商品情報
ソノマの冷涼なワイン産地ウエスト・ソノマ・コーストに位置する、フリーマンの自社畑「ユーキ・エステート」のピノ・ノワールを主体に造られた1本です。
豊かなベリーの香りに花、昔ながらのピノ・ノワールを思わせるスパイス。口に含むと果実の風味だけでなく、土や旨味を思わせるニュアンスが重なり、バランスの取れた酸と丸みのあるタンニンが、ミディアムボディの味わいを形づくります。
ブレンドの82%を占めるのは、太平洋に近い急斜面の自社畑ユーキ・エステート。2022年は朝晩に霧が多く、午後は晴れる生育期となり、9月にすべてのブドウを収穫しました。フレンチオークで11か月熟成し、新樽比率は12%。冷涼な土地で育ったピノ・ノワールの果実味に、花やスパイス、土を思わせる風味が重なる一本です。
■このワインはこんな方におすすめ
・太平洋に近い自社畑ユーキを主体にした、冷涼な土地のピノ・ノワールを楽しみたい方
・ベリーや花、スパイスに、土や旨味を思わせる風味が重なるピノ・ノワールがお好きな方
・丸みのあるタンニンとバランスの取れた酸を備え、今から熟成による変化も楽しめる一本を選びたい方
■生産者のコメント
2022年ウエスト・ソノマ・コースト ピノ・ノワールは、この年の恵まれた生育期と、果実を理想的な熟度へ導いた9月の好天を映したワインだと考えています。豊かなベリーの果実香に、花のニュアンスと、昔ながらのピノ・ノワールを思わせるスパイス香が重なります。
バランスの取れた酸と丸みのあるタンニンが味わいを形づくり、ミディアムボディの口当たりに、土、果実、旨味を思わせる風味が広がります。最も楽しめる時期は、2024年後半から2035年頃でしょう。
■ヴィンテージについて
2022年は、平年を下回る降雨量が4年続いた最後の年でした。ウエスト・ソノマ・コーストでは山火事の脅威がなかった年が2年続き、生育期は朝晩に霧が多く、午後には明るい日差しが広がりました。熱波は9月までほとんどなく、ウエスト・ソノマ・コースト ピノ・ノワール用のブドウはすべて9月中に収穫されました。
■栽培について
ウエスト・ソノマ・コーストに位置する2つの畑のブドウを使用しています。
2022年のブレンドは、自社畑「ユーキ・エステート」が82%を占めます。同畑に植えられているカレラ、マウント・エデン、2Aヴァーデンスヴィル、23マリアフェルド、ディジョン114、667、828の7クローンすべてが使われています。残る18%はプラットのブドウで、フリーマンが2005年から使ってきた2Aヴァーデンスヴィルに加え、ディジョン777も使われています。
このワインの82%を占めるユーキ・エステートは、太平洋に近い急斜面に位置する冷涼な畑です。砂質粘土ローム土壌で、植樹当初から有機栽培を継続。水、カバークロップ、害虫対策、生息環境の維持に配慮しながら管理されています。「Yu-ki」はアキコ・フリーマンの甥の名前であると同時に、「大きな木」という意味も持つ名称です。敷地にはレッドウッドの森が広がり、夫妻はその環境を守るため、森林の一部をソノマ西部の自然環境を保全する非営利団体「ボデガ・ランド・トラスト」へ寄付しました。
■醸造について
オープントップ発酵槽で5日間の低温浸漬を行い、1日に1~3回、手作業でパンチダウン。フリーランはそのまま樽へ移し、プレスワインは澱を沈めた後、別々に樽へ入れます。フレンチオークで11か月熟成。樽構成は新樽12%、1年使用樽19%、2年使用樽8%、3年使用樽27%、ニュートラル樽34%です。2023年8月に瓶詰めされ、750mlで520ケースが生産されました。
■フリーマンについて
「太平洋の影響を受ける冷涼なソノマで、アキコ・フリーマン率いるチームが造るワイン」
フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーは、ケン・フリーマンと東京生まれのアキコ・フリーマン夫妻が2001年に設立した家族経営のワイナリーです。ふたりの出会いは1985年9月28日。ハリケーン「グロリア」のためケンが立ち寄ったニューヨーク近郊のパーティで出会ったことが、後のワイナリーにつながりました。
ふたりは冷涼な気候で育つピノ・ノワールとシャルドネを好み、カリフォルニアでも複雑さを備えたワインを造れると考えていました。1997年からワイナリーの候補地を探し始め、300以上の物件を見た末に、急斜面と海からの冷たい風の影響を受けるソノマ・カウンティ西部へたどり着きます。2001年、ロシアン・リヴァー・ヴァレーのグリーン・ヴァレー西端にワイナリーを構えました。
アキコはワイナリー創設後、ピノ・ノワールとシャルドネを得意とするエド・カーツマンに師事し、ブドウ栽培と醸造を学びました。現在はワインメーカーとして、所有畑の栽培や契約栽培家の選定から、発酵、澱引き、ロット評価、ブレンドまでワイン造り全体を監督しています。創業時から、熟度を高くすること自体を目的とせず、バランスを重視するスタイルを追求してきました。
現在は、赤星映司ダニエルもアソシエイト・ワインメーカーとして醸造チームに加わっています。カリフォルニア州立大学フレズノ校で醸造学の修士号を取得し、ナパやソノマのワイナリーで経験を積んできた醸造家です。約10年前に初めてフリーマンのピノ・ノワールを飲み、そのワインに魅了されたことが、後にフリーマンのチームへ加わる縁となりました。また、ソノマでワイン造りに携わり、カリフォルニアのワイン産業の発展に重要な役割を果たした日本人・長澤鼎の子孫でもあります。
自社畑は、フリーマンのピノ・ノワール造りの中心です。ワイナリーに隣接するグロリア・ヴィンヤードに加え、2007年には太平洋に近いフリーマン・ランチを取得。翌年、急斜面にユーキ・ヴィンヤードを植樹しました。現在、この2つの自社畑がフリーマンのピノ・ノワール造りを支える重要な存在となっています。
基本情報
| 英語名 |
Freeman Pinot Noir West Sonoma Coast[2022] |
| 生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ソノマコースト |
| 生産年 |
2022 |
| 生産者 |
フリーマン ワイナリー情報を見る |
| タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: やや重口 |
| 品種 |
ピノノワール100% |
| 容量 |
750ml |
| 評価・得点 |
ワイン・スペクテイター:90点デカンター:94点 |