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花やスパイスの深みのあるアロマが優雅に香り、プラムやカシスの鮮やかな果実にはスパイスや鉄分を感じるミネラルが溶けこみ、清涼感のある長い余韻に続く。1988年に植え付けた3種類のクローンのシラーズに少量ずつ4品種をブレンドし、フレンチオーク大樽(500L)とステンレスタンクで14ヶ月間熟成。

極甘口。クルミ、ローストしたアーモンド、オークの香ばしい風味に、干しイチジク、洋梨、リンゴの果実味とシナモン、トフィー、焦がしバターの風味が重なり、濃厚なコクがある。小さな古樽で最長40年（平均15年以上）熟成させた酒精強化ワインに2年ごとに少量のグルナッシュと場合によりシラーズの酒精強化ワインを足す。熟成した独特なまろやかな甘みがある。

20世紀初頭にレノー家により設立されたドメーヌ。2007年にはランシュ バージュを所有するカーズ家が取得し、前所有者の時代から手腕を発揮したベルナール トランシュコスト氏を筆頭に運営されています。黒ブドウの畑は22ha。コンクリートタンクで発酵、醸しを行い、15ヶ月間の樽と大樽で熟成。深紫の色調で黒味を帯びている。ブラックチェリーや上質な樽の香りが主体で微かにスパイスのアロマも感じられます。粘性が高く奥深い果実味と緻密なタンニンが特徴的です
アルコール度数：15.0％

深みのあるルビー色。熟したチェリーやブラックベリーのアロマ。爽やかなプロヴァンスのハーブのニュアンス。南仏らしからぬタイトなボディで緊張感があり、ストラクチャーもしっかり。これも北斜面と石灰質のテロワールによるものだろう。複雑にして精妙なフレーバー。20年、30年の長期熟成もなんら問題ない。

南仏ラングドック・ルーションエリアのトップランナー ベルトラン。自社所有畑からのプレミアムワイン造りに加えネゴシアンとしての面も持ち合わせ、現在では世界160カ国以上に輸出して名声を得ています。個々のAOPを描くテロワールシリーズの鏡像ともいえるコンセプトで作られ、AOPを超えた様々な産地のブドウをブレンド。品種はその個性を最大限に引き出すため各品種毎に丁寧に醸造を行いブレンド。深みのあるルビーレッドの色が特徴的です。力強さとエレガントさを兼ね備え、南仏の暖かさ、滑らかで丸みのあるタンニン、複雑さなどが融合した一本です。
アルコール度数：15.0％未満

フルーティーで力強さと飲んですぐ心地の良いワイン。ヴィンテージにも依るが、少なくとも6年は寝かせられるポテンシャルを持つ。飲んで楽しいワインであり、どんな状況でも幸せを分かち合えるワイン。【食事との相性】ベーコンのグリル、地中海風の魚料理、豚の頬肉のカタルーニャ風。