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ニュージーランドワイン特集

知れば知るほど飲みたくなる!ニュージーランドワインガイド

羊やキウイフルーツ、雄大な自然で知られるニュージーランド。実は、ワインもこの国を代表する輸出品のひとつ。New Zealand Winegrowersの発表では、ワインはニュージーランド第7位の輸出品とされています。(2026年8月現在)

人口約520万人の小さな国のワインが、世界100か国以上で楽しまれているのはなぜなのでしょうか。

この特集では、ニュージーランドワインの特徴から、代表的なブドウ品種、南北に広がる産地の違い、プレミアムワイン、日本人が関わるワイナリーまで、初めての方にもわかりやすくご紹介します。

QUICK GUIDEまず知りたい
ニュージーランドワインの6つのこと

ニュージーランドワインの特徴は?

小さな生産国ながら、世界でしっかり存在感。果実味と酸の鮮やかさに加え、新しい発想を取り入れる柔軟さもニュージーランドらしさです。

ニュージーランドワインについて詳しく見る→

ニュージーランドで有名なワインは何?有名なワインは何?

ニュージーランドといえばソーヴィニヨンブランで造る白ワインが有名!ひと口で「ニュージーランドらしい」と分かるほど、香りも酸もくっきり。マールボロ発の個性的なスタイルが、世界中のワインファンを驚かせました。

ソーヴィニヨン・ブランについて詳しく見る→

どんなブドウ品種が造られているの?

ニュージーランドワインは爽やかなソーヴィニヨンブランだけではありません。ピノ・ノワールやシャルドネ、シラーなど、飲みごたえのある赤や奥行きのある白も豊富です。

主なブドウ品種について詳しく見る→

ニュージーランドのワイン産地は、それぞれどう違う?ワイン産地の違いは?

南北に長い国土を持つニュージーランド。温暖な北島と冷涼な南島では、得意な品種も味わいも大きく変わります。また、同じブドウ品種でも産地が変われば異なる表情が楽しめます。

ワイン産地について詳しく見る→

ニュージーランドにも高級ワインはあるの?高級ワインはあるの?

ニュージーランドには少量生産のプレミアムワインも存在します。実は、世界の銘醸地と比べると、比較的手に取りやすい価格なんですよ。

プレミアムワインについて詳しく見る→

ニュージーランドには、日本人が関わるワイナリーもある?日本人が関わるワイナリーもある?

あります。オーナーや醸造家など、さまざまな立場で日本人がニュージーランドのワイン造りに関わっています。オンライン・ワッシーズでは、そうしたワイナリーを複数取り扱っています。

日本人が関わるワイナリーについて詳しく見る→

ニュージーランドワイン人気ランキング

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NZで木村滋久氏が造る自社畑100%ソーヴィニヨンブラン
キムラ セラーズ ソーヴィニヨンブラン ホーム ブロック ヴィンヤード マールボロ [2025]

  • 白ワイン
通常価格 ¥ 4,180 のところ
販売価格 ¥ 3,636 税込
在庫数 11
キムラ・セラーズの木村滋久氏が、ニュージーランド/マールボロにある自社畑から造るソーヴィニヨン・ブラン。マールボロらしい、そして「キムラ・セラーズらしい」味わいを、お楽しみください!!

2025年のマールボロは、木村氏いわく「グレート・ヴィンテージ」!
ブドウの品質・収量ともに優れた、稀に見る良い年とのことです。

■テイスティング・コメント
芳醇なパッションフルーツ、洋ナシ、グレープフルーツ、メロンに加え、ほのかに香る白い花のニュアンスがグラスいっぱいに広がります。様々な熟した果実の風味があふれ、重厚感と長い余韻を備えた、グレート・ヴィンテージならではのソーヴィニヨン・ブランです。

■栽培について
ニュージーランド/マールボロのある自社畑で、栽培に拘りぬいた木村夫婦の想いの詰まったワインなので「HOME BLOCK VINEYARD」のロゴをラベルに加えています。2018年に畑を購入後、自然にやさしい農法に転換いたしました。ニュージーランドの有機認証団体Bio Gro(※)の認定をうけています。

