オーストラリア/ヴィクトリア州のビーチワース地区で収穫されたルーサンヌから造られる白ワインです。
緑の麦わらと黄金の干し草色。野生のフェンネルと濃厚な白い花のような香り。力強い味わいと骨格のしっかりしたストラクチャーが感じられます。オーストラリア/ヴィクトリア州北部の素晴らしい冷涼な年の2021年のルーサンヌは、800L樽の直接圧搾され、土着酵母で発酵し、澱の上で8ヶ月間優雅に熟成させています。無濾過、無清澄でSO2を最小限に抑えて瓶詰めしています。
■ジャムシードについて
ジャムシードのオーナー兼ワインメーカーはギャリー ・ミルズ。彼の経歴は、変化と起伏に富んでいます。若き日に村田製作所の実業団(野球)に所属し、島根県に住んでいた彼は広島カープのプロテストを受ける程の逸材でしたが肩の故障により英会話の教師となりました。
オーストラリアへ帰国後、故郷西オーストラリア/マガレット・リヴァーでのビンテージ参加、ここから急転直下で彼のキャリアは変化していきます。日本語堪能な彼を見込んで、カリフォルニアにあるリッジからワイナリーでの仕事が舞い込んだのです。
5週間の滞在予定でしたが、世界の偉大な造り手の一人リッジのポール・ドレイパーは、ギャリー ・ミルズの鋭敏な味覚と醸造センスを感じ取り様々な仕事を課す事になりました。結果として2年半、リッジ・ヴィンヤードでワインメーカーとして研鑽を積み、その後、自身のワイン手で造るべくオーストラリアへと舞い戻りました。
ギャリー ・ミルズのワインは彼が心から愛するブドウ品種シラーとリースリングを基本としています。そのスタイルは繊細にして優美。今やニューヨークタイムズ紙が、オーストラリア最良の生産者として特集する程に世界から注目される存在となっています。
- Jamsheed Beechworth Roussanne[2021]
- オーストラリア/ヴィクトリア/ビーチワース
- スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口
- ルーサンヌ
- 750ml