商品情報
シラーズ95%とヴィオニエ5%を開放発酵槽で共発酵。ブラックチェリーや熟したブラックベリーに、ダークチョコレート、リコリス、ほのかなタイムが重なるフルボディの赤ワインです。みずみずしく口中を覆うタンニンが、長く力強い余韻を導きます。
「ラフィング・マグパイ」という名前には、マグパイ(カササギ)という鳥の黒と白の羽色と、黒ブドウのシラーズ、白ブドウのヴィオニエの組み合わせが重ねられています。
■このワインはこんな方におすすめ
・ブラックチェリーやブラックベリーの濃い果実味を楽しみたい方
・ダークチョコレート、リコリス、タイムの複雑な風味がお好みの方
・みずみずしいタンニンと長く力強い余韻を備えたフルボディの赤を選びたい方
・シラーズに少量のヴィオニエを共発酵した造りに興味がある方
■生産者のコメント
明るく深いルビー色。ブラックチェリー、熟したブラックベリー、ダークチョコレート、ほのかなモカの香り。口当たりは豊かで層があり、凝縮した黒系果実とダークチョコレートが広がります。リコリスとほのかなタイムが複雑さと奥行きを加え、みずみずしく口中を覆うタンニンが、長く力強い余韻を導きます。
■名前の由来
クッカバラ(ワライカワセミ)は、笑い声のような特徴的な鳴き声で知られるオーストラリア原産の鳥。チェスターの幼い娘たちは、この鳥を「ラフィング・マグパイ(笑うカササギ)」と呼んでいました。
カササギは、黒い羽に白い模様を持つ鳥。その黒と白の羽色になぞらえ、黒ブドウのシラーズと白ブドウのヴィオニエを組み合わせた、マクラーレン・ヴェイル初のシラーズ&ヴィオニエのブレンドを表現しています。
■ヴィンテージについて
冬は乾燥し、散発的な小雨は土壌深くまで浸透しませんでした。萌芽への影響は一部灌漑で対応。春の開花期には強風があり、とくにシラーズの生育へ影響しました。夏は暑く、46.6℃の記録的高温を含む熱波があり、一部品種は日焼け被害を受けました。多くの品種で収量は減りましたが、品質は良好で品種特性がよく表れました。強いタンニンに対応するため、発酵は通常より糖分が高い段階で果皮から搾汁しました。
■栽培について
マクラーレン・ヴェイルで栽培されたシラーズ95%とヴィオニエ5%を使用。収穫は2月8日から4月18日に行われました。
■醸造について
シラーズ95%とヴィオニエ5%を開放発酵槽で共発酵。発酵が3分の2ほど進んだ段階で足踏みし、バスケットプレス後、古いフレンチオークで発酵を完了して10カ月熟成します。澱とともに熟成し、最終ブレンドまで澱引きせず、清澄・濾過を行いません。アルコール度数14.5%。
■ダーレンベルグについて
「競走馬を手放して得た土地から始まった、赤いストライプと4世代の物語。」
ダーレンベルグの歴史は1912年、ジョセフ・オズボーンが所有する競走馬を売り、南オーストラリア州マクラーレン・ヴェイルの土地「バンダラ」を購入したことから始まります。医学の道を健康上の理由で離れ、土地で働くことになった息子フランクのための決断でした。当初はブドウ栽培が中心でしたが、義兄でワイン業界の先輩でもあったサム・トリーの勧めを受け、フランクは醸造を学び、5トンの開放発酵槽と手動のバスケットプレスを備えたワイナリーを建設。1928年に自らのワインを初めて造りました。現在まで続く開放発酵とバスケットプレスの原点は、この創業期にすでに形づくられていたのです。
1943年には、フランクの健康を支えるため、3代目フランシス・ダーレンベルグ・オズボーン、通称d’Arryが16歳で学校を離れて家業に入りました。1959年、d’Arryは亡き母に敬意を表して「d’Arenberg」の名を冠した自社ラベルを立ち上げます。いまや目印となった斜めの赤いストライプは、母校で身につけた深紅と白の縞のネクタイから着想したもの。家族の紋章には「Vinum vita est(ワインは人生)」という言葉も掲げられました。一本のラベルに、家族の記憶と遊び心が刻まれています。
1984年、ローズワーシー農業大学で醸造学を修め、欧州のワイン産地を巡った4代目チェスター・オズボーンがチーフ・ワインメーカーに就任しました。チェスターは施肥をやめ、灌漑を抑えて収量を減らす一方、足踏みとバスケットプレスという伝統的な手法を復活。現在もエントリークラスから上位キュヴェまで、赤・白を問わずすべてのワインをバスケットプレスし、赤ワインは発酵中に足踏みしています。白ブドウは果皮から色やタンニンを取り込みすぎないよう発酵前にプレス。畑を歩いてブドウを味わい、区画ごとの収穫時期を決め、少量のロットを最終ブレンドまで分けて扱うのも、ダーレンベルグの基本姿勢です。手間のかかる方法を、ワインの個性を穏やかに引き出すために守り続けています。
畑と事業を次世代へ渡すため、ダーレンベルグはSustainable Winegrowing Australiaの認証を取得。選定された自社・賃借畑では有機・バイオダイナミック認証を受け、太陽光発電、リサイクル、自然な病害虫管理にも取り組んでいます。一方で、ムールヴェードル畑の中に建つ5階建ての「ダーレンベルグ・キューブ」を2017年に開業するなど、ワインを味わう体験にも大胆な発想を持ち込みました。100年以上の家族史、手仕事を惜しまない醸造、そして型にはまらない名前や表現。その三つが同居していることが、ダーレンベルグを忘れがたい造り手にしています。
基本情報
| 英語名 |
d'Arenberg Laughing Magpie Shiraz Viognier[2019] |
| 生産地 |
オーストラリア/南オーストラリア/マクラーレンヴェイル |
| 生産年 |
2019 |
| 生産者 |
ダーレンベルグ ワイナリー情報を見る |
| タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口 |
| 品種 |
シラーズ95%、ヴィオニエ5% |
| 容量 |
750ml |
| 評価・得点 |
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