※BioGro (バイオグロ) とは。
ニュージーランドで最もよく知られた有機認証団体です。認証基準は非常に厳しく、遺伝子組み換えや日常的な合成農薬の不使用、さらに合成肥料・殺虫剤・抗生物質などの投与や照射を行ってはならないとされています。厳しい審査を3年連続でクリアし、はじめて認証を取得することができます。

■醸造について
収穫したブドウはスキンコンタクトを経て、ステンレスタンクで低温発酵させました。発酵温度を、適切にコントロールすることで、アロマ豊かでフルーティーな味わいに仕上がっています。


■キムラ セラーズについて
キムラセラーズの木村滋久氏は、ニュージーランドで、Eastern Institute of Technologyにてワイン醸造・ブドウ栽培を一年間学び、卒業後、国内外のワイナリーで醸造と栽培の経験を積み、2009年にキムラセラーズを設立し、ソーヴィニヨン・ブランをリリース。2012年からピノ・ノワールの生産も開始しています。

ソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールがメインですが、シャルドネ、リースリングなど、その他の品種も生産しています。

10年間、契約ブドウでワイン造りを行っていましたが、2018年からソーヴィニヨン・ブランの自社畑を所有し、除草剤や殺虫剤を使用しない、自然に優しい農法でブドウを栽培しています。一般の農法より手間暇が必要とされますが、健康な土を作り上げ、そこで育ったブドウから美味しいワインを造ることに、こだわっています。

ノーティラス入門的な1本
ツイン アイランズ ソーヴィニヨンブラン マールボロ [2024]

  • 白ワイン
通常価格 ¥ 2,662 のところ
販売価格 ¥ 2,226 税込
在庫数 32
ニュージーランド/マールボロでも屈指の家族経営ワイナリー、ノーティラスの入門的な人気のソーヴィニヨンブラン。自社畑のブドウに加え、長期契約畑のブドウを使用した、柑橘やハーブ香る爽やかな1本です!

■テイスティング・コメント
生き生きとした香りと、爽やかな味わいが特徴的です。柑橘類の風味にフレッシュ・ハーブのアクセントが重なり、いきいきとした味わいが口いっぱいに広がります。後味はほどよくジューシーで、思わずもう一口飲みたくなる仕上がりです。

そのまま楽しむのはもちろん、シーフードやアジア料理、フレッシュな食材を使ったお料理などとも抜群の相性を見せる、万能タイプのソーヴィニヨン・ブランです。

■栽培について
ニュージーランド/マールボロにあるノーティラスの自社畑のブドウに加え、長期契約の畑から、豊かな風味をもたらす、よく熟したブドウを使用しています。

■醸造について
いきいきとした酸を活かすため、ステンレスタンクにて醸造。マロラクティック発酵は行いません。アルコール度13.0%。


■ツインアイランズについて
ツイン・アイランズは、ニュージーランド/マールボロの生産者ノーティラス・エステートが手掛けるブランド。早くから楽しめるスタイルを目指し、マールボロらしさを表現した特別なワインを造っています。

その目的どおり、ワインはクリーンでフレッシュ、そして品種の個性がしっかりと表れています。

NZワイン界のレジェンド、キム・クロフォード夫妻が造る一本
ラブブロック ピノノワール セントラル オタゴ [2022]

  • 赤ワイン
  • WS92点
通常価格 ¥ 4,070 のところ
販売価格 ¥ 3,498 税込
在庫数 5
ニュージーランド南島、セントラル・オタゴのベンディゴに位置する、クロフォード家所有の「サムワンズ・ダーリン・ヴィンヤード」から造られるピノ・ノワールです。

肉付きのよいブラックプラムを中心に、チェリーや甘やかなベリーの風味が幾層にも広がり、スミレや香ばしいニュアンスが重なります。豊かな果実味とドライなタンニンを備え、今すぐ楽しめるほか、最長10年間の熟成も期待できます。

■生産者のコメント
色調は、鮮やかなクリムゾン。熟したブラックチェリーの豊かな香りに、マッシュルームやトーストしたオーク由来のスパイスのニュアンスが、濃厚な果実の奥からのぞきます。

口に含むと、肉付きのよいブラックプラムを中心に、幾層にも重なるチェリーや甘やかなベリーの風味が生き生きと広がります。スミレのニュアンスや、香ばしく風味豊かな要素が重なり、複雑な味わいを形づくっています。

