ボルドー　赤ワインBordeaux / Red

元数学者、今は醸造家という異色の経歴を持つ醸造家のピエール ラフォン氏。「最高のワインは最高のブドウから」を哲学に、凝縮した果実味と骨格が調和したワイン造りを行っています。

土壌：粘土質、砂利質

ステンレスタンク 12カ月フレンチオーク樽熟成（225Ｌ、新樽比率33％）

メドックの銘醸地リストラックに位置しクリュ ブルジョワ級の中でも常に高い評価を得ているワイン。明るい果実と高級感のある酸が美しい味わいです。

土壌：粘土石灰、砂利

ステンレスタンク オーク樽熟成12カ月（新樽60％）

ポムロールの銘醸、ヴュー シャトー セルタンのセカンド。現在はル パンの醸造も手がけるアレクサンドル＆ギヨーム ティエンポン氏が、このシャトーを取り仕切っています。

オーク樽 オーク樽18カ月（新樽比率50％）

ポムロールでは西端に近い位置にあるシャトー。果実味に富んだしなやかなスタイルですが、１９８０年代からはやや濃厚なワインをつくりつつあります。

ポムロールでは唯一の大型シャトーで、「毎年品質が安定した、信頼できるシャトー」と評価されています。若いうちから楽しめるワインですが、１０－１２年は熟成する力も持っています。

第１級格付けの「ＣＨマルゴー」のセカンド銘柄。マルゴー独特のエレガントさ、熟したカシスのような豊潤で深みのある味わいはセカンドとはいえ健在です。

土壌：ガロンヌ砂利質

熟成：オーク樽にて20カ月（225Ｌ 新樽比率30％）

マルタン家所有のシャトー。「クリュ クラッセに格付けされるべき」と評価され続けています。丸みとコクを兼ね備えた素晴らしいワインで、スパイシーなブーケも特徴的。

サン ジュリアンの偉大なシャトー、レオヴィル ラス カーズが隣接する区画から造る人気ワイン、クロ デュ マルキのセカンドラベル。

味わいは“サン ジュリアンの典型”とされながら、年間５０００函しか造られない希少性のあるワイン。

近年特に評価を上げているポイヤック格付５級シャトー。完熟した果実を想わせる豊かな香りとコク、エレガントでスケールの大きい典型的なポイヤックワインといえます。

ポイヤックとサン テステフ村の境界にあり「ＣＨ.ラフィット ロートシルト」に隣接しているブドウ園。カベルネ ソーヴィニヨン種の比率が高く、タンニンと力強さが魅力。

第１級格付けの「ムートン」と「ラフィット」に隣接する約３０ｈａのブドウ園。カベルネ ソーヴィニヨン種の比率が高く、重厚で深いコクが楽しめます。

サン ローラン村に位置するメドック第５級格付けシャトー、カマンサックがつくるセカンドワイン。７０年代より現当主フォルネール家が改修を行い、品質はめざましく向上している。

ポイヤック格付２級の銘醸シャトー。カベルネ ソーヴィニヨン種の比率が高いにもかかわらず、ワインは驚くほどしなやかで果実味に富んだ味わいを特徴としています。

メドックでも一際美しい第３級格付シャトー ディッサンのセカンド。コクのあるしっかりした果実とタンニンの味わいがバランス良くまとまったワインで、現地でも人気を高めています。

オーク樽熟成（新樽比率35％）

ル パンやパヴィ マカンのオーナーであるティエンポン家が醸造を行うシャトー。果実やスパイスのアロマ、ジューシーながら凝縮度の高い本格的なボルドーワインです。

土壌：粘土石灰質

ＭＬＦ醗酵：30％をオーク樽にて 30％をフレンチオーク樽（225Ｌ）、残りをステンレスタンクにて10カ月熟成

マルゴー村に位置するメドック グラン クリュ クラッセ３級に格付けされているシャトー。１９９２年より名門メルロー家のクレア リュルトン女史がオーナーを務めています。

熟成：18カ月オーク樽熟成（新樽比率：35％）

シャトー マルゴーに帰属しており知名度も低かったが、リュルトン家が所有して、品質も知名度も上がってきました。正統派マルゴースタイルを尊重した、エレガントなスタイル。

土壌：砂利質、粘土質

コンクリートタンク、オーク樽 オーク樽18カ月（新樽比率60％）、1/3テラコッタ熟成

銘醸ル パンのティエンポン家がフラン コート ド ボルドーの地に造った素晴らしいワイン。１９８３年のファースト ヴィンテージより評論家に絶賛されている人気シャトーです。

土壌：石灰質粘土、マール

ステンレスタンク、コンクリートタンク オーク樽熟成12－16カ月（新樽33％残り1年使用樽）

専門家達のブラインド コンテストにて最後までペトリュスと張り合い、世間を騒がせたワイン。海外での豊富な経験も持つカリーユ氏が一族のシャトーを大きく向上させています。

土壌：粘土石灰質

セメントタンク（天然酵母） オーク樽熟成 28カ月（225Ｌ、新樽比率50％）、ステンレスタンク