日本人醸造家・小山竜宇(こやま たかひろ)氏が生み出す、ニュージーランドの2大銘醸地の魅力を融合させたピノ・ノワール!
■生産者のコメント
2024年の乾燥し、気温の高かったシーズンを象徴する一本。通常のピノ・ノワールよりやや濃い色調を帯び、チェリーやプラムといったストレートな果実の香りに、腐葉土や落ち葉のような土っぽいニュアンスが重なります。口当たりは豊かで、シルキーなタンニンが特徴。非常に長い余韻を持つワインです。
牛肉のタリアータ、ベリーソースを使った料理、ブリーチーズなどとよく合います。
■栽培について
ニュージーランドの2つの銘醸地、セントラル・オタゴのバノックバーンと、ノース・カンタベリーのワイパラ・ヴァレーで収穫されたブドウを使用しています。
セントラル・オタゴは、ニュージーランドの中でも珍しく大陸性気候に近い地域で、なかでもバノックバーンは昼夜の寒暖差が大きく、ブドウがしっかりと熟す産地として知られています。そのため、ピュアで美しい果実味が際立つピノ・ノワールが生まれます。
一方のワイパラ・ヴァレーは、土壌が複雑で、芽吹きが早く、ブドウの房が樹になっている期間(ハングタイム)が長いのが特徴です。セントラル・オタゴのピノ・ノワールに比べると、果実味よりもやや土っぽさや動物的な野性味を感じるスタイルです。
この2つの産地の個性をブレンドすることで、果実味と複雑味を兼ね備えたバランスの取れたワインを目指しています。
■醸造について
ドウはすべて手摘みで収穫。除梗後、開放式の発酵槽で野生酵母による発酵を行います。発酵中は1日2回のピジャージュを実施し、発酵後は約1週間果皮とともにマセレーションを行ったのち圧搾します。
圧搾後のワインは一晩タンクで静置して澱を落とし、その後フレンチオーク樽に移して約14か月間熟成。熟成中に自然にマロラクティック発酵が進み、熟成後は樽から澱引きを行い、再びタンクで静置して澱を落とします。その後、無濾過・無清澄のまま瓶詰しました。アルコール度数13.8%。
■小山竜宇氏について
タカ・ケイ・ワインズのワインメーカー。アメリカの大学に進学し、23歳で日本へ帰国。その後、33歳の時に異業種からワインの世界に飛び込み、ニュージーランドへ移住して大学でブドウ栽培と醸造を学びました。
ドイツのケラー(Keller)やカリフォルニアのオー・ボン・クリマ(Au Bon Climat)でヴィンテージでのヴィンテージ経験を経て、2007年からマウントフォードのアシスタント・ワインメーカーとして勤務。2009年には、4樽のピノ・ノワールから「コヤマ・ワインズ」をスタートしました。
2017年には、マウントフォードを買収するなど規模を広げましたが、2021年に「小規模で独立した生産者として再出発する」という決断を下し、TAKA K Wines.Ltdを設立しました。
■タカ・ケイ・ワインズについて
2009年より自身のブランド「コヤマ・ワインズ」を展開してきた日本人醸造家・小山竜宇氏が、2022年に立ち上げた新プロジェクトが「タカ・ケイ・ワインズ」です。
現在は、ニュージーランド/ワイパラのグレイストーン/マディウォーター・ワイナリーにてワイン造りを行っており、共同で働くワインメーカーであるドム・マックスウェル氏は、小山氏がリンカーン大学に通っていた当時のクラスメートでもあります。
醸造拠点こそ変わりましたが、畑や小山氏の哲学はこれまでと変わらず、長年積み上げてきたスタイルを新ブランドでも継承しています。
- Taka K Wines K2 Pinot Noir[2024]
- ニュージーランド
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- ピノノワール
- 750ml