ドライなタンニンと、ほのかな葉巻のニュアンスを備えており、七面鳥、サーモン、ラム、牛肉など、幅広い料理と楽しめます。

■栽培について
ピノ・ノワールは、セントラル・オタゴのベンディゴ・ループ・ロード沿いに位置する、クロフォード家所有の「サムワンズ・ダーリン・ヴィンヤード」で栽培されています。

この畑では、2022年3月から有機栽培への転換を開始しました。土壌は、水はけのよい砂質ロームの下に、片岩由来の沖積礫が広がる「モリニュー土壌」です。

植えられているクローンは、B777、B667、B115、クローン5(ポマール)、アベル。畑では、1本の樹に2本の枝を残して仕立てるケーン剪定を採用しています。ディジョン・クローンがワインに華やかな花の香りをもたらし、アベルとポマールが味わいに骨格を与えています。

■醸造について
ブドウが求める風味の状態に達したところで、4月の早朝に、除梗機能を備えた収穫機を使って収穫し、ワイナリーへ運びました。

ワイナリーでは、果粒をある程度そのまま残すため、破砕せずにタンクへ移送。5日間の低温浸漬を行った後、果醪を20度まで温め、野生酵母による自然発酵を開始しました。発酵中は1日2回、手作業で櫂入れを行い、発酵終了後に圧搾。その後、タンク内で完全なマロラクティック発酵を行いました。

ワインの一部をオークで熟成し、8か月間の熟成後、安定化処理と無菌濾過を行って瓶詰めしています。

アルコール度数:13.5%
pH:3.6
総酸度:5.11g/L


■ラブブロックについて
「愛情を注いだ畑から、土地の素顔を映すワイン。」

ラブブロックは、栽培家・醸造家であるエリカ&キム・クロフォード夫妻が手掛ける、ニュージーランドのワイナリーです。ラブブロックは、自らを栽培家、醸造家、農家、そして革新者と位置づけ、持続可能な農業と、できる限り人為的な介入を抑えたワイン造りに取り組んでいます。

本拠地は、ニュージーランド南島マールボロのアワテレ・ヴァレーを見渡す丘の上。冷涼で風の強い環境の中でブドウを栽培しています。また、セントラル・オタゴのベンディゴには、クロフォード家が所有する「サムワンズ・ダーリン・ヴィンヤード」があり、ピノ・ノワールを栽培しています。

単にオーガニックであることだけを目的とするのではなく、畑の中に健全な生態系を育み、化学肥料や除草剤などにできるだけ頼らない栽培を重視。醸造においても過度な加工を避け、ブドウと土地の個性を引き出すことを目指しています。

ブランドを象徴する言葉は、「Grown with love、 made with care(愛情を込めて育て、丁寧に造る)」。畑への愛情と、誠実なワイン造りの姿勢を表しています。

ニュージーランドで造る ブルゴーニュ・スタイルのピノ
スパイ ヴァレー ピノノワール [2019]

  • 赤ワイン
通常価格 ¥ 4,268 のところ
販売価格 ¥ 4,268 税込
在庫数 13
ニュージーランドのスパイヴァレーが造る、ブルゴーニュスタイルのピノノワールです。

■テイスティング・コメント
香りは、繊細な花の香りやラズベリー、オリーブの香りにほんのり樽からのスモーク香を感じます。味わいは、きめ細やかでエレガントでしなやか。赤系果実やポプリを思わせる心地よい風味が複雑さをもたらしてくれます。3~5年後、またその後も、さらに複雑さの増した味わいが期待できるワインです。

ブルゴーニュ・スタイルのピノノワールは肉料理の中でも、さっぱりとした味付けのソースとよく合います。牛肉のステーキ、鶏、豚、牛肉の赤ワイン煮、レバーペーストや肉のパテなどがおすすめ。

■醸造について
ブドウは手摘みで収穫されます。小型開放型発酵タンクで発酵(17%全房)し、11ヶ月間樽熟成を行っています。瓶詰前に数ヶ月間タンクでさらに熟成させています。アルコール度数12.5%。


■スパイヴァレーについて
スパイヴァレー・ワイナリーでは、生物多様性、サスティナビリティを重視しており、ブドウ畑周辺地の生態系を復元するための植林、太陽光パネルの設置などを実践を行っています。

