オーボンクリマAu Bon Climat
\バックヴィンテージも続々入荷!/
オーボンクリマの商品一覧はこちらオーボンクリマ早わかりポイント
- 世界的に高い知名度を誇るサンタバーバラの巨匠
- カリフォルニア濃厚ワイン全盛期からブレずに貫く繊細なブルゴーニュスタイル
- ブルゴーニュの神様「アンリ・ジャイエ」に影響を受けたクラシックなピノ&シャルドネ
- ワイン評論家ロバート・パーカーが2年連続『世界のベスト・ワイナリーの一つ』に選出
カリフォルニアを代表するブルゴーニュスタイルのパイオニア
一度見たら忘れない三角形のラベルが特徴の「オー・ボン・クリマ」は、ブルゴーニュスタイルを表現するカリフォルニアを代表するワイナリー。オー・ボン・クリマとはフランス語で「日当たりのよい畑(ワインブドウの栽培に適した気候)」を意味しています。
オー・ボン・クリマを創業したのは、身長190cm、カリフォルニアワインの怪人の異名を持つジム・クレンデネン。その風貌とは裏腹に、オー・ボン・クリマのワインはどこまでも繊細でエレガントなブルゴーニュスタイル。
コンテストや評論家に受けるのではなく、食事を通して楽しめる飲み飽きないワインを造ることが、オー・ボン・クリマのコンセプトです。
ジムが、かつてブルゴーニュの神様と称される「アンリ・ジャイエ」に師事しただけあって、手掛けるワインはバランスが良く一貫した美しい酸が特徴で、アルコール度数も高すぎることなく、濃すぎず幾らでも飲めてしまいます。
飲み手として嬉しいのが、オー・ボン・クリマのワインは長年ほとんど値上がりしていないということ。ワインの知名度とともに価格も上昇していくワインも多い中、オー・ボン・クリマであれば美味しいワインを安心して手に入れられます。
大変残念なことに2021年、創業者ジム・クレンデネンは68歳の若さで急逝。 今後は、イザベルとノックスの姉弟が中心となってオー・ボン・クリマを引き継いでいくそうです。
ジム・クレンデネンとそのお子さんであるイザベル、ノックスに何度もご来店いただいているオンライン・ワッシーズは、『ジム クレンデネン公認』オー・ボン・クリマ・ファンクラブ(A.B.C F.C.)公認のワインショップです。社長ワッシーは、 オーボンクリマファン倶楽部(A.B.C F.C.)関西本部長として、オー・ボン・クリマを応援しています!!
オー・ボン・クリマの歴史
ワインに携わる前のジム・クレンデネンは、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で、法律を専攻する大学生でした。1976年、大学院進学コースを優秀な成績で卒業したジムでしたが、21歳のときに転機が訪れます。
大学の留学制度で訪れたフランスで、ワインに魅了されてしまったのです。ジムは、ブルゴーニュとシャンパーニュにそれぞれ1ヶ月ずつ滞在し、ワイン造りに更に深く関わったことでロースクールに進むことを止め、ワインの道に進む決心をしました。
ジムは、カリフォルニアのザカ・メサ・ワイナリーで、1978年の収穫時から3年の間アシスタント・ワインメーカーを務めました。
1981年には、北半球から南半球へと飛び回り、オーストラリア、カリフォルニア、フランスと1年の間に3回も収穫をディレクションするという常人では考えられない忙しさも経験しました。この経験は、現在も世界中を精力的に飛び回り、ワインを広める活動を行っているジム自身の礎となっています。
そしてついに1982年、ジムはザカ・メサ・ワイナリーの同僚だったアダム・トルマックをパートナーとして、ブルゴーニュ品種に特化した自身のワイナリー『オー・ボン・クリマ』を設立しました。(アダムは1991年、自身のワイナリー『オーハイ・ヴィンヤーズ』に専念するため共同経営を解消しています。)
オー・ボン・クリマでは、濃厚なカリフォルニアワインがもてはやされ、評論家が高得点を連発した時代もブレずにジム自身の理想のワインを造り続けてきました。現在、オー・ボン・クリマは、年間5万ケースを製造する規模にまで成長、カリフォルニアワインを代表する生産者となっています。
ジムは亡くなってしまいましたが、その意思を引き継いだ子どもたちがバトンをつなぎ、今後も素晴らしいワインを造っていくことでしょう。
オー・ボン・クリマに対する世界的な評価
オー・ボン・クリマのワインや、オーナーのジム・クレンデネンに対する世界的評価は留まることを知りません。
2007年には「料理界のアカデミー賞」と言われるジェームズ・ビアード賞にて『アメリカの食と飲料の名士』にも選出されています。
主な受賞歴
- 1989年・1990年連続選出“世界のベスト・ワイナリーの一つ”ロバート・パーカー
- ”1991年世界の50人のモダンクラシックワインの造り手”Oz Clark
- ”ロサンゼルス・タイムス・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー1992”Los Angeles Times
- ”ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー2001” Food & Wine magazine
- ”ワインメーカー・オブ・ザ・ワールド2004”Wein Gourmet(ドイツを代表するワイン雑誌)
- ”アメリカの食と飲料の名士2007”ジェームズ・ビアード賞
オー・ボン・クリマの主なブドウ畑
