、非常に多様性に富み、重い黒粘土、砂、ローム土壌、そして岩が混ざった黄色い粘土まで、さまざまな種類があります。
この区画から、最も優れた、そして個性豊かな区画を厳選してワインを醸造しています。アルコール度12.2%。
■ハーシュ・ヴィンヤーズについて
ハーシュ・ヴィンヤーズは、1980年にカリフォルニア州ソノマコースト西部、現在のフォート・ロス・シーヴュー地区において、初めてピノノワールを植えたパイオニアです。
創業当初から長らく、ブドウ栽培に専念しており、やがてカリフォルニアのトップ生産者(リトライ、ウィリアムズ セリエム、キスラー)にブドウを供給するようになると、他に類を見ないテロワールから生まれる「透明感・複雑さ・凝縮感」を兼ね備えた果実は、大きな反響を呼ぶことになりました。
その後、ハーシュ・ヴィンヤーズは自社ワイナリーを設立。2002年に初めてピノノワールをリリースして以来、栽培家としてのみならず、ワイナリーとしても高く評価され、ソノマコーストを代表する生産者のひとつとなっています。
全てのワインは自社畑のブドウを100%使用して造られています。ハーシュが所有する約30haの畑は日照量・地形・土壌などを考慮した上で、60以上ものブロックに細分化されており、個々に栽培から収穫・醸造まで行われます。この管理区分の細やかさは、フランス/ブルゴーニュのコート・ド・ニュイ地区をも上回ります。
ブロックごとのケアには、当然コストも手間もかかりますが、それぞれに適した台木やクローン・灌漑などを選択することこそが、ワインの高い品質を維持する秘訣となっています。
基本情報
英語名 |
Hirsch Vineyards West Ridge Pinot Noir[2018] |
生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ソノマコースト/フォートロスシーヴュー |
生産年 |
2018 |
生産者 |
ハーシュ ヴィンヤーズ ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 中口 |
品種 |
ピノノワール100% |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
ワイン・アドヴォケイト:93点ワイン・スペクテイター:93点ワイン・エンスージアスト:93点 |