フランス/ボルドーの右岸(ライト・バンク)のワインから影響を受け造られた、メルロー主体の赤ワインです!
■生産者のコメント
マテッラのメルロー主体のブレンドは、ボルドーの名品に着想を得ており、ナパの川沿いに位置する畑の特性を活かして造られています。
グラスに注ぐと、色合いは濃いルビー。香りには赤系果実が立ち上り、これから広がる凝縮感のある味わいを予感させます。口に含むと、ブラックチェリーや完熟プラム、紅茶のニュアンスが広がり、スパイシーなオークやバニラの風味が重なります。
口当たりは非常に豊かで力強く、タンニンはやわらかくシルキー。余韻ではカベルネ・フランの個性が際立ち、ブルーベリーの風味とともに、長く力強い余韻をもたらします。リリース直後から楽しめますが、ヴィンテージから、10~15年の熟成によって、さらに洗練されていくでしょう。
■栽培について
カリフォルニア/ナパヴァレーのオーク・ノール ディストリクト オブ ナパ・ヴァレー地区にある畑のブドウが使われています。
■醸造について
フレンチオーク樽(新樽51%)で18か月間、熟成しています。アルコール度15.5%。
■マテッラ (キューナット ファミリー ヴィンヤーズ)について
マテッラは、2007年にオーナー/ブライアン・キューナットと彼の家族により、ナパ・ヴァレー/オーク・ノールにて設立されました。ラテン語訳で「母なる大地」を意味するワイナリー名の通り、恵まれたナパのテロワールを反映したブドウ栽培とワイン造りに取り組んでおり、2018年より才能溢れる若き女性醸造家/チェルシー・バレット(母は、カリフォルニアを代表する醸造家ハイジ・バレット)を招聘し、近年更なる注目を集めている新進気鋭のワイナリーです。
現在、マテッラの指揮を執るのは、ブライアンの娘婿であり、ナパの老舗ワイナリー/ハイツ・セラー創業家出身のハリー・ハイツ。まさに将来のナパを担う新世代がタッグを組み、飽くなき探求心をもって上質なブドウ栽培・ワイン造りへと情熱を注いでいます。
オーク・ノール地区にある自社畑は1890年代よりブドウ栽培が続く伝統ある区画で、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴィオニエ、メルロー、マルベック、シラー等が栽培されています。現在ではオーク・ノール地区を中心に100エーカー(約40ha)を超える自社畑を所有していますが、一部ナパ・ヴァレー北部にも長期契約畑を持ち、安定的かつ高品質なブドウ栽培・調達を行っています。
ワイナリーでは最新醸造設備への投資は然ることながら、持続可能な環境づくりにも尽力しており、2017年にはNapa Green Wineryの認定を受け、2022年からは100%再生可能エネルギーによるワイナリー運営も始まっています。
- Materra (Cunat Family Vineyards) Right Bank Oak Knoll District of Napa Valley[2021]
- アメリカ/カリフォルニア/ナパ/ナパヴァレー/オークノールディストリクトオブナパヴァレー
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- メルロー91%、カベルネフラン7%、カベルネソーヴィニヨン2%
- 750ml