トルブレックTorbreck
赤ワインの傑作を生み出すオーストラリアの天才
トルブレックはオーストラリアのバロッサヴァレーを代表するワイン生産者。1994年に創業者のデイヴィッド・パウエルが設立し、ローヌ系品種の古木から造る凝縮したワインが評判となり、またたく間に国際的な評価を得ました。
トルブレックについて
『トルブレック』というワイナリーの名前は、創業者のデイヴィット・パウエルがスコットランドで「きこり(Woodcutter)」の仕事をしていた時に夫人と出会った森に由来します。
トルブレックが手掛ける多くのワインにはスコットランドに由来する名前がつけられています。
デイヴィット・パウエルがワイン造りを始めたのは、『ポール・ジャブレ・エネ』の“エルミタージュ・ラ・シャぺル”と『ジャン・ルイ・シャーヴ』の“エルミ タージュ”に触発されたことがきっかけ。
当時、デイヴィット・パウエルにはワイナリーを経営する親戚がいましたが、彼自身は全て独学でワインを学び、1994年からワインを造り始めました。
初リリースは1997年。リリースまもなくから高得点を連発したデイヴィット・パウエルは、コート・デュ・ローヌの高級ワインに匹敵する、オーストラリア赤ワインの傑作を生み出す天才として世界に知られるようになりました。
あのワイン評論家ロバート・パーカーは、最初からトルブレックのファンで、高得点を連発して、スターダムに乗せた人物でもあります。
「赤ワインはすべて、高価でないキュヴェですら見事。ラン・リグは世界で最もファッショナブルなワインの一つになった。 オーストラリア版ギガルのコート・ロティ・ラ・ムーリンヌとし て、お金を払うに値する」
2013年にデイヴィット・パウエルはワイナリーを去り、経営はピート・カイトが、醸造はピーターレーマンでもワインメーカーとして活躍したイアン・ホンゲルが中心とする醸造チームがそのまま仕事を引き継いでいます。
2014年には、パーカーポイント100点を獲得した単一畑ザ・レアードに使う畑も購入し、ますます進化を続けています。
トルブレックのワインについて
ラン・リグとディシェンダントはヴィンテージによってわずかなヴィオニエをブレンドしています。また、ザ・ピクトはマタロ(ムールヴェドル)100%、レ・ザミはグルナッシュ100%で造られています。
力強く、果実味にあふれてますが、無理に抽出しているわけではありません。収量の低 い古木から収穫したブドウからあふれ出す、自然なエキスを大切にしています。
リーズナブルなウッドカッターズのレンジは、超お買い得とロバート・パーカーも書いています。
写真は、Wassy'sに来店&記念ワイン会を開催した時の様子。
木こりの仕事も納得の大きな体ながらもとっても気さくで楽しい人柄でした。
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