このワインは、ソノマ・コーストで最も冷涼なエリアのひとつとして、注目を集めるオクシデンタル地区の優良畑チャールズ・ハインツにて、有機農法により育てられたブドウを使い、骨格のある豊かな酸味とリッチネスが融合する、バランス良く気品あふれるシャルドネです!
■生産者のコメント
香りは、ストーン・フルーツ(核果)、オレンジの皮、ユーレカ・レモン、洋ナシの香りが、新樽のニュアンスとともに広がります。驚くほどの酸がワインのフィニッシュをどこまでも続きます。
2021年は、2020年よりも凝縮感があり、ボトルの中で熟成させることで、味わいは大きく向上するでしょう。
■畑について
チャールズ・ハインツ・ヴィンヤードは、ソノマ/オクシデンタルの東約2.4km、太平洋の西約11.2km、標高約243mのなだらかな高原に位置し、1983年に植樹されました。リトライの区画は有機農法で栽培しています。リトライは1994年のヴィンテージで、この場所から初めてシャルドネを単一畑として瓶詰めし、それ以来同じ7列のブドウを調達しています。
■醸造について
チャールズ・ハインツ・ヴィンヤードのブドウを収穫。フレンチオーク樽(新樽25%)にて11ヶ月熟成後、さらにステンレスタンクにて5ヶ月熟成させ落ち着かせます。アルコール度数12.7%。
■リトライについて
リトライのテッド・レモン氏の造るワインは、食事とともに愉しむエレガントなファインワインを探し求めるカリフォルニアのソムリエたちに見出され、次第に名声を勝ち得てゆき、現在では繊細なスタイルのシャルドネとピノ・ノワールの先駆者として多くの造り手から尊敬を集めています。
近年注目を集めているバランスを重視し、繊細なワイン造りを目指す生産者のグループ「In Pursuit of Balance」(IPOB)を代表するメンバーであり(2016年にIPOBは解散)、アメリカの著名なワインライター、ジョン・ボネによる凝縮に走らない新世代のカリフォルニアの造り手達を紹介する著書「The New California Wine」では、テッド・レモンを、その象徴として表紙に採用し大きな話題となりました。カリフォルニアで最も敬虔なビオディナミの実践者としても知られています。
- LITTORAI Chardonnay Charles Heintz Vineyard[2021]
- アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ソノマコースト
- スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口
- シャルドネ100%
- 750ml