オー・ボン・クリマのワインに使用するブドウは、名門畑ビエンナシード・ヴィンヤードをはじめ、ル・ボン・クリマ、サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤードなどサンタバーバラ・カウンティの中でも有数の高品質なブドウを生み出す複数の畑から調達しています。
ビエンナシード・ヴィンヤード
オーボクリマにとって主要なブドウ供給元であるビエン・ナシード・ヴィンヤードは、ワインエンスージアスト誌から『カリフォルニアのグラン・クリュ畑』と称される名門畑。サンタ・バーバラ・カウンティの北端に位置し、太平洋から20マイル(約32km)ほど内陸に入った高台に900エーカーのブドウの木が植えられています。ビエン・ナシード・ヴィンヤードのブドウから造るワインには独特のアロマ、スパイス、ミネラル、複雑さ、素晴らしいバランスが備わります。
ランチョ ラ クーナ
ランチョ・ラ・クーナは、ロス・アラモス・ヴァレーにある自社畑。元々は1990年代後半に植えられたもので、現在は20エーカーのブドウ畑です。サンタマリアの冷涼な風とサンタ・イネズ・ヴァレーの温暖な気候が、ぶどうに絶妙な成熟と深みを与えます。ロス・アラモス・ヴァレーは正式なアペラシオンではないため、ワインラベルには「ランチョ・ラ・クーナ」と表記することはできませんが、代わりに「サンタ・バーバラ・カウンティ」と表記しています。
サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤード
ワイン・エンスージアスト誌より『カリフォルニアの重要で象徴的な5つのぶどう畑の1つ』に選出された有名畑。このブドウ園には1971年に初めて植樹され、今でもサンタバーバラ・カウンティで最も古いピノノワールのブドウの樹があります。深くて水はけの良い土壌を覆う、硬くて珪質の角岩や砂利は、ピノノワールやシャルドネにとって完璧な環境。
ル・ボン・クリマ
シスコック川の南側、サンタ・マリア・ヴァレーを挟んでビエン・ナシードから真向かいに位置し、可能な限りブドウにとって最高の栽培条件に整えられ2003年にはオーガニックの認可もおりています。しっかりとした骨格、落ち着いた果実味、どっしりと粘性のあるテクスチャーのワインを生産する特別な畑。2022年、長年悩まされていたコナカイガラムシによるウイルス被害の根絶が困難となり、残念ながら売却されました。
オー・ボン・クリマの主なラインナップ
-
2012年、世界経済フォーラムサミットのヤンググローバルリーダーに選ばれた日系墨絵画家のドリュー・カタオカ女史が墨絵で教会(ミッション)を描いた和風ラベルシリーズ。お食事との相性が良くバランスが取れ、個性が際立つピノノワールとシャルドネがラインナップされています。このワインを探す
-
大の日本びいきであるジム・クレンデネンが特別に厳選した葡萄をブレンドした日本限定品。京都造形芸術大学の教授であり、コンテンポラリー・アーティストの椿昇(ツバキノボル)氏のデザインラベルで、ワインを造る過程で欠かせない酵母から着想した「酵母の精霊」が描かれています。このワインを探す
-
1994年初リリースの愛娘イザベルの名を冠した女性らしい芳醇で滑らかなピノノワール。オー・ボン・クリマが造るすべてのピノノワールから選ばれたベスト・バレルをブレンドしてして造るため、ワイナリー最高峰のワインながらもAVA表記はカリフォルニアとなっています。このワインを探す
-
1997年に誕生した長男ノックスの名を冠したピノノワールは男性らしい凝縮した果実と余韻の長いタンニンが特徴。使用するブドウは、「ル・ボン・クリマ」のBlock2と、カリフォルニアの特級畑と称される「ビエン・ナシード・ヴィンヤード」のBlock11という特別な2区画のみ。このワインを探す
-
2001年、2005年、2016年の3回しか造られていない特別なキュヴェ。梗が木質化したヴィンテージにだけごく少量造られます。通常オー・ボン・クリマでは、師匠アンリ・ジャイエの醸造方法を周到しているため全除梗(梗部分をすべて取り除いて醸造)することが多いのですが、この特別なキュヴェは梗を除かずに造る全房醗酵。オー・ボン・クリマでは珍しい、濃厚で、リッチ、力強いタンニンがあるワインで、若いうちは手ごわい味ながら、長熟が期待されます。このワインを探す
-
1998年初リリースの白ワインで、名前はブルゴーニュ地方の中でも白ワインの銘醸地コルトンシャルルマーニュにもその名を残す、フランク王国シャルルマーニュ大帝の妻『ヒルデガード』に由来。コルトンの白ワインといえばシャルドネですが、かつてはピノ・グリ、アリゴテ、ピノ・ブランの3品種も植えられていたという話にヒントを得て生まれました。さまざまな品種をブレンドすることで複雑味に富んだワインに仕上がっています。『ヒルデガード』が、シャルルマーニュ大帝の白い髭が赤ワインに染まらないよう白ワインを薦めたという逸話も。このワインを探す
-
1996年から造られる『ニュイ・ブランシュ』は、かつて高いパーカーポイントを獲得してもてはやされた樽香たっぷりのカリフォルニア・シャルドネに対するアンチテーゼからとして造り始まりました。オー・ボン・クリマが手掛ける他のシャルドネと比べて、リッチで強いオークの香りながらも、決して重くなく生き生きとしたワイン。このワインを探す
\コチラのワイナリーもおすすめ!/
ジム・クレンデネンの造るプライベートワイン