プラクシスは、若いうちから美味しく飲める、ムーリラの入門ワイン。
ワイン名にあるPRAXIS(プラクシス)は、練習や実習などの意味があります。ムーリラの数あるワインの中でも、「まずは、このレンジから。」というメッセージが込められています。
■生産者のコメント
このワインはバランスが取れており、果実味が主体で、トロピカルフルーツ、柑橘類を思わせる香り。口に含むとストーンフルーツ(核果)とハーブの要素が感じられます。爽やかな酸味と素晴らしい口当たりは、人々を魅了する味わいとなっています。
■栽培・醸造について
2022年は、これまでで最高の果実味の一つと言える品質だったため、異なる酸味と風味の特徴を得るために収穫時期をずらしています。また、フレッシュさと活力を保つために主にステンレス・タンクで発酵を行っています。
■ムーリラについて
オーストラリア/タスマニア島にあるムーリラのオーナーは、プロのギャンブラーであり、ポーカーで稼ぎに稼ぎ、巨万の富を手に入れた大富豪デイビット・ウォルシュ氏です。自閉症だったデイビット・ウォルシュ氏は特異な記憶力を持ち、トム・クルーズとダスティン・ホフマンの主演する映画「レイン・マン」さながらに、出されたカードを全て記憶し、頭の中で勝率を導き出し、大勝ちを続けるという信じられない逸話を持っています。
また、アートに興味を持ち、オーストラリア/タスマニア島に住み、美術館「Museum of Old and New Art」(通称MONA)を所有しています。「Cult&Sex」をテーマとした、この美術館は、今もっともクールな場所と言われているそうです。ワインのラベルにもアート性があり、クールなものが多いのは、この美術館に由来しています。
1995年に、デビッド・ウォルシュ氏は、ムーリラを購入し再建します。2007年には、ジェームズ・ハリデイから紹介されたカナダ出身の醸造家コナー・ヴァン・デル・リースト氏を説得して、ムーリラの舵取りを任せることにします。コナー氏のワイン造は、新世界の果実味と旧世界の複雑さを合せ持つワインに加え、ムーリラのテロワールを表現するように仕上げられています。
- Moorilla PRAXIS Sauvignon Blanc[2022]
- オーストラリア/タスマニア/テイマーヴァレー
- スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口
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- 750ml