バス・フィリップ の造る超希少な逸品!! 2020年を最後に前当主フィリップ=ジョーンズは引退しているため、彼の造ったガメイ2019年は超希少アイテム。限定醸造の中でも特に生産数量が少なく、輸入元でも、ここ数年入荷ができなかった入手困難ワインです。
ガメイ品種ならではの赤いベリーやイチゴ・コンポートの芳ばしく豊かな甘い香り、スパイスの新鮮なアロマが鼻に抜けます。タンニンは非常に柔らかく、 適度な酸味のあるフレーバーがあります。味わいは、長くきれいな余韻が続き、野生のストーン・フルーツのニュアンスが口の中を駆け巡ります。
バス・フィリップのガメイは、ブドウ畑で丁寧に房を選別したあとに除梗し、開放型発酵槽に直接運びます。自然発酵は4日以内に開始され、収穫から10~14日の間にワインを抜き、果皮を圧搾します。この時、抜かれたワインは 1週間ほど寝かせたフリーランワインと一緒に静かに混ぜ合わせます。
品種のフルーティーさを引き立て、マロラクティック発酵後、ワインは14ヶ月間樽の中で保管され、その後、澱を取り除き、瓶詰めされます。瓶詰め前の清澄化、濾過は一切していません。
■バス・フィリップ・ワインズについて
「ブルゴーニュの神様」と呼ばれた晩年のアンリ=ジャイエに魅せられ、元々植えてあったカベルネ種やメルロー種を全て抜き、ピノノワールとシャルドネのみに植え替えたほどの究極のこだわりの持ち主、当主フィリップ=ジョーンズ氏。
徹底したその性格はワイン造りにも表れ、手摘み・低収量は当たり前。品質へのこだわりのため、時にはさらに30%ほどのブドウが破棄されます。彼のワイン造りの礎となるのは「自然の力をあるがままに」「素晴らしいワインは素晴らしい畑からできる」という自然派なブドウ作りの哲学です。
ワインは1984年に初めてリリースされ、そこからすぐにバス・フィリップの名が知れ渡ることとなり、40年経たずして一代で世界的なワインへと地位を築きました。
2020年より、ブルゴーニュの雄ジャン・マリー・フーリエ氏がバス・フィリップを買収し、コロナ禍の2021年から渡豪しチーフ・ワインメーカーに就任しました。世界中が、「新生バス・フィリップ」に注目している、話題のワイナリーです。
フィリップ=ジョーンズが手掛けたワインも残り2ヴィンテージのみとなり、今のうちに入手しておきたいワインとなりました。
- Bass Phillip Wines Gamay[2019]
- オーストラリア/ヴィクトリア/ギップスランド
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- ガメイ
- 750ml