濃縮感あるセミ・ドライのラズベリー、ブラックチェリー、ダークプラムを思わせる香りと味わいに、綺麗で品のあるジャスミン茶や中国茶、ラベンダー、胡椒、甘草、クローブ、セージなどの香りが脇を固めます。
時間と共にミルク・チョコとスミレ、スギ、月桂樹の葉も香り立ち、アフターにはフローラルなニュアンスが広がります。風味が良くキメが細かくタンニンと凝縮感、長い余韻、深みを感じるワインに仕上がりました。涼しい気候のシラーの特徴らしく、優しい酸味と滑らかな印象はまるでピノノワールを思わせます。
60日間スキンコンタクトを行い、そのまま全房発酵、その後18ヶ月ニュートラルオークにて熟成しています。
■エクス・ポスト・ファクトにつきまして
エクス・ポスト・ファクトは、メルヴィル、ブリュワー・クリフトンで一躍アメリカのトップ醸造家の仲間入りを果たした天才醸造家グレッグ・ブリュワー氏が、2016年から手掛けるプライベート・ブランドです。
グレッグ・ブリュワー氏は、ブリューワー・クリフトンとダイアトムでは、ピノノワールやシャルドネの造り手として知られてますが、実はサンタ・バーバラの地で、25年間シラー造りにも取り組んできました。
グレッグ・ブリュワーの造り出すシラーは、教科書通りのシラーではありません。それは、他のエリアには見られない「独特の涼しい気候」「土壌」「地形」などブドウ畑を取り巻く全ての「テロワール」を理解しているからこそ、この地での長い経験を通して、造り上げた魅惑的で魅力的なシラーなのです。
Ex Post Facto(エクス・ポスト・ファクト)は直訳すると「事後」「過去にさかのぼる」を意味しますが、グレッグ・ブリュワーが造り上げるEx Post Factoには、「原点に戻る」という想いも込めて、[ブリューワー・クリフトン]とは異なるコンセプトの基、グレッグ・ブリュワーのメッセージを閉じ込めたワインとしてリリースされています。
- Ex Post Facto Syrah Santa Barbara[2018]
- アメリカ/カリフォルニア/サンタバーバラ
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- シラー
- 750ml