スパイ衛星のような巨大アンテナが施設の近くにあり、その事からこの地域は「スパイ・ヴァレー」と呼ばれています。ラベルのあざやかなラインは「スパイ」にちなんでモールス信号をイメージしており、遊び心あふれるの生産者からのメッセージが込められています。

スタッフ一押し!
マタヒウィ エステート ピノノワール ワイララパ [2022]

  • 赤ワイン
通常価格 ¥ 3,718 のところ
販売価格 ¥ 2,788 税込
在庫数 5
ニュージーランドの銘醸地のひとつ、ワイララパの家族経営のワイナリー「マタヒウィ」が造る、高品質・サステナブル・コスパに優れたピノノワール!

■生産者のコメント
この魅力的でやわらかなピノノワールは、チェリー、ブルーベリーやハーブ、スパイスの複雑で生き生きとした香りが特徴の、クラシックなワイララパ産ピノノワールです。

口に含むと、プラムのような果実味が広がり、上質でまろやかなタンニンが、長く続くなめらかな余韻を生み出します。ワイン単体でも十分に楽しめますが、スモークサーモンやローストダック、ラムチョップなどのお料理との相性も抜群です。

■ヴィンテージについて
この年のヴィンテージは非常に良好で、開花期には温暖な気候に恵まれ、夏は暑い日中と涼しい夜が続く、長く乾燥した気候となりました。これはピノ・ノワールの成熟にとって理想的な条件です。その結果、ブドウの樹は適度な果実負荷を保ち、果実は理想的な成熟度に達しました。

■栽培について
ニュージーランド・ワイララパに位置する自社畑のブドウを使用しています。

マタヒウィの畑には、複数の台木とピノ・ノワールのクローンの組み合わせでブドウが植えられており、このピノ・ノワールには、その中から115、114、10/5、777、そしてエイベル・クローンがブレンドされています。それぞれのクローンが、個性と複雑さをワインにもたらしています。

■醸造について
ワイナリーでは、ブドウの各ロットを個別に仕込み、それぞれの個性を見極められるようにしています。さらに、さまざまな醸造技術や酵母の組み合わせを取り入れることで、より複雑な味わいを引き出しています。

収穫されたブドウは、まず5~7日間の低温浸漬(コールドソーク)を行った後、28~32℃で発酵させます。発酵後は、ブドウの状態に応じて3~10日間マセラシオン(果皮と果汁の接触)を続けたのち、プレスしてワインを取り出します。

その後、ワインはタンクと樽を用いて8か月間熟成され、マロラクティック発酵を経てから、瓶詰め前にブレンドされます。アルコール度13.5%。


■マタヒウィについて
「サステナブルな家族経営ワイナリー」

自然豊かなニュージーランド北島・ワイララパ地方、マスタートン郊外に広がるマタヒウィ・エステートは、2002年にアラステア・スコット氏によって設立された家族経営のワイナリーです。冷涼な気候と水はけのよい土壌に恵まれたこの地で、サステナブルな農法を取り入れながら、高品質なワイン造りに取り組んでいます。

畑では化学肥料の使用を極力抑え、海藻や腐植酸を活用した自然由来の資材を使用。クローバーやオーツ麦などの間作植物による土壌改良に加え、冬の羊の放牧、夏の葉の間引きなど、自然との共生を実践することで畑の生物多様性を高めています。こうした取り組みは、ニュージーランド・ワイン業界の持続可能なプログラム、厳格な「Sustainable Winegrowing NZ(SWNZ)」認証によって裏付けられています。

醸造を手がけるのは、数々の金賞やトロフィーを獲得してきた実力派ワインメーカー、マイルズ・ディニーン氏。エレガントでピュアな味わいを追求し、テロワールの個性を映し出すピノ・ノワールや、爽快感あふれるソーヴィニヨン・ブランなど、多彩なワインを生み出しています。中でもフラッグシップの「Holly Pinot Noir」は、国際的なコンクールでも高く評価される逸品です。

ラインアップは、親しみやすい「ME by Matahiwi」シリーズから、上質な味わいのプレミアムレンジ「Holly」まで幅広く展開。日の食卓から特別な日の一杯まで、さまざまなシーンで楽しめるワイナリーです。

環境にやさしく、味わい深く、価格も魅力的。
そんな今の時代にふさわしい、マタヒウィ・エステートのワインをぜひお試しください。
次へ

(集計期間:8月16日~8月31日) 2026.9.1更新

ABOUTニュージーランドワインとは?

