商品情報
ニュージーランド・マールボロの特徴を日本人生産者の岡田岳樹氏が有機栽培農法で丁寧に表現したワインです。このワインはエレガントなスタイルのピノで、滑らかなタンニンがワインに複雑性を与えています。
■テイスティング・コメント
カシス、ブラックチェリー、木苺などの赤系果実の香りにバラや、エキゾチックなスパイスのニュアンスも感じられます。味わいは、芳醇な完熟したベリー、紅茶、ほのかに クローヴのスパイスの香りが広がり、滑らかなタンニンと長い余韻が非常にエレガントです。
■畑について
1996年植樹。フォリウム・ヴィンヤードの粘土質土壌の区画。栽培面積0.6ha。植樹密度4200本/ha。グイヨ仕立て。マールボロのサザン・ヴァレーの標高63m、なだらかな北向きの畑。粘土質と砂礫や小石を含む河川土壌が幾重にも重なり合った堆積土です。
■醸造について
フレンチオーク樽(新樽25%)で20か月間、熟成しています。アルコール度13.5%。
■フォリウム・ヴィンヤードについて
フォリウム ヴィンヤードの岡田岳樹氏は、2003年に、フランス・サンセールのドメーヌ・ アンリ・ブルジョワが手がけるニュージーランド・マールボロのクロ・アンリに加わり、栽培責任者として2009年まで働きました。その後、2010年6月にニュージーランド南島の北東部マールボロ地方のブランコット・ヴァレーで、フォリウム ヴィンヤードを創業しました。
フォリウム・ヴィンヤードでは、ソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールを手塩にかけて生育し、最高品質のワインを生産することを目標としています。
「高品質なワインを造る一番の近道は高品質なぶどうを育てることです。」と栽培・醸造家の岡田さんは語ります。畑での徹底した収量制限、除葉を始めとするキャノピーマネージメントを行い、秋には完熟した果実を全て手摘みで収穫します。収穫したぶどうの個性を最大限に生かす為、醸造での人的関与を必要最小限に留め、フォリウム・ヴィンヤードのテロワールを反映させたワインを生産しています。
畑の土壌は、氷河期に氷河の移動によってもたらされた粘土質と、ワイラウ川の氾濫によって運ばれた砂礫が幾重にも重なった土壌です。粘土質を多く含むので乾燥した夏期にもぶどうの生育に必要な水分を保つことができます。マールボロ地方の他の畑に比べ高い植樹率にする事で、より凝縮した力強い果実を生産することができます。ニュージーランドのクリーンな環境を維持する為、有機農業認定機関「Biogro(2014年に認定取得)」の規定に則った農法を行っています。
基本情報
英語名 |
Folium Vineyard Pinot Noir Reserve Marlborough[2021] |
生産地 |
ニュージーランド/マールボロ |
生産年 |
2021 |
生産者 |
フォリウム ヴィンヤード ワイナリー情報を見る |
タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: やや重口 |
品種 |
ピノノワール100% おすすめピノノワールを見る |
容量 |
750ml |
評価・得点 |
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