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14世紀から続く家系で18世紀にワイン造りに専念し、1887年からカバの生産を開始。現在はすべてオーガニック栽培を行い、カバの中でも高品質なワインができる産地コルピナットの発展に尽力しています。先祖の名前を冠した良年にのみ造られるスペシャルキュヴェ。栽培はすべてオーガニックで手摘み収穫を実施。所有畑の涼しい区画を厳選。ステンレスタンクで発酵、瓶内で48ヶ月以上熟成。複雑でエレガント、スパイシーさも感じる香り。ドザージュ約3g/lで非常にドライな味わいながら、長期熟成による滑らかな口あたり。
アルコール度数：11.5％

カオール市の南西、コース(フランス南西部の高台地形)に位置するトレプー ラシエル村にある家族経営ドメーヌ。2006年より現当主ファビアン ジューヴ(5代目)が引き継ぎ、ドメーヌを興しました。シュナン ブラン100％。800Lのアンフォラで果房と共に1年発酵、熟成して造られたオレンジワイン。果実味と適度な酸、旨味のある苦みのバランスが良く、凝縮した力強さと深みのある長い余韻。オレンジワインとしては驚くほど洗練された味わい。
アルコール度数：12.5％

オベール ド ヴィレーヌの妹夫婦が1971年に設立したドメーヌ。現当主は長男のシリル ド ブノワ。(次男ピエールはブーズロンのドメーヌ ド ヴィレーヌを運営。)生産量の約90％が輸出されています。｢プラント フロワード｣区画から造られるキュヴェ。手摘み収穫。長く、ゆっくりと圧搾を行うことで厚み、アロマ、果実味を最大限に引き出しています。ステンレスタンクと樽で発酵、熟成させます。白い花や柑橘果実にハーブのニュアンスの繊細な香り。いきいきとした果実とエレガントな酸、ほのかな塩味が調和。繊細ながら骨格があるエレガントなワイン。
アルコール度数：13.0％

｢シャトータルボの白い小石｣という名の白ワイン。新鮮で華やかな風味には定評があり、メドックで最良の白ワインのひとつです。熟した白桃、アーモンドに菓子のような甘い香り。しっかりとしたボリュームがありつつ、口当たりはとても爽やか。わずかに後味には苦みがあります。
アルコール度数：13.5％

19世紀に動物画家であったスコットランド出身のジョン ルーイス ブラウンが所有者になった事で歴史は幕を開けました。上質な白ワインを生み出すに十分な、粘土質石灰の冷涼テロワール区画を1.8ha所有しています。柑橘系や熟したメロンの香りが豊かで、樽香とのバランスがとれた飲み応えのある1本です。
アルコール度数：14.5％

カップドムールラン家が4世紀近くにわたり所有しているシャトー。手摘み収穫、ステンレスタンクで醸造、MLFも新樽で実施。熟成はフレンチオーク（新樽50％）で15-18ヶ月間。ブラックベリーやカシス、スモーキーさに加えてなめし革のような香り。なめらかな口当たりと豊かなブーケを持つ、サン・テミリオンの特長がよく表れたワイン。
アルコール度数：14.0％

ソーテルヌ地区バルサック村のプルミエ グランクリュ クラッセ。収穫は9月26日から11月8日までの間の26日間かけて行われました。収穫したブドウを選果後樽で発酵、熟成は新樽で18ヶ月行います。優雅で上品な甘味を持ち味とするバルサックの典型的な貴腐ワインで、貴腐ならではの凝縮された果実の甘味と、ほどよい樽香とのバランスも絶妙です。
アルコール度数：13.5％

メドック格付け3級シャトー ジスクールのセカンドワイン。樹齢の若い(3－10年)樹から生産。100％樽(新樽33％)で熟成(12ヶ月)。マルゴーの穏やかな気候に恵まれながら育ったブドウから造った繊細なタンニンと洗練されたエレガンスを持つワインです。
アルコール度数：13.0％

格付け4級デュアール ミロン ロートシルトのセカンドラベルで1986年から生産開始。ムーランとはかつてカリュアドの丘にあった風車に由来。ラフィットグループ前会長エリック男爵が自宅で飲むお気に入りのワイン。例年カベルネ ソーヴィニヨンCS55-60％、メルロ40-45％をブレンドし2年樽で10ヶ月間の熟成を行います。果実の香りにキャラメルを思わせるニュアンス、アタックはしっかりとありながら、繊細でシルキー。口当たりも柔らかく、バランスの良い味わいで、心地良い余韻が長く続きます。
アルコール度数：13.0％

