アオユンAo Yun
シャングリラで造る唯一無二のラグジュアリーワイン
アオユンがあるのは、中国、雲南省の北西端、徳欽(デチェン)県。伝説の理想郷シャングリ・ラがあるという場所のすぐ近く、ヒマラヤ山脈の山裾に抱かれたこの秘境の地に、隠れた楽園がひっそりと息づいています。
アオユンは「雲上の飛翔」または「雲上の散策」を意味しています。アオユンを手掛けるのはLVMHグループ(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)。「全く新しいワイナリーを創造したい。」ワイン醸造家なら誰もが思い描くこの壮大な夢からこのプロジェクトは始まりました。
アオユンのワイナリーについて
ワイナリーに最適の地を見つけるため、何年にもわたる調査を経て、ようやく発見した理想の地はヒマラヤ山脈の麓、標高2,200~2,700メートルに位置する雲南省北部でした。ユネスコ世界遺産にも指定されているこの土地は、息をのむほどの素晴らしい景色を持つだけでなく、その気候もまた理想郷と言えるに値します。
フランス・ボルドー地方に似た気候で、通年の日差しは強いのですが、日照時間は短く、収穫期は非常に乾燥している為カビの心配はありません。また冬も温暖であることから、寒さを避けるためにブドウを土に埋める必要もありません。このワインを造るために理想的で夢のようなテロワールからAo Yun(アオ ユン)は生まれます。
世界のワイン生産地の中でも標高の最も高い畑の一つであるこの地でのワイン作りは決して簡単と言えるものではありません。トラクターも、温度管理できる醗酵槽もない非常に困難な状況下で、ブドウ畑における全ての作業を手作業でおこなっています。
「どうしたらこの地で世界に通用するワインを生み出すことができるのか。」この思いが、舗装された道も電気もない土地でのワイン作りを実現のものとしたのです。
アオユンのぶどう畑について
アオユンのブドウ畑が広がるのは、霊峰「梅里雪山(メイリー・シュエシャン)」のふもと、標高2,200~2,600 メートルの高地に点在する Adong 、 Xidang 、 Sinong、Shuoriの村々。この驚くべき環境が 、 類まれなテロワールの魅力を最高の形で表現するカベルネ・ソーヴィニヨンを育みました。
この土地でのワイン作りに関する全ての工程は手作業で行われ、オーガニックであることを貫いています。