商品情報
このワインの中心となるのは、創業者ミイェンコ・マイク・ガーギッチが日当たりと水はけのよさに可能性を見いだした、ナパ・ヴァレーのヨントヴィルにある自社畑。ラザフォードとカリストガの自社畑のブドウも合わせ、ナパ・ヴァレーの個性を表現しています。
ブラックベリーやカシスに、カルダモンやナツメグが重なる、奥行きのあるナパ・カベルネ。豊かな果実味を生き生きとした酸としっかりとしたタンニンが支え、長く風味豊かな余韻へと続きます。
■このワインはこんな方におすすめ
・黒系果実の豊かさに加え、酸とタンニンのしっかりした赤ワインがお好きな方
・オーガニックで育てた自社畑のブドウから造る、ナパ・カベルネを選びたい方
■生産者のコメント
私たちの2021年ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンには、ナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンを特徴づける複雑さ、奥行き、品質の高さが、ひと口目から余韻まで表れています。
ブラックベリー、カシス、ブラックチェリーといった黒い果実の魅惑的な香りに、カルダモンとナツメグのエキゾチックな香りがアクセントを添えます。口に含むとさらに奥行きが増し、赤系ベリーやブラックベリーに、ブラッドオレンジやドライクランベリーのニュアンスが重なります。生き生きとした酸が味わいを支え、しっかりとしたタンニンがさらに骨格と複雑さを与えながら、長く風味豊かな余韻へと続きます。
■ヨントヴィルの畑と、このワインの位置づけ
マイク・ガーギッチがヨントヴィルの畑に初めて目を留めたのは1958年。理想的な日当たりと優れた水はけから、質の高いブドウを生む土地だと見込み、1984年にこの地の畑を取得しました。
このワインは、生産者のスタイルを伝える「ナパ・ヴァレー・セレクション」の一本。異なる自社畑のブドウを組み合わせ、食事との合わせやすさや味わいのバランスを大切にするシリーズです。
■ヴィンテージについて
2021年は干ばつに見舞われたものの、生育期には深刻な気象上の問題がなく、ワイナリー全体の収量は2020年より5%増加しました。2月を過ぎてからまとまった雨はありませんでしたが、春から夏は穏やかな気候に恵まれました。
特に8月と9月は涼しく、各区画を理想的な熟度で収穫することができ、生産者は果実の品質と凝縮度を高く評価しています。ワイナリー全体の収穫は10月末に終了し、北カリフォルニアにまとまった雨が降る直前に、最後のブドウが運び込まれました。このカベルネ・ソーヴィニヨンに使用したブドウの収穫期間は、9月23日~10月18日です。
■栽培について
ヨントヴィルの自社畑を中心に、ラザフォードとカリストガの自社畑のブドウを使用しています。
ヨントヴィルの自社畑には砂礫質ロームと粘土質ロームが見られ、ラザフォードはローム、カリストガは深い赤みを帯びたロームを主体とする土壌です。オーガニック認証を受けた自社畑を、再生型農業の原則に沿って管理。土壌や生態系の健全さを重視し、自然の働きを生かした栽培を行っています。
■醸造について
カベルネ・ソーヴィニヨン81%に、メルロー11%、プティ・ヴェルド5%、カベルネ・フラン3%をブレンド。収穫時の糖度は平均23.67Brixです。天然酵母で発酵し、果皮との接触期間は4週間。フレンチオークで20か月熟成し、2023年7月10日~8月2日に瓶詰めされました。
総酸度:5.6g/L
pH:3.73
アルコール度数:14.2%
■ガーギッチ・ヒルズについて
「パリ・テイスティングの立役者が築いた、自社畑のブドウ100%で造るワイナリー」
1976年の「パリ・テイスティング」で白ワイン部門1位となった、1973年シャトー・モンテレーナ・シャルドネ。そのワインを手掛けたのが、ガーギッチ・ヒルズの創業者ミイェンコ・マイク・ガーギッチです。翌1977年、コーヒー事業で知られるヒルズ家のオースティン・ヒルズらとともに、ナパ・ヴァレーのラザフォードにワイナリーを創業しました。
創業のきっかけは、パリ・テイスティングの後、世界に通用するワインを造りたいと考えたオースティンが、マイクに協力を求めたことでした。醸造の経験を持つマイクと、事業の経験を持つオースティンが力を合わせ、家族経営のワイナリーとして歩み始めました。
その歩みは、マイクの娘で社長兼CEOのヴァイオレット・ガーギッチと、栽培・醸造を統括するイヴォ・ジェラマズらに受け継がれています。ヴァイオレットは父の方針で、瓶詰め作業から分析、テイスティングルームまで、ワイナリーのさまざまな仕事を経験しました。クロアチアで工学を学んだイヴォは、1986年の渡米後にナパのワイン造りに魅了され、マイクの指導と大学での学びを通じて醸造の道へ進みました。
マイクが大切にしたのは、ブドウの品質を自ら管理するために畑を所有することです。アメリカン・キャニオン、カーネロス、ヨントヴィル、ラザフォード、カリストガに自社畑を持ち、それぞれの気候や土壌に合う品種を育てています。2007年には自社畑のブドウ100%によるワイン造りを反映し、名称を「ガーギッチ・ヒルズ・エステート」へ変更しました。
5つの自社畑は2006年までにオーガニック認証を取得し、2022年12月にはリジェネラティブ・オーガニック認証を取得しました。土を覆うカバークロップ、野鳥や昆虫、羊や牛などの働きも取り入れ、畑をひとつの生態系として育てる再生型有機農法に取り組んでいます。2006年には太陽光発電を導入し、大学と連携した畑の野鳥調査にも参加するなど、環境への取り組みを幅広く進めています。
醸造で重視するのは、畑の個性を表すための、必要以上に手を加えないワイン造りです。畑の生物多様性やブドウに自然に存在する酵母を大切にし、食事と楽しめるバランスを追求しています。
ラベルにも、創業者たちの背景が表されています。赤白の盾はマイクの故郷クロアチアを表す紋章、馬の図柄はヒルズ家の紋章の一部です。ふたつの図柄には、両家を等しくラベルに表したいという創業時の考えが込められています。
基本情報
| 英語名 |
Grgich Hills Cabernet Sauvignon Estate Grown Napa Valley[2021] |
| 生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ナパ/ナパヴァレー |
| 生産年 |
2021 |
| 生産者 |
ガーギッチ ヒルズ エステート ワイナリー情報を見る |
| タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口 |
| 品種 |
カベルネソーヴィニヨン81%、メルロー11%、プティヴェルド5%、カベルネフラン3% |
| 容量 |
750ml |
| 評価・得点 |
ワイン・アドヴォケイト:91点デキャンター:95点、インターナショナル・ワイン・レポート:93点、ワイン・エンスージアスト:92点、ジェームス・サックリング:92点、ジェブ・ダナック:92点、ザ・ワイン・インディペンデント:91点 |