ニュージーランドにおけるワインの歴史は、1819年にブドウを植樹、1840年にはすでにニュージーランドでワインが瓶詰めされていた記録に残っています。歴史は意外に長い一方、現在につながるワインのスタイルが広まり、海外市場で存在感を高めたのは1980~90年代。伝統を受け継ぎながら、新しい発想を柔軟に取り入れてきたワイン産地です。

ニュージーランドワインのイメージ

そんな姿勢を象徴する言葉が、“Kiwi ingenuity(ニュージーランド人の創意工夫)”

その代表例がスクリューキャップです。

ワインには古くからコルク栓が使われてきましたが、コルクの不良によって、ワイン本来の香りや味わいが損なわれる「ブショネ」のリスクもありました。

そこで2001年、ニュージーランドはオーストラリアと並んで世界に先駆け、業界を挙げてスクリューキャップの採用を推進。現在ではニュージーランドワインの90%以上にスクリューキャップが採用されています。

昔からの形にとらわれず、よいと思えばまず試してみるというニュージーランド人の気風が、ワインの品質と信頼を支えてきたのかもしれません。

数字で見るニュージーランドワイン

  • 世界のワイン生産量シェア
    1%+
  • 生産量のうち輸出
    90%
  • ワイナリーの数
    700

OIV(国際ブドウ・ワイン機構)の統計によると、ニュージーランドのワイン生産量は世界12位。一方、造られたワインの約9割が海外へ向かうため、輸出額は6位に当たります。ニュージーランドは、造る量の大きさよりも、世界で選ばれる力が際立つワイン産地といえそうです。

ICONIC GRAPEニュージーランドを代表するブドウ
ソーヴィニヨン・ブラン

ソーヴィニヨンブランの香りイメージ ソーヴィニヨンブランの香りイメージ

ソーヴィニヨン・ブランといえば、ニュージーランドのワイン生産量の78%、輸出量の89%を占める、まさにこの国の顔。国内のソーヴィニヨン・ブラン栽培面積の約9割が、マールボロに集中しています。グーズベリーやパッションフルーツ、グレープフルーツ、刈りたての草を思わせる鮮烈な香りと、生き生きとした酸が特徴。はっきりとした個性が、世界のワインファンを引きつけてきました。

その名を世界へ大きく広げた生産者のひとつが、クラウディ・ベイ。1985年の創業すぐ、イギリスを中心に注目を集め、ニュージーランドワインの存在を世界に印象づけました。

食事との相性爽やかな風味は、シーフードや貝類と相性抜群。柑橘系のソースや、トマトやビネガーの酸味にもよく合います。

タイプ別おすすめNZソーヴィニヨンブラン3本

VARIETIESソーヴィニヨン・ブランだけではない
ニュージーランドの主なブドウ品種

ソーヴィニヨンブランは、ニュージーランドを世界的に有名にしたワインですが、この国の魅力はそれだけではありません。ニュージーランドでは、果実味豊かな白ワインから洗練されたエレガントな赤ワインまで多様なワインが造られています。

ここでは、代表的な赤・白3種を、味わいと料理の相性からご紹介します。

白ワイン品種

赤ワイン品種

WINE REGIONS南北に広がる
ニュージーランドのワイン産地

ニュージーランドのワイン産地地図

ニュージーランドは海に囲まれた細長い国。ワイン産地は、北島のノースランドから南島のセントラル・オタゴまで、南北約1,600kmに広がっています。これは日本の本州とほぼ同じくらいの距離です。

これだけ南北に長いと、地域ごとに気候や地形、土壌の条件も大きく異なります。そのため、それぞれの産地に適したブドウ品種にも違いがあり、同じ品種であっても味わいにさまざまな個性が生まれます。

この章では、ニュージーランドの主なワイン産地を比べながら、それぞれの特徴をわかりやすくご紹介します。

北島の主なワイン産地

北島は南島に比べて温暖な地域が多く、トロピカルなシャルドネやスパイシーなシラー、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローのブレンドワインなど、比較的温暖な気候を好む品種も活躍します。

