コナンドラムConundrum
ケイマスが手掛ける「謎=コナンドラム」
それは1989年、世界中で新しい何かが生まれ、夢と希望にあふれた年。料理界では、若い世代のシェフ達が伝統やしきたりにとらわれずに、新たなる挑戦に胸を躍らせていました。そしてその年、ケイマス・ヴィンヤーズでも新しい事への挑戦が始まりかけていました。それは、新たなブランド「コナンドラム」を立ち上げ、白ワインのジャンルで新しい何かを始めることでした。
ワイナリーのコンセプトは最初から決まっていました。単一ブドウだけでは表現しきれない複雑なブレンド・ワインを造る事、それは、香辛料、ハーブ、そしてフルーティな要素を一つにしたワインで、それぞれのブドウ品種が個性を表し、なおかつ統一感のあるブレンド・ワインを造ること。
11種類ものブドウを使い、試行錯誤を重ねて行くうちに、大まかな形ではありますが、主役となる5つのブドウ品種を探り出したのです。それから20年間、「謎」に包まれたブレンドを改良していくことで、現在でも世界中で愛され続けているコナンドラムのレシピを完成させたのです。
「コナンドラム」は英語で「謎」を意味します。
元となる何十種類ものワインは、それぞれのアロマ、味わい、舌触りを保持するため小分けして取り扱います。この多様性がユニークなブレンドを造る際に必要となります。ブドウ品種の比率は毎年、母なる自然に任せて変動します。
ただモットーは変わりません。それはスタイリッシュで、複雑味を帯びた美味しいワインを造る事、そのまま飲んでも良し、世界各国の様々な食事と合わせても良し、そんなグローバルなワインを目指しています。
2011年からは、同じコンセプトとテクニックを用いて、コナンドラムの赤ワインも生産しています。
ジョン・ボルタ(Jon Bolta)
1983年からケイマス・ヴィンヤーズで醸造を学び、1988年にコナンドラムのワインメーカーとして抜擢されます。コナンドラムの白ワインを担当する彼のモットーは、バランスよく複雑でしっかりとした味わいのワインを造ることです。またコナンドラムという「常識はずれ」のワインを、世界各国の創作料理とペアリングされることをイメージしてワインを造っています。
チャーリー・ワグナー(Charlie Wagner)
ワグナー家の5代目の醸造家で、ケイマス・ヴィンヤーズのチャック・ワグナーの長男。革新的で想像力に富んだワインメーキングを得意とし、2011年よりコナンドラムの赤ワインを担当。幼い頃から祖父が食卓でグラスを混ぜ合わせて「ハウスワイン」を即製していたのを見ていた為、ブレンドワインに関しては彼の右に出る者はいません。
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