商品情報
マーガレット・リヴァーの家族経営ワイナリー、ルーウィン・エステートが手掛けるアート・シリーズのシラーズです。桜やスミレの花に、ベリーや白コショウの香りが重なります。明るい酸とエレガントなタンニン、長く続く旨みのある余韻まで、香りと口当たりの繊細な表情を楽しめる一本です。
シラーズ99%にマルベックを1%合わせ、フレンチオーク樽で18か月熟成。2023年のラベルには、Tjulkiwa Atira Atiraの作品「Arulya」が描かれています。グラスの中の香りとラベルの絵画、その両方をゆっくり味わってみてください。
■このワインはこんな方におすすめ
・スミレや桜の花、ベリー、スパイスへと香りが重なり、明るい酸と繊細なタンニンを備えたシラーズを楽しみたい方に。
・ワインと絵画を結び付けるルーウィンのアート・シリーズを、シラーズから味わってみたい方に。
■生産者のコメント
香りは立ち上がりがよく、生き生きとして芳香に富み、桜の花、スミレ、ローズウォーターの印象が際立ちます。その中心には、青系果実、桑の実、ダムソンプラムの香りが織り込まれています。白コショウ、アニス、シナモン、クローブが複雑さをさらに重ねます。
味わいは繊細で、織り合わされたように層をなし、ブラックベリー、ブラック・パスティーユ、ブルーベリーの印象が口中を包みます。中盤を通る細い黒鉛のような筋が、明るい酸とエレガントなタンニンに調和します。穏やかで均衡のとれた梗由来の要素が口当たりに広がりを与え、長く続く、旨みを感じる余韻へと導きます。
■ヴィンテージについて
2023年は、長く暖かく日照に恵まれた夏が、十分に熟したブドウの房を育んだ年です。2022年の冬は雨が多く風も強く、続く春の中盤から後半は冷涼で、小雨や曇天の日が長く続きました。11月第2週から天候が好転し、12月から4月上旬までは暖かな晴天が続きました。
開花期も好天に恵まれ、シャルドネとピノでは11月上旬に開花が始まり、11月20日までに終了。夏は急激な高温や雷雨がなく、日中26~32℃で安定した成熟期となりました。前年夏とは異なりマリの花が咲かなかったため、ブドウを鳥から守る防鳥ネットが数多く設置されました。
シラーズとカベルネは4月に収穫され、最後のブドウを摘んだのは4月27日でした。生産者は、マーガレット・リヴァーにとって再び傑出したヴィンテージと評価しています。
■醸造について
果実を一粒ずつ選別し、開放式と密閉式の発酵槽で発酵させます。一部のロットでは、生き生きとした印象と香りの立ち上がりを高めるため、20%の全房を上に載せています。発酵中は毎日、パンチダウンとポンプオーバーを行います。
新樽・1年使用樽・2年使用樽のバリックと、より大きな容量のフレンチオーク樽へ移し、樽内でマロラクティック発酵を実施。6か月後に各構成ワインをブレンドし、さらに12か月、合計18か月間樽で熟成します。新樽比率は30%で、樽のトーストはミディアムです。
仕上げには卵白による清澄と無菌濾過を行っています。アルコール度数は13.5%です。
■ルーウィン エステートについて
「海風のマーガレット・リヴァーで、家族が磨き続けるシラーズのエレガンス」
西オーストラリアのマーガレット・リヴァーにあるルーウィン・エステートは、ホーガン家が世代を重ねて営むワイナリーです。出発点となったのは、デニスとトリシア・ホーガン夫妻が1969年に購入した牧場。1972年、ナパ・ヴァレーのロバート・モンダヴィが、上質なワインを生む可能性を見いだし、夫妻の歩みを支えました。1975年からブドウの植栽を進め、1979年に初めての商業ヴィンテージを迎えています。
マーガレット・リヴァーの生育期を支えるのは、海に近い土地ならではの穏やかさです。地中海性気候に海洋の影響が重なり、午前の遅い時間から吹く海風が畑を冷やします。ルーウィンの畑では、糖と酸の数値だけでなく果実を味わうことを重視し、赤ワイン用のブドウでは種と果皮のタンニンの熟し方も確かめます。条件に合わせて小さなロットで収穫し、それぞれの個性を別々に見極めるのが、畑から醸造へつながる考え方です。
現在は、創業家のシモーヌ・ファーロングとジャスティン・ホーガンが共同で経営を担い、次の世代も加わっています。土壌の健全さ、生物多様性、樹の力を支える再生型栽培に取り組むとともに、ワイナリーが新たに力を注いでいるのが、エレガントなシラーズをさらに磨くこと。栽培と醸造のチームが、果実の純粋さと畑の個性をワインに表すという目標を共有しています。
そのシラーズを味わえる「アート・シリーズ」は、ルーウィンが豊かさと熟成への適性を備えたワイン群と位置づけるレンジです。ラベルに採用するのは、オーストラリアの現代美術家による作品。ワインと絵画の結び付きは、敷地内のアート・ギャラリーへも広がっています。2023年のシラーズを彩るのは、Tjulkiwa Atira Atiraの「Arulya」です。
2023年は長く暖かな夏のもとで果実が熟した年。アート・シリーズ・シラーズにはマルベックを1%合わせ、一部のロットに20%の全房を用いて、生き生きとした香りを引き出しています。フレンチオーク樽で計18か月熟成したワインを、生産者は花や青系果実、スパイスの香り、明るい酸、エレガントなタンニンが重なる味わいと表現。力強さだけでなく、香りの広がりと繊細なつながりを大切にする、ルーウィンのシラーズへの取り組みが伝わる一本です。
基本情報
| 英語名 |
Leeuwin Estate Art Series Shiraz[2023] |
| 生産地 |
オーストラリア/西オーストラリア/マーガレットリヴァー |
| 生産年 |
2023 |
| 生産者 |
ルーウィン エステート ワイナリー情報を見る |
| タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: やや重口 |
| 品種 |
シラーズ99%、マルベック1% |
| 容量 |
750ml |
| 評価・得点 |
ワイン・アドヴォケイト:95点ワイン・エンスージアスト:93点 |