  • ノースランド

    ニュージーランド最北のワイン産地で、温暖な気候が特徴です。シャルドネやピノ・グリ、シラーなどが栽培され、熟した果実味とコクを備えた豊かなスタイルのワインが造られています。

    主なブドウ品種

    シャルドネ、シラー、ピノ・グリ

    この産地を探す→

  • オークランド

    1900年代初頭から続く、ニュージーランドでも古い産地のひとつ。トロピカルな風味のシャルドネのほか、ワイヘキ島ではボルドー系品種やシラーから上質な赤ワインが造られています。

    主なブドウ品種

    シャルドネ、シラー、ピノ・グリ、ボルドー系品種

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  • ギズボーン

    北島東岸に位置し、日照量と気温に恵まれた、国内でも比較的早く収穫が始まる産地です。代表品種のシャルドネを中心に、香り豊かな白ワインが多く造られています。

    主なブドウ品種

    シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、ピノ・グリ

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  • ホークスベイ

    温暖な海洋性気候と多様な土壌を持つ、ニュージーランド第2のワイン産地。メルローやカベルネ・ソーヴィニヨンを主体としたボルドー系ブレンド、香り高くスパイシーなシラー、凝縮感のあるシャルドネで知られています。

    主なブドウ品種

    ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、メルロー、ピノ・グリ、シラー、カベルネソーヴィニヨン

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  • ワイララパ

    首都ウェリントンの北東に位置する、小規模ながら個性豊かなワイン産地。中でもよく知られるのがマーティンボロー。ニュージーランドを代表するピノ・ノワール産地のひとつです。

    主なブドウ品種

    ピノノワール、ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、ピノ・グリ

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南島の主なワイン産地

南島は全体に冷涼な地域が多く、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワール、リースリングなど、爽やかな酸や香りを生かしたワインが多く造られています。

  • ネルソン

    温暖で日照時間に恵まれた、比較的小さなワイン産地。トロピカルフルーツとハーブが混ざり合うソーヴィニヨン・ブランや凝縮感のあるピノ・ノワールのほか、ピノ・グリやシャルドネなど多彩な品種が栽培されています。

    主なブドウ品種

    ソーヴィニヨンブラン、ピノノワール、ピノ・グリ、シャルドネ

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  • マールボロ

    国内最大のワイン産地。冷涼ながら日照時間が長く、雨が少ない恵まれた気候で、国内のソーヴィニヨン・ブラン栽培面積の約9割が集中。1980年代にはマールボロ産ソーヴィニヨン・ブランがニュージーランドを世界に知らしめました。

    主なブドウ品種

    ソーヴィニヨンブラン、ピノノワール、ピノ・グリ、シャルドネ

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  • ノース・カンタベリー

    南アルプスと太平洋の間に広がるワイン産地。冷涼で乾燥した気候と豊富な日照量で、ブドウはゆっくり成熟します。キレのあるソーヴィニヨン・ブラン、しっかりした骨格のピノ・ノワール、辛口から甘口まである多様なリースリングなどが造られています。

    主なブドウ品種

    ソーヴィニヨンブラン、ピノノワール、リースリング、ピノ・グリ、シャルドネ

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  • ワイタキ・ヴァレー

    2001年にブドウ栽培が始まった、南島東部のまだ新しいワイン産地。冷涼なワイン産地ながらも、石灰岩や硬砂岩、片岩を含む石の多い土壌が熱を蓄え、ブドウが成熟するのを助けています。

    主なブドウ品種

    ピノノワール、ピノ・グリ、シャルドネ、リースリング

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  • セントラル・オタゴ

    ニュージーランド最南端のワイン産地。高い山々に囲まれ、昼夜や季節の寒暖差が大きいのが特徴です。代表品種はピノ・ノワールで、豊かな果実味と引き締まった骨格を備え、サブリージョンごとの違いも楽しめます。

    主なブドウ品種

    ピノノワール、ピノ・グリ、シャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨンブラン

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産地でこんなに違う!ニュージーランドの
ソーヴィニヨン・ブラン

ニュージーランドを代表するソーヴィニヨン・ブランも、産地によって香りや味わいに違いが表れます。

もちろん、栽培方法や醸造方法によっても個性は変わりますが、大きな傾向として、温暖な北の産地では熟した果実味が、冷涼な南の産地では生き生きとした酸やハーブのニュアンスが表れやすくなります。

