商品情報
南ローヌ地方の伝統的なブレンドに着想を得た、ペンフォールズの「ビン138」。
バロッサ・ヴァレーのグルナッシュを主体に、シラーズとマタロをブレンド。甘やかな赤系果実の風味に、スパイスや香ばしさ、肉を思わせる旨みが重なります。
このブレンドによるワインは、1992年に「オールド・ヴァイン・バロッサ・ヴァレー」の名で初めてリリースされ、1998年ヴィンテージから「ビン138」として展開されています。
■生産者のコメント
紫色のニュアンスを帯びた、レンガ色がかった赤色。
香りはグルナッシュが前面に表れ、甘やかな果実の香りが豊かに広がります。クコの実、酸味のあるラズベリー、甘いレッドカラントなど、さまざまなベリーのニュアンスが感じられます。その奥には、焼き菓子を思わせるスパイスの香りが重なり、カルダモンやジンジャーブレッド、甘みを帯びたパプリカ、グラノーラのニュアンスが複雑さを添えています。
口に含むと、酸味のあるルバーブとアーモンドパウダーの香ばしさに、甘いフランジパーヌ・タルトを思わせる風味が広がります。
ザクロ、マルベリー、甘酸っぱいレッドカラントの果実味に、グリーンペッパー・ソースやピメントを思わせるスパイス、ブラッドソーセージ(ブラックプディング)のニュアンスが重なります。肉厚な果実味と鉄を思わせるニュアンスは、レアに焼いたローストビーフのような土っぽさとミネラル感をもたらします。
タンニンはきめ細かく繊細で、果実味を覆うことなく穏やかな骨格を形成。一本芯の通った酸が、味わいにフレッシュさと生き生きとした印象を与えています。
飲み頃:2025年~2039年
■ヴィンテージについて
バロッサ・ヴァレーの2023年は、変化に富んだ気候条件に対応する、ブドウ栽培農家の粘り強さが試されたヴィンテージとなりました。
冬の降水量は平年並みでしたが、春は全体的に気温が低く、10月下旬には強い寒冷前線の影響で、豪雨や洪水が発生しました。11月にも雷雨が続き、土壌が多くの水分を含んだことで、開花は約3週間遅れました。
12月から1月にかけては、より暖かく乾燥した天候となり、収穫期が近づくと気温は穏やかに推移しました。昼夜の寒暖差にも恵まれ、ブドウ樹に大きなストレスを与えることなく、糖度の上昇とフェノール成分の成熟が進みました。
通常、グルナッシュはシラーズよりも成熟が遅い品種ですが、2023年は例外的に早く成熟し、品種特有の個性を備えた素晴らしい出来となりました。
シーズン後半の恵まれた天候と、春の荒天に対する細やかな管理により、収穫量も当初の予想を上回りました。
■栽培について
バロッサ・ヴァレーの成熟したブドウ樹から収穫した果実を使用しており、その中には古い畑のブドウも含まれています。
比較的暖かい区画では、風通しのよい開放的な樹冠が形成され、粒の小さな高品質のブドウが育ちました。
ブレンド比率は、グルナッシュ56%、シラーズ38%、マタロ6%です。
■醸造について
発酵後、グルナッシュ、シラーズ、マタロを品種ごとに分け、主に旧ホッグスヘッド樽で熟成します。2023年は、フレンチオークおよびアメリカンオークの旧樽で12か月熟成。ボトリングの直前に、それぞれの品種をブレンドして仕上げています。
アルコール度数:14.5%
酸度:6.0g/L
pH:3.65
■ペンフォールズについて
「革新と伝統を重ねる、オーストラリアワインの象徴。」
ペンフォールズは、1844年に医師クリストファー・ペンフォールドと妻メアリーによって、南オーストラリア州アデレード近郊のマギル・エステートで創業されました。
特定の畑や産地だけに限定せず、ワインが目指すスタイルに適したブドウを選び、複数の畑や地域、品種を組み合わせるブレンドの技術を磨いてきた、オーストラリアを代表するワイナリーです。
1950年代には、当時のチーフ・ワインメーカー、マックス・シューバートが、後にオーストラリアを象徴するワインとなる「グランジ」を生み出しました。
また、ワインを保管していたセラーの区画番号に由来する「ビン」シリーズは、現在もペンフォールズを代表するシリーズとして受け継がれています。
基本情報
| 英語名 |
Penfolds Bin 138 Grenache Shiraz Mataro Barossa Valley[2023] |
| 生産地 |
オーストラリア/南オーストラリア/バロッサ/バロッサヴァレー |
| 生産年 |
2023 |
| 生産者 |
ペンフォールズ ワイナリー情報を見る |
| タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口 |
| 品種 |
グルナッシュ56%、シラーズ38%、マタロ(ムールヴェードル)6% |
| 容量 |
750ml |
| 評価・得点 |
ワイン・アドヴォケイト:93点 |