他の画像を見る 白ワイン 日本人醸造家・中村倫久氏がカリフォルニアで造る ノリア ソーヴィニヨンブラン ベヴィル ファミリー ヴィンヤード [2023] 日本人醸造家・中村倫久氏がカリフォルニアで造るソーヴィニヨン・ブラン!大吟醸をモデルにした、エレガントな果実味、やわらかな酸、なめらかな口当たりが特徴の白ワイン。軽快さの中に奥行きがあり、力強い余韻と、時間の経過とともに変化する表情をお楽しみいただけます。■生産者のコメントこのソーヴィニヨン・ブランは、草の青みを強調したスタイルではなく、日本酒の大吟醸を思わせるような洗練された味わいを目指しています。鋭い酸味ではなく、柑橘類やオレンジ系、さらにトロピカルフルーツの要素も加えつつ、それらが過剰にならないよう抑えたバランスを重視しています。そして、軽やかさと奥行きを両立させるために選んだ畑が、ロシアン・リヴァー・ヴァレーの単一畑「ベヴィル・ファミリー・ヴィンヤード」です。■テイスティング・コメントグレープフルーツやライム、洋梨に加えて、ライチやオレンジピール、エストラゴン、レモングラス、ピスタチオといった、さまざまなニュアンスが感じられます。グラスから立ち上る爽やかな柑橘の香りが弾けるように広がり、心地よい余韻が長く続きます。酸はフレッシュでありながらも、柔らかく、繊細でなめらかな口当たりも魅力です。生き生きとした表情と上品さをあわせ持つ、印象に残る1本です。■ヴィンテージについて2023年は、際立って素晴らしいヴィンテージとなりました。萌芽は例年より4週間以上遅れて始まり、シーズンを通して冷涼かつ乾燥した気候が続きました。そのため、ブドウはフレッシュな果実味と生き生きとした酸を保ちながら、ゆっくりと着実に成熟していきました。収穫期にも極端な高温や降雨はなく、全体として例年より4?6週間遅れたものの、理想的な熟度に達したタイミングで収穫を行うことができました。■栽培についてこのワインには、カリフォルニア/ソノマのロシアン・リヴァー・ヴァレー東部、サンタ・ローザ中心部にほど近いベヴィル・ファミリー・ヴィンヤード産のソーヴィニヨン・ブランを97%、そしてカーネロスにあるラーソン・ファミリー・ワイナリー産のゲヴュルツトラミネールを3%使用しています。ソーヴィニヨン・ブランが育つベヴィル・ファミリー・ヴィンヤードは、1990年に開墾された6.9ヘクタールの畑です。太平洋から吹き込む冷涼な風の影響で、夜間の気温が下がりやすく、ブドウの健全な生育を助けます。この畑は、ソーヴィニヨン・ブランの栽培に適した粘土質の土壌を有し、ブドウの根は地中深くまでしっかりと伸びています。土壌の力によって、ワインには深みと豊かな味わいが生まれます。ソーヴィニヨン・ブランのクローンはクローン1。■醸造について収穫されたブドウは全房のままプレスされ、得られた上質なジュースは、ステンレスタンク50%と数年使いの樽50%に分けて低温発酵。それぞれ別々に発酵させた後にブレンドされ、10か月間の熟成を経てボトリングされます。アルコール度13.7%。■ノリア ( ナカムラ セラーズ )についてノリアのオーナー・ワインメーカーは中村倫久氏。日本でホテルに就職し、ソムリエ資格取得を経て、サンフランシスコのホテル日航に赴任し、現地でカリフォルニアワインの魅力にとりつかれて、醸造家を目指すこととなります。UCデービス校で学ぶ傍らナパのワイナリーで働き、卒業後はナパ・ワイン・カンパニーでハイジ・バレットなどの高名な醸造家の姿勢や技術に触れて経験を積み、いくつかのワイナリーでアシスタントワインメーカー、ワインメーカーとして働き、そして、2010年に自身のワイン「ノリア」をリリースしました。ノリアは日本料理の繊細な味わいに調和するワインがコンセプト。「繊細という日本語は、ニュアンスがあり洗練されていて、捉えがたいディテールに満ちていることを表しています。そんな感覚を反映させたワインを目指しています。」と中村氏が語っています。2023年7月には、サンフランシスコ湾東岸の都市バークレーにあるギルマン・ディストリクトと呼ばれるエリアに、都市型ワイナリーをオープンし、今後の活躍がますます期待されます。 Noria Sauvignon Blanc Bevill Family Vineyard[2023] アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ロシアンリヴァーヴァレー スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口 ソーヴィニヨンブラン97%、ゲヴェルツトラミネール3% 750ml 通常価格 ¥ 5,940 のところ 販売価格 ¥ 4,859 税込 カートに入れる お気に入りに登録する (0)