ケイマス・ススーン(Caymus Suisun)は、ナパ郡に隣接するソラノ郡の産地ススーン・ヴァレーに大きな可能性を見出し、ケイマス・ヴィヤーズを手掛けるワグナー・ファミリーが立ち上げたブランドです。
ワイン名のグランド・デュリフの「グランド」は壮大なスタイルを意味し、「デュリフ」とはプティ・シラーのことです。
深いガーネット色。華やかなケイマス・スタイル(甘美な味わいと驚異的な凝縮感を備える)のワインで、フレンチオーク樽や熟れたカシス、なめし革、エスプレッソなどの香りが広がります。口に含むと濃厚で、柔らかいタンニンにチャコールのような香りが奥行きを与えています。アルコール度15.2%。
■ススーン・ヴァレー(Suisun Valley)について
ナパバレーの約10分の1の大きさのススーン・ヴァレーは、サンフランシスコ湾とサンパブロ湾の影響を受け、海洋性気候に非常に良く似た気候です。日中は暖かく、夜は涼しいため、様々ななブドウにとって理想的な条件が揃っています。
ブドウ畑は、標高約20~600mの位置に広がり、土壌は砂岩、頁岩(けつがん)からなる堆積土壌で水はけが良いです。ブドウの根は地中深くに伸び、凝縮感のある良質なブドウを栽培することができます。
この地域の豊かな土壌は、最高品質の「プティ・シラー」の栽培に特に適していますが、ジンファンデルやソーヴィニヨンブランなどの他の品種も栽培されています。多くの人は、ススーン・ヴァレーの土壌が、ここで栽培される果物や野菜、そして生産されるワインに特別な風味の特徴を与えていると信じています。
この地域は、長らく小規模で家族経営のワイナリーがテイスティング・ルームでの販売を中心にしているため、スポットライトを浴びることはありませんでした。歴史的には、ススーン・ヴァレーは、ストーンフルーツとクルミの産地として知られていましたが、最近ではワインの品質が評価されるようになってきています。
■ケイマス・ススーン ( スイサン サスーン )について
ケイマス・ススーンは、ケイマス・ヴィンヤーズを手掛けるワグナー・ファミリー・オブ・ワインのブランドです。ナパの南東に位置するカリフォルニア/ソラノ郡のススーン・ヴァレーに、大きな可能性を見出し、600エーカー(約2.42平方キロメートル)の土地を購入しワイナリーを設立しています。
- Caymus Suisun Grand Durif[2020]
- アメリカ/カリフォルニア/ソラノ/ススーンヴァレー
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- プティシラー
- 750ml