コナンドラムConundrum

コナンドラム早わかりポイント
- “コナンドラム”=“謎”や“パズル”。ブレンド比率非公開の、美味しくも謎めくブレンドワイン
- 常識破りの自由な発想から生まれたブランドワイン
- 創業者が“料理に合う完璧な一杯”を求めて、食卓でワインをブレンドしたことが原点
- トロピカルな白と、親しみやすくもしっかりとした赤が人気
- ナパやモントレーなどカリフォルニア各地の多彩な個性を融合
パズルのように組み合わされた、おいしい“謎解き”ワイン


コナンドラムは、ケイマス・ヴィンヤーズの創業者であるチャーリー・ワグナー・シニアの着想から生まれた、ユニークなブレンドワインブランドです。設立当初から「ブレンド」というスタイルにこだわり、“ヴァラエタル(単一品種)”ワインが人気を集めていた1980年代末、チャーリー・ワグナー・シニアは、食事に寄り添うブレンドという新たなスタイルに挑戦しました。
現在では、トロピカルな風味と多彩な料理にマッチする「コナンドラム・ホワイト」と、カジュアルさと本格感を兼ね備えた「コナンドラム・レッド」の2本柱で展開され、日々の食卓を彩るワインとして多くのファンに支持されています。
コナンドラムの歴史

チャーリー・ワグナー・シニアは、仕事を終えた日の食卓で、毎日のように複数のワインをグラスに注ぎ分け、料理に合う完璧な一杯を探すようにブレンドを繰り返していました。誰もが単一品種にこだわっていた当時、そのアプローチは斬新で“異端”とも言えるものでした。
この食と向き合う自由な発想が形となり、1989年、コナンドラム・ホワイトが正式にリリース。そして2011年には、赤ワインの新たな選択肢として「コナンドラム・レッド」が加わりました。
現在は、チャーリーの孫にあたるチャーリー・ワグナー・ジュニアが醸造ディレクターとしてブランドを導き、当時の精神をそのままに、さらに進化したブレンドワインの魅力を届け続けています。
また、「コナンドラム(Conundrum)」という名前は英語で“謎”や“パズル”を意味します。まるでパズルを組み合わせるかのように複数の品種をブレンドし、単一品種では表現しきれない豊かな味わいを追求しているのが大きな特徴です。
さらに、ブレンド比率は非公開とされており、飲み手の想像力をかき立てる“謎めいた”遊び心もこのワインの魅力のひとつとなっています。
コナンドラムに使用するブドウについて
コナンドラムの特徴のひとつは、使用されるブドウの多様性にあります。ナパ、モントレー、サンタバーバラ、サンベニート、ソラノ、トゥーレアリ郡といったカリフォルニアの著名産地から知られざる地域まで幅広い畑からブドウを厳選。
それぞれの土地がもつ個性を活かしながら、バランスの取れた味わいを目指したブレンドが行われています。
コナンドラムのワインは2種類だけ
コナンドラムでは、品種や産地にとらわれず、味わいの完成形と複雑さを重視した自由なブレンドが大きな魅力です。1989年の初ヴィンテージ以来、“カリフォルニアらしさ”を大切にしながら、幅広い料理に自然と寄り添うワインを目指しています。


- コナンドラム・ホワイト
トロピカルフルーツ、柑橘、白い花など、華やかでフルーティーな香りが魅力。ほのかな甘味とさっぱりした酸が調和し、タイ料理やベトナム料理といったスパイスの効いたアジアンフードにも好相性。自由なブレンドの楽しさを体現する1本。 - コナンドラム・レッド
ブラックベリーやプラムのような果実味に、バニラやチョコレートのようなニュアンスが重なる、親しみやすい味わい。スパイス感としなやかなタンニンがバランスよく調和し、赤身肉や味わいのしっかりとした料理と好相性。
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