オーボンクリマのミッション・ラベルは、墨絵で描かれた教会(ミッション)が印象的な輸入元・中川ワインのオリジナル・ラベルです。お食事との相性が良く、バランスが取れ、そして個性際立つ「カリフォルニア・ファインワイン」です。
■テイスティング・コメント
柑橘系の果実を思わせる心地よい酸と、樽熟成からくる厚みが合わさり、涼しげな余韻を醸し出す、大変飲み口の良いワインです。
■畑について
カリフォルニアのサンタ・バーバラ/サンタ・マリア・ヴァレーにある、ビエン・ナシード・ヴィンヤードのブドウを使用しています。東西に走る丘陵に沿って、海から涼しい風が流れ込む為、秀逸な酸がキープされ、また日中の日照により、十分に熟した果実が育ちます。
■醸造について
フレンチオーク樽で発酵と熟成を行っています。熟成期間は約12か月間。ヴィンテージによっては、新樽を多少使用することもあります。アルコール度数13.5%。
■ラベル・デザインについて
オーボンクリマのミッション・ラベルは、教会(ミッション)が墨絵で描かれた和風のラベル・シリーズ。
ミッション・ラベルのモチーフは 実在する教会で、サンタ・バーバラ郡の「ソルバング」をいうオランダ風の小さな町にあります。墨絵のミッション・ ラベルの雰囲気とは少し違ったパステル・ カラーの愛らしい 小さな教会です。
ラベルの作者は、東京で生まれのドリュー・カタオカ女史。スタンフォード大学を卒業後、アメリカに拠点を置き、墨絵画家、フルート奏者、そして詩人として活躍するマルチな芸術家です。オーボンクリマのジム・クレンデネン氏(故人)と懇意にしていたこともあり、このラベルのデザインを引き受けたそうです。
■オー・ボン・クリマについて
オー・ボン・クリマは、1982年にジム・クレンデネン氏が設立しました。一度見たら忘れない三角形のラベルが特徴的なオー・ボン・クリマは、ブルゴーニュ・スタイルを表現するカリフォルニアを代表するワイナリーです。
オー・ボン・クリマのコンセプトは、コンテストや評論家に受けるのではなく、食事を通して楽しめる飲み飽きないワインを造ること。濃厚なカリフォルニアワインがもてはやされ、評論家が高得点を連発した時代もブレずにジム自身の理想のワインを造り続けてきました。そして、現在、オー・ボン・クリマは、年間数万ケースを製造する規模にまで成長、カリフォルニアワインを代表する生産者となっています。
ジム・クレンデネン氏は亡くなりましたが、その意思を引き継いだ子供たちが、今後も素晴らしいワインを造っていくことでしょう。
- Au Bon Climat Chardonnay Mission Label[2021]
- アメリカ/カリフォルニア/サンタバーバラ/サンタマリアヴァレー
- スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口
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- 750ml