商品情報
マーガレット・リヴァーのルーウィン・エステートが手掛けた、アート・シリーズの2006年カベルネ・ソーヴィニヨン。時を重ねたバックヴィンテージを楽しみたい方へご紹介する一本です。
カベルネ・ソーヴィニヨン87%に、マルベック11%とプティ・ヴェルド2%を合わせています。生産者が2011年1月のリリース時に描いたのは、ブラックカラントやチェリーに花やハーブが重なり、ココアパウダーのようなタンニンが骨格をつくる味わい。当時の作柄と造りをひもときながら、2006年のワインに向き合ってみませんか。
■このワインはこんな方におすすめ
・2006年という時を重ねたヴィンテージを、当時の作柄や造りの記録とともに楽しみたい方に。
・カベルネ・ソーヴィニヨンを軸に、マルベックとプティ・ヴェルドを合わせた、ルーウィンのアート・シリーズを選びたい方に。
■生産者のコメント
生産者のコメントはリリース時のものです(2011年1月リリース)。
際立つブラックカラントとチェリーの香りに、芳しいスミレ、ローリエ、アニス、クローブ、乾燥したタバコの葉の香りが重なります。樽の印象はとても繊細で、鉛筆を思わせ、全体として複雑で芳香豊かな香りをつくり上げています。
まとまりのある味わいには芯があり、きめ細かな質感と均衡を備え、森の黒系果実を思わせるふくらみのある果実味が感じられます。乾燥セージ、コーヒー豆、ほのかな焦げ、アニスの印象が現れ、骨格を形づくるココアパウダーのようなタンニンが特徴的なフィニッシュへと続きます。
■ヴィンテージについて
2006年は、生産者が記録上最も涼しい夏と振り返る年です。寒く雨が多く風の強い春に始まり、すべての品種で芽吹きが遅れました。長い冬の影響で開花も通常より2~3週間遅くなり、収量は平均を下回りました。涼しい夏を経て、ルーウィンでは当時最も遅い収穫を迎えています。
一方、生産者はシラーズなどの品種では、涼しい夏が成熟中の風味の損失を抑え、少ない収量と相まって、凝縮感と品種らしい風味を備えたワインになったと説明しています。遅い芽吹きに合わせて畑を管理し、各品種を糖度・風味・生理的な成熟度が整った状態で収穫しました。
この2006年アート・シリーズ・カベルネの収穫期間は、4月13日から5月3日です。
■醸造について
密閉式と開放式の発酵槽を使い、最高30℃で発酵。各ロットで1日3回のポンプオーバーを行い、抽出を進めます。
マロラクティック発酵は全量を樽内で行います。樽熟成を経た構成ワインをブレンドし、フレンチオークのバリックでさらに熟成。このワインはオーク樽で合計23か月を過ごしました。新樽比率は40%、樽のトーストはミディアムです。卵白による清澄と、2.0~0.45ミクロンの濾過を行っています。
瓶詰めは2008年1月22日~30日。2011年1月にリリースされました。アルコール度数:13.3%。
■ルーウィン エステートについて
「礫質の畑で果実とタンニンを育てる、ルーウィンのカベルネ」
西オーストラリア、マーガレット・リヴァーのルーウィン・エステートは、ホーガン家が世代を重ねて営むワイナリーです。デニスとトリシア・ホーガン夫妻が1969年に購入した牧場に、1972年、ナパ・ヴァレーのロバート・モンダヴィが上質なワインを生む可能性を見いだしました。その助言を受けて進んだ畑づくりは、現在の家族と栽培・醸造のチームへ受け継がれています。
ルーウィンがカベルネ・ソーヴィニヨンづくりで重視するのは、ブドウの樹が伸びすぎない、痩せた礫質の土地です。ワイナリーで用いるホートン系統は、小さな果粒と低い収量が特徴。枝葉の管理も組み合わせ、果実の風味だけでなく、果皮と種のタンニンが熟すことを大切にします。海の影響を受けるマーガレット・リヴァーの気候と、畑ごとに条件を見極める栽培が、そのカベルネの土台です。
収穫の判断でも、糖と酸の数値だけでなく、実際にブドウを味わうことを重視。小さなロットを分けて扱い、ワインの個性を確かめてから組み合わせます。赤ワインの樽熟成では、樽の風味を果実に馴染ませ、若いタンニンをゆっくり整えるという考え方を説明しています。果実の充実感と細やかな質感を両立させ、土地と品種に忠実なワインを目指す造り手です。
その考えを表す「アート・シリーズ」は、ルーウィンが豊かさと熟成への適性を備えたワイン群と位置づけるレンジ。ラベルにはオーストラリアの現代美術家の作品を採用し、ワインと芸術を結び付けています。今回の2006年カベルネのラベルには、YVETTE SWANの名が記されています。カベルネ・ソーヴィニヨンにマルベックとプティ・ヴェルドを合わせ、2011年1月にリリースされたこのバックヴィンテージは、ルーウィンのカベルネの歩みを過去の年からたどる一本です。
現在は、シモーヌ・ファーロングとジャスティン・ホーガンが共同で経営を担い、次の世代も加わっています。再生型栽培を通じて土壌の健全さや生物多様性、樹の回復力を支えることも、いまの取り組みの一つ。土地を受け継ぐ家族と、果実の純粋さを重んじるチームの視点から、この造り手のワインを知ることができます。
基本情報
| 英語名 |
Leeuwin Estate Art Series Cabernet Sauvignon[2006] |
| 生産地 |
オーストラリア/西オーストラリア/マーガレットリヴァー |
| 生産年 |
2006 |
| 生産者 |
ルーウィン エステート ワイナリー情報を見る |
| タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: やや重口 |
| 品種 |
カベルネソーヴィニヨン87%、マルベック11%、プティヴェルド2% |
| 容量 |
750ml |
| 評価・得点 |
|