ブルゴーニュBourgogne

南東向きで標高約300m。樹齢40年。定期的にルモンタージュを行いながら1週間低温浸漬。その後、温度管理のもとでアルコール発酵。 発酵後、タンクから出す前に数日間ポスト・マセラシオン。冬の間にマロラクティック発酵を行う。ガメイの果実味を保つため、熟成は10か月。輝きのある深い紫色。果実が前面に広がる魅力的で力強いアロマ。爽やかで甘美な、赤い果実を噛みしめているような美味しさ。

モノポール。繊細なアロマとシルキーなテクスチャが特徴。非常にエレガントでフィネスに富む。約10年の熟成ポテンシャルをもつ。

ペルナン・ヴェルジュレスはアロース・コルトンとサヴィ二―・レ・ボーヌの村の間に位置する。この1級はトップキュヴェのひとつで、リュー・ディのイル・ド・ヴェルジュレスにほど近い。ドメーヌ・ギヨンは0.58ヘクタールの面積を所有する。土壌は粘土石灰質、品種は100％ピノ・ノワール。樹齢は25年。手摘みで小さいケースに収穫し、カーヴで選果を行う。木製のタンクで時間をかけて醸造。ピジャージュと温度管理をする。オーク樽（三分の一は新樽）にて18か月熟成の後瓶詰め。美しいガーネット色に輝き、スグリやフランボワーズの香りがする。エレガントで気品があり、バランスが良くタンニンは繊細な樽の香り。約10年寝かせられる。

アロース・コルトンとサヴィニー・レ・ボーヌの間に位置。カシスのようなフレッシュhなアロマが特徴。繊細なタンニンが支える美しい調和。8-10年の熟成ポテンシャルがある。

ドメーヌ・アントナン・ギヨンのブルゴーニュ・ルージュはコート・ド・ボーヌの3つの村：ペルナン・ヴェルジュレス、サヴィ二―・レ・ボーヌ、アロース・コルトンに分かれている。区画は1、94ヘクタールに渡り広がる。土壌は粘土石灰質、品種は100％ピノ・ノワールで樹齢は30年。手摘みで小さいケースに収穫し、カーヴで選果を行う。発酵は木製のタンクで10日間、ピジャージュを行い、温度管理もしている。オーク樽にて15ヶ月熟成させた後瓶詰め。ルビー色に輝き、ベリー系のフルーツの香り、エレガンスのあふれる典型的なピノ・ノワールタイプのワイン。今飲んでも、5年寝かせてからでも良い。17℃くらいの温度で。

【栗山さん2022VTコメント】冷涼なマランジュのテンションと厚みのある酒質に、南部ボージョレーの「ピエールドレ」と呼ばれる石灰岩土壌由来の華やかさと果実味が加わり、いいとこ取りのブラン。若くして楽しむも良し、寝かせても美味しくなります。（買いぶどう）

【栗山さん2022VTコメント】フュセイの向かいに位置し、石灰土壌で標高470m。植樹1991年。表層土の厚みが50cmしかなく、下は鉄分を含む石灰岩。白い花と白桃を筆頭に白い果実が交わる複雑な香り。ボディーは厚みがありエレガント。長い余韻。（ドメーヌワイン）

ニュイ・サン・ジョルジュの近くにあるMeuilley村にある22ヘクタールの畑。南向きの斜面に植樹されている。非常にエレガントで、余韻は長く、果実味豊かでバランスよく、フィネスがある。

【栗山さん2022VTコメント】ニュイ・サン・ジョルジュ村の北側、ヴォーヌ・ロマネ寄りに位置しており、石灰の礫と石灰土壌の粘土が入り混じるテロワール。豊潤な果実味にシルキーなタンニン。透明感があり、暑いミレジムにあって暑さを感じさせません。若くして飲んで良し、寝かしても良しです。（買いぶどう）

アロー・コルトンの向かい側に位置する畑。モレロチェリーやラズベリーのアロマ。絹のような滑らかなテクスチャで、美しいハーモニーを奏でます。

ジュヴレ・シャンベルタンはコート・ド・ニュイで最も有名な村のひとつである。ドメーヌ・ギヨンではとても日当たりの良い、258ヘクタールを所有する。土壌は粘土石灰質で品種はピノ・ノワール100％。樹齢は35年。手摘みで小さいケースに収穫し、カーヴで選果を行う。木製のタンクで時間をかけて醸造。ピジャージュと温度管理をする。オーク樽（三分の一は新樽）にて18か月熟成の後瓶詰め。美しいガーネット色に輝き、グリオットが香る。全体的に丸みがありバランスも良く、タンニンは繊細な樽の香り。このワインのリッチさは10年は寝かせることも可能。18度くらいの温度で羊のもも肉、鶏肉の赤ワイン煮、ジビエ料理、様々なチーズと合わせて。

マジの脇にある区画。ブラックフルーツの風味が良く出ており、タンニンのストラクチャがジュヴレイのパワフルさを感じさせる。

モノポール。小さな果実やスミレのような繊細なアロマ。シルクのようなテクスチャで、とてもエレガント。10年の熟成ポテンシャルをもつ。