ゼヴィアXavier
元パトリック サリヴァンのアシスタント「ゼヴィア・グッドリッジ」の造るワイン
ゼヴィア・グッドリッジの半生は、大概のオーストラリア人が経験するように、高校卒業後に、外国へ行き学問を収めながら過ごす典型的なものでした。ロンドンで学生生活を送りながら、ビールをしこたま流し込み酒の味を覚え、いつしか職を得たワインバーでワインへとのめり込んで行ったのです。
ゼヴィア・グッドリッジの現在地を考えた時に、幼馴染みでもあり、ワイン作りの師匠でもあるパトリック サリヴァンの存在は絶対に無視出来ません。オーストラリアに帰国した際、真っ先に食い扶持の提供を買って出たのもパトリック サリヴァンであり、そのワイン作りをアシストしながら、ゼヴィア・グッドリッジ自身が将来作りたいワインのイメージに大きなインスピレーションを与えてくれたのも、パトリック サリヴァンでした。
必然的な流れとしてザヴィエが醸す液体は、ブドウが収穫されるエリア由来のテロワールがもたらすニュアンスの差はあれどもスタイルが大変よく似ています。
地元から、僅かな距離にあるヒースコートBRESS【ブレス】にてワイン・ビール・サイダーを作りながら、ゼヴィア・グッドリッジ自身のレーベルを立ち上げて2年目。ブレスを去ったゼヴィアはいよいよ自らの城を築き始めました。雀の涙ほどしか無かった生産ボリュームも僅かに増え、2018年からインポーターであるワインダイヤモンズがプロポーズし続けていた日本への輸出へと、ようやく辿り着いたそうです。