ゴースト ブロックGhost Block
ワインのパイオニアたちの墓に
敬意を表して名づけられた幻の逸品
なだらかな小さい丘に位置するゴースト・ブロック・ヴィンヤードはナパの中心地であるヨントヴィルの北端にある小さな墓地で150年前から眠りにつくナパのパイオニアと称されるワインメーカー達に敬意を表してつけられた名前です。
オーナーのアンドリュー・ホクシー氏の祖父母、創業者のアンドリュー&ベーブ・ペリッサは1902 年に移民としてサンフランシスコに着いてすぐにカリストガに土地を入手し、以後一族は100年以上もナパでブドウ栽培を手掛けています。オーガニック認証を受けるナパ・ヴァレーのブドウ栽培者の中で一族は最大の作付面積を誇ります。
オーナーのアンドリュー・ホクシーはカリフォルニア州ワイン用ブドウ栽培者組合からグローワー・オブ・ジ・イヤー2019の名誉ある称号を授与されました。
ゴースト・ブロックのあるオークヴィルといえば、カベルネ発祥の地と呼ばれ、カベルネ・ソーヴィニヨンにおいて特に素晴らしい個性が出るといわれていますが、それもそのはず、このワイナリーの周辺はハーラン・エステイト、ロバート・モンダヴィのトカロン、オーパス・ワンなど超有名なワイナリーがひしめき合っているのです。
有名なワインメーカー達に切望された同畑と周辺の畑のブドウはナパの名だたるカルト・ワインを作るには不可欠でした。2006年にアンドリュー・ホクシー氏は自らのブランドであるゴースト・ブロックのたち上げを発表しました。
2008年発表のサンフランシスコ・クロニクル紙でカルト・ワイン10選にゴースト ブロックのカベルネ・ソーヴィニヨンが選ばれました。
周辺の超有名ワイナリーとは対称に、ゴースト・ブロックは、小規模ワイナリーだからこそできる丁寧な作りが自慢です。
ゴーストブロックの畑について
ゴースト・ブロックのワインはヨントヴィルとオークヴィルのオーガニックの認証をうけた自社畑でとれたブドウの中でも最良の果実のみを使うため、生産量が非常に限られています。買いブドウは一切使っていません。
ゴースト・ブロックのカベルネ・ソーヴィニヨンは主にオークヴィルにあるロック・ケイム・ヴィンヤード(小石の多いローム層土壌)のブドウから造られます。水はけがよく、特にカベルネの優れた個性が出ると言われ、周辺には、ハーラン・エステート、ロバート・モンダヴィ、オーパス・ワンなど超有名ワイナリーがひしめき合っています。
シングル・ヴィンヤードのワインに使われるゴースト・ブロック・ヴィンヤードとソーヴィニヨン・ブランのモーガン・リー・ヴィンヤードは同じくヨントヴィルにあり、アトラス・ピークの麓近くに位置し、ペリッサ・ヴィンヤードはオークヴィル・クロスロードにあるワイナリーのすぐ後ろにあります。