ロバート モンダヴィRobert Mondavi
偉大なカリフォルニアワインの父 ロバート・モンダヴィ
ロバート・モンダヴィ氏(1913年~2008年)は、「カリフォルニアワインの父」と呼ばれ、カリフォルニアワインの品質を革新し、世界中の偉大なワインと肩を並べるワインを造り出した人物です。
1966年、「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」に創業しました。彼が目指すゴールは、ヨーロッパの伝統と技術をアメリカの最新テクノロジー、経営・マーケティングの専門知識と組み合わせることでした。1960年代末、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーでは低温発酵、ステンレスタンクやフランス産オーク小樽を試み、カリフォルニアに多くのワイン醸造技術を導入しました。
またロバートの公私にわたるパートナーであるマーグリット・モンダヴィの発案で、ワイナリーでジャズやクラシック音楽のコンサートや美術品の展示会を開催したり、フランスの一流シェフを招いて料理教室を開くなど、さまざまな形で「ワインは食事と芸術を祝福し、ワインは素晴らしき人生の一部である」というモンダヴィ家の伝統を伝えていきました。
1978年にはローダイのウッドブリッジ・ワイナリーの運営を開始し、大規模なワイナリーながら伝統的な手法で高品質のワインを生み出すことに成功しました。さらに1979年には初のジョイントベンチャーとして、フランスのボルドーでシャトー・ムートン・ロートシルトを所有するバロン・フィリップ・ロートシルトと共同経営のワイナリーを創設し、「オーパス・ワン」をリリースしました。
「文化や伝統の違いを取り入れ、ボルドーとカリフォルニアから最高の人材と技術を使って独自のスタイル、特色、格式を持つワインを造る」という構想を見事に結実させました。
2001年、ト・カロン・プロジェクトでは、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーの改修し、伝統的なフレンチ・オーク製の発酵タンクに、重力を利用したグラヴィティ・フローを導入、贅沢なウルトラプレミアムワインの生産が可能になりました。 これ以前に10年間をかけて行われた大がかりなぶどう畑への投資努力に続き、そこで生まれる最高級のぶどうに対応できる最高品質のワイン生産が実現しました。
2004年にモンダヴィ・ブランドがコンステレーション社の傘下に入り、現在のオーナーは変わっていますが、現在も、世界中で高い人気を誇るワインです。
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