メドック格付け5級。1942年よりキエ家が所有。28haを所有し、深さ6mには砂利と痩せた土壌が混ざり合い、表土には粘土質が広がっています。CS50％、ME38％、CF12％を栽培しています。3週間発酵後は、12-18ヶ月熟成させます。新樽20％。深みのある紫色に熟したフルーツ、チェリー、プルーン、ラズベリーなど繊細でフルーティーな香りが感じられ、みずみずしい余韻が口のなかでしなやかに溶け込みます。
アルコール度数：13.0％

高名な醸造家オベール ド ヴィレーヌが1971年に自身のドメーヌとして始めました。1986年からビオロジック栽培に取り組み、1997年に認証を得ています。ブーズロンの小さな谷の斜面にある南向きの7つの区画のヴィエイユ ヴィーニュをブレンドして造られます。口当たりに滑らかさとフローラルを感じ、密度のある力強さを感じます。とても魅力的で、テロワール由来のミネラルを思わせる風味とほどよい樽香とのバランスも良くとれています。
アルコール度数：13.0％

高名な醸造家オベール ド ヴィレーヌが1971年に自身のドメーヌとして始めました。1986年からビオロジック栽培に取り組み、1997年に認証を得ています。香り豊かな｢アリゴテ ドレ(黄金のアリゴテ)｣から造られます。若い間はしっかりしたミネラル思わせる風味を特徴としますが、5-7年程度熟成させると、フィネスと優雅な風味を持ったワインへと成長します。優しく心地良いアロマティックな香り、アリゴテ特有の清々しい酸味、ブルゴーニュ南部ならではのまろやかな口当りが絶妙に調和しています。
アルコール度数：12.5％

創業1731年。コート ドール中心に約130haの畑を所有する最大級のドメーヌ。2005年からグラヴィティフローの最新の醸造施設でワイン造りを行う。2015年環境に配慮した農法レベル3の認証取得。13kgの小型の収穫かごを使用。区画ごとのタイミングで収穫後、1時間以内にカーヴに到着し、選果の徹底を行う。5年使用のフレンチオークで14ヶ月(新樽25％)熟成｢土のニュアンス｣が豊かで、香りにも味わいにもこの要素を感じます。ブルゴーニュ通の興味をそそる味わいで、長期熟成も可能。
アルコール度数：14.0％

ドメーヌ セギノ ボルデはシャブリ北部のマリニー村を拠点とする家族経営のドメーヌで400年以上の歴史を誇る家系です。フルショームの中でも小石が多く、水はけがよい｢ロム モール｣の区画から造られており、特に石灰由来のミネラルを思わせる味わいが特徴的。旨味を引出す横型タンクによるシュール リー約9ヶ月熟成。モモなどの熟れた果実や種の厚みのある香りにミネラルを思わせる風味がバランス良く、複雑さと深みのあるリッチな味わいです。
アルコール度数：13.0％

石灰質土壌の畑から選りすぐりの葡萄を収穫。ミネラル感に溢れるがアグレッシヴさはなく滑らか。バランスが良く余韻も素晴らしい。熟成ポテンシャルは5～7年。

ムルソーとヴォルネイの丘向こうに位置するモンテリー。４つのクリマが混ぜられているが、その一つ、レ・クルーは2006年に1級昇格を果たしている。気候的に涼しいため、赤い果実の香りがフレッシュに香り、ピュアな酸味をもつミディアムボディの赤ワイン。

レ・コエール は、アペラシオンで最も面積の広い区画のひとつ。メゾン・ド・モンティーユが醸造する区画は、区画の最上部に位置しており、平均樹齢25年のブドウ樹はビオロジック農法で栽培されている。このモンタニー・プルミエ・クリュは、そのポテンシャルをフルに発揮するには時間が必要。発酵にも時間がかかり、結果としてワインの熟成期間も平均15か月と長くなる。

シャトーの前に広がる、石垣に囲まれた畑。比較的表土が深いものの、粘土というよりはシルト（粘土と砂の中間の粒子）のため水はけはよい。生育が早めで果実味の高いブルゴーニュ・ブランとなる。グレープフルーツや洋梨の華やかな果実香。柔らかく、穏やかな口当たり。

エッジは紫がかった深みのあるルビー。香りは煮詰めたプラムやダークチェリー、スミレ、それに香ばしい焙煎香。口に含むと肉感的でボリュームがあり、滑らかなテクスチャー。ブラックペッパーを思わせるスパイシーなアフターテイスト。