商品情報
ロシアン・リヴァー・ヴァレーの自社畑グロリア・エステートを中心に、KRランチ、プラットの3つの畑のピノ・ノワールをブレンドして造られる1本です!
ブラックベリーのコンポートに、松茸や土を思わせるニュアンス。口に含むと熟した果実味が広がり、際立つ酸が輪郭を与え、余韻にはしっかりとしたタンニンが続きます。
2023年は冷涼で雨の多い冬の影響から生育が遅れ、収穫は例年の8月末ではなく9月末にスタート。果実は例年より低めの糖度と高い酸を備えました。自社畑グロリア・エステートを55%、KRランチを30%、プラットを15%ブレンド。グロリアはこのワインの土台となり、熟度、骨格、風味をもたらすと生産者は説明しています。
冷涼な2023年らしい高めの酸を軸に、熟した果実味としっかりしたタンニンが重なる、骨格のあるピノ・ノワールです。
■このワインはこんな方におすすめ
・ブラックベリーの熟した果実味に、松茸や土を思わせる複雑な香りを楽しみたい方
・果実味だけでなく、際立つ酸としっかりしたタンニンの骨格を備えたピノ・ノワールがお好きな方
■生産者のコメント
2023年ロシアン・リヴァー・ヴァレー ピノ・ノワールは深い色調を持ち、ブラックベリーのコンポート、松茸、砂質ローム土壌を思わせる興味深い香りがあります。口中では酸が際立ち、熟した果実の風味を輪郭づけ、余韻にはしっかりとしたタンニンが現れます。最良の飲み頃は2025年後半~2037年と見込まれています。
■ヴィンテージについて
生産者は2023年を、カリフォルニアで「ヨーロッパ的なヴィンテージ」を思わせる年だったと表現しています。2022~2023年の冬はここ数年でも特に冷涼で、降水量も平年を大きく上回りました。この状態は3月まで続き、芽吹きは4月上旬と平年より約30日遅れ、開花も5月下旬から6月へずれ込みました。
夏は、夜から朝にかけて霧が多く、午後は晴れるものの涼しい天候が続きました。果実の品質には良い条件でしたが、生育の遅れを取り戻すほどには暖まらず、通常8月下旬に始まる収穫は9月末にスタート。2023年の果実は、例年より低いブリックスと高い酸を備えていました。
■栽培について
2023年は、ソノマ郡ロシアン・リヴァー・ヴァレーに位置する自社畑グロリア・エステート55%に、KRランチ30%、プラット15%をブレンドしています。
グロリアからは、カレラ、スワン、ポマール、115、マルティーニの5クローンを使用。KRランチは旧称キーファーで、フリーマンが2004年から付き合いを続けており、ピノ・ノワール用のブドウを得ている畑の中では最も長い関係にあります。KRからはスイス系クローン23とディジョン・クローン777を使用しています。
残る15%は、セクストン・ロードにあるジム・プラットの畑から。スイス系クローン2Aとディジョン・クローン777が使われています。
このワインの55%を占めるグロリア・エステートは、ワイナリーに隣接する自社畑で、ロシアン・リヴァー・ヴァレーの中でも冷涼なグリーン・ヴァレーの西端に位置します。急斜面とゴールドリッジの砂質ローム土壌を持ち、日々流れ込む霧の影響を受ける畑です。
グロリアでは、可能な限り有機農法やバイオダイナミック農法を採用。カバークロップで土壌を整え、フクロウなどの猛禽類を呼び寄せる巣箱を設置して自然な害獣対策を行うなど、化学的な介入を最小限に抑えています。
「グロリア」という名には、この場所に以前あった果樹園の所有者がグロリアという名だったことに加え、1985年にケンとアキコ・フリーマンが出会うきっかけとなったハリケーン「グロリア」にちなむという、ふたりの物語も込められています。
■醸造について
オープントップ発酵槽で5日間の低温浸漬を行い、1日1~3回、手作業でパンチダウン。フリーラン果汁は直接樽へ移し、プレスワインは静置して澱を沈めてから、別に樽へ移します。
フレンチオークで11か月熟成。樽の内訳は、新樽3%、1年使用樽38%、2年使用樽14%、3年使用樽14%、ニュートラル樽31%です。2024年8月に瓶詰めされ、生産量は750mlボトルで673ケースでした。
■フリーマンについて
「太平洋の影響を受ける冷涼なソノマ西部で、アキコ・フリーマン率いるチームが造るワイン」
フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーは、ケン・フリーマンと東京生まれのアキコ・フリーマン夫妻が2001年に設立した家族経営のワイナリーです。ふたりの出会いは1985年9月28日。ハリケーン「グロリア」のためケンが立ち寄ったニューヨーク近郊のパーティで出会ったことが、後のワイナリーへとつながりました。
ふたりは冷涼な気候で育つピノ・ノワールとシャルドネを好み、カリフォルニアでも複雑さを備えたワインを造れると考えていました。1997年からワイナリーの候補地を探し始め、300以上の物件を見た末に、急斜面と海からの冷たい風の影響を受けるソノマ・カウンティ西部へたどり着きます。2001年、ロシアン・リヴァー・ヴァレーのグリーン・ヴァレー西端にワイナリーを構えました。
アキコはワイナリー創設後、ピノ・ノワールとシャルドネを得意とするエド・カーツマンに師事し、ブドウ栽培と醸造を学びました。現在はワインメーカーとして、自社畑の有機栽培やパートナーとなる栽培家の選定から、発酵、澱引き、ロット評価、ブレンドまでワイン造り全体を監督しています。創業当初から、カリフォルニアで高い熟度を追求する傾向が強かった中でも、アキコとエドはバランスを重視するスタイルを目指してきました。
現在は、赤星映司ダニエルもアソシエイト・ワインメーカーとして醸造チームに加わっています。カリフォルニア州立大学フレズノ校で醸造学の修士号を取得し、ナパやソノマのワイナリーで経験を積んできた醸造家です。約10年前に初めてフリーマンのピノ・ノワールを飲み、そのワインに魅了されたといいます。それから10年を経て、アキコとケンの醸造チームに加わりました。また、ソノマでワイン造りに携わり、カリフォルニアのワイン産業の発展に重要な役割を果たした日本人・長澤鼎の子孫でもあります。
自社畑は、フリーマンのピノ・ノワール造りの中心です。ワイナリーに隣接するグロリア・ヴィンヤードを2006年に植樹。2007年には太平洋により近いフリーマン・ランチを取得し、翌年、その敷地内にユーキ・ヴィンヤードを植樹しました。現在、グロリア・ヴィンヤードとユーキ・ヴィンヤードという2つの自社畑が、フリーマンのピノ・ノワール造りを支える重要な存在となっています。
基本情報
| 英語名 |
Freeman Pinot Noir Russian River Valley[2023] |
| 生産地 |
アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ロシアンリヴァーヴァレー |
| 生産年 |
2023 |
| 生産者 |
フリーマン ワイナリー情報を見る |
| タイプ |
スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: やや重口 |
| 品種 |
ピノノワール100% |
| 容量 |
750ml |
| 評価・得点 |
ワイン・アドヴォケイト:93点 |