1942年、カリフォルニアクレメンツで初となるロデオと競馬のアマチュア大会が開催され、1500人以上が集い観戦した大イベントとなりました。その会場となった場所の隣に、このスタンピードの畑はあります。スタンピードはカリフォルニアでロデオを意味します。
1940年代にスタンピード・ヴィンヤードに植樹されたジンファンデルの樹は現在でも自根です。シエラネバダ山脈の麓、ロダイAVAの南東部に位置するクレメンツ・ヒルズAVA内の畑です。土壌は風化した花崗岩で、丘の下を見下ろすと、大昔海底だった部分とロデオ大会が開催された場所が隣り合わせで確認できます。
このジンファンデルを栽培・醸造する上でモデルとしてインスピレーションを受けているのが、カリフォルニアのワインの歴史上、最も偉大な影響を与えたリッジ・ヴィンヤーズのポール・ドレーパーのスタイルです。フィールド・ブレンドと古樹をうまく使い分けることでポールが作り上げた「カリフォルニアらしくエレガントでバランスが素晴しい」スタイルのジンファンデルを継続しています。
■醸造
8月28日に収穫をし、全房のままと除梗をしたブドウを混ぜてオープントップの容器の中で土着酵母にて発酵を行いました。500Lのパンチョンで14ヶ月熟成をし、無濾過・無清澄で瓶詰めを行いました。ph3.7
- Maitre de Chai Zinfandel Stampede Clements Hills[2022]
- アメリカ/カリフォルニア/クレメンツヒルズ
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- ジンファンデル、ミッション、アリカンテブーシェ、グルナッシュ、カリニャン
- 750ml