  • ギズボーン

    トロピカル /ふくよか

  • ホークス・ベイ

    リッチな果実味

  • ワイララパ

    ハーブ / トロピカル / ミネラル

  • ネルソン

    上品 / トロピカル / ハーブ

  • マールボロ

    鮮烈な香りと生き生きとした酸

  • ノース・カンタベリー

    芳醇な果実の香りとさわやかな酸味

  • セントラル・オタゴ

    ハーブ/パッションフルーツ / シャープな酸

PREMIUM WINESニュージーランドの
プレミアムワイン

ニュージーランドワインの高級ワインイメージ

ニュージーランドワインはお手頃なソーヴィニヨン・ブランだけではありません。少量生産の希少なワインや、世界的に高い評価を受けるプレミアムワインも造られています。

世界的なワイン検索・価格比較サイトWine-Searcherの「The Most Expensive New Zealand Wines of 2026」では、ワイヘキ島のボルドー系ブレンドをはじめ、シャルドネやピノ・ノワールが高価格帯の上位に並んでいます。プレミアムワインに目を向けると、ソーヴィニヨン・ブラン以外の品種も大きな存在感を示しているのです。

ニュージーランドのプレミアムワインでもう一つ注目したいのが、その価格。

Wine-Searcherが2025年に発表した各ランキングの世界平均小売価格を見ると、ニュージーランドのランキング首位は約500ドル。一方、ナパ・ヴァレーでは約6,000ドル、ブルゴーニュのロマネ・コンティでは2万ドルを超えていました。

もちろん、価格だけでワインの品質や価値を比べることはできません。それでも、世界の銘醸地を代表する一部のアイコンワインと比べると、ニュージーランドの最高価格クラスは、価格面ではまだ相対的に手が届きやすい水準にあるといえます。

JAPANESE CONNECTION日本人が関わる
ニュージーランドのワイナリー

ニュージーランドでは、日本人がオーナーや醸造家、造り手として関わるワイナリーも活躍しています。現地に根を下ろしてワイン造りを続ける人、日本人ならではの感性を生かしながら土地の個性を表現する人など、その関わり方やスタイルはさまざまです。

ここでは、オンライン・ワッシーズで取り扱う、日本人が関わるニュージーランドのワイナリーをご紹介します。

  • アオゾラ
    アオゾラ
    輸入会社Vai&Fellowsによるプライベート・ブランド。島国として感じる日本とNZの共通項をイメージしたラベルです。

    詳しく見る→

  • 大沢ワインズ
    大沢ワインズ
    日本人オーナー大沢 泰造さんの少年のころからの「海外で農業をする」という夢を実現させたワイナリーです。

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  • キムラセラーズ
    キムラセラーズ
    元ホテルマンだった木村さんご夫妻がワイン造りの仕事に魅了されて始めた家族経営のワイナリー。

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  • グリーンソングス
    グリーンソングス
    小山浩平さんがネルソンで手掛けるワイナリー。栽培から醸造まで丁寧に行うエコロジカルなワイン造りが魅力です。

    詳しく見る→

  • タカ ケイ ワインズ
    タカ ケイ ワインズ
    小山竜宇さんがワイパラを拠点に置くワイナリー。ニュージーランドのテロワールを映す、繊細でエレガントなワインを造ります。

    詳しく見る→

  • サトウ ワインズ
    サトウ ワインズ
    元銀行マンの佐藤嘉晃さん・恭子さんご夫妻がセントラル・オタゴで設立。実直なワイン造りだからできるクリアなナチュラルワイン

    詳しく見る→

  • フォリウム
    フォリウム
    元クロ・アンリの栽培責任者、岡田岳樹さんがマールボロで手掛けるワイナリー。有機栽培とドライファーミングで、土地の個性を映すワインを造ります。

    詳しく見る→

RECOMMENDED WINERYニュージーランドの
おすすめワイナリー

プロフェッツロック
サトウ・ワインズ
フェルトン・ロード
プロヴィダンス
ダッシュウッド

【参考文献】
https://www.wine-searcher.com/m/2026/08/the-most-expensive-new-zealand-wines-of-2026 https://www.nzwine.com/

